Last class of DesignBuildBLUFF Design Session: My review
8月終わりから4ヶ月間、週二回で行っていたDesignBuildBLUFFのデザインクラスが昨日終了しました。
始めは、比較的おとなしかった学生達でしたが、最近は少し大声で議論をかわす程にチームらしさも見え始め、1月からの施工が楽しみになってくるメンバーへと変わって来た様に思います。指導者側の自分を振り返ると、語学不足を懸念していましたが、それよりも自分の知識不足、学生への提案の為の知識のバリエーション不足を感じました。特に、今回取り組もうとしている「エコ住宅」という点では、雨水利用の際、太陽光パネルの設置の際に何を気をつければ良いのか、夏の熱さと、冬の寒さをどう考慮してデザインに活かすか、どれぐらいの機械室が必要なのか、分からない事ばかりでした。これからの設計では、地球上どこに居てもPassive energy houseの知識は必須なので、1月からの施工では自分の知識もしっかり増やしていこうと思います。
今回行ったデザインクラスの概要(DesignBuildBLUFF Syllabus 2011 by Atsushi & Hiroko)
1 Lecture Session
DesignBuildBLUFFとはこれまでどんなものを作ってきたかについて主に写真のスライドを使って授業形式で行いました。 (規模、コスト、構造、ディティール、サステイナブルなどについて)、セッションの最後には現地調査とクライアントインタビューを行いました。
2 SD(Schematic Design)/DD(Design Development) Session
学生に自分のやりたい事に優先順位をつけてもらい、各生徒が自分のデザインを堀り下げていきました。インディアン居留地を見学したためか、彼らの文化に起因するデザインを行う生徒が目立ちました。また彼らのデザインはどうしても広く、広く、設計されがちで小さくコンパクトにまとめるという作業が苦手の様に感じました。スタッフにて3つの主なデザインを抽出し、学生同士の話し合いで案を一つにまとめ、クライアントにプレゼンテーションを行いました。
3 CD(Construction Document) Session
Sustainable Design専門の教授、企業の方にレクチャーをしてもらい、専門的な指摘をもらったり、過去の資料をもとに施工図面の作成に取り組んでもらいました。学生は屋根のチーム、ランドスケープのチーム、雨水利用のチーム、内装の仕上げチーム、等、合計20個程のテーマから3つを選んでもらい、各チームのデザインの掘り下げは4人程の生徒で 行ってもらいました。(年末までにスタッフによって最低限の構造材の発注を行う予定です。)
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