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MOVIE: “The Artist”

今晩は仕事を早く切り上げ、以前から気になっていた映画 The Artist (official trailer) を見に行ってきました。2011年度のアカデミー賞で5部門受賞したために有名になりましたが、この映画は、1930年頃のハリウッドを舞台にしたフランス映画、白黒映画かつ無声映画という面白い設定で製作されたものです。

ただ実際映画館に足を運ぶと観客は年配の方々ばかりで、30代の私たちは少し浮いていました。しかし、結果は大満足、もっと若者にも楽しんでもらいたいと思ういい映画でした。何か良かったのだろうと考えてみると、、、

①無声映画なので、万人に映像と音楽の印象だけで伝わる様に工夫されている。(いつもはやはり聞きとれない英語の台詞のために、細部が分からないことが多々あります。)

②色もなく、台詞も無い分、ストーリー展開は飽きのこないリズムで終始楽しませてくれる。(単なる懐古趣向の映画で無いといった工夫も随所でされています。また影の使い方が素晴らしかったです。)

③犬好きにはたまらない主演犬がいる!

といったところが魅力です。現代において、「色」「台詞」を使わない、といった制限を敢えて加えて表現した結果、独特な表現が出来ている映画だと思いました。英語の表現力にハンディが有る自分には、その表現方法が勉強になる映画でもありました。

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