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Kyoto Trip to have a good eye.

名古屋を後に京都へ向かいました。新緑の京都は涼しさも残りいい季節です。

友人宅へお世話にながら、少しだけですが京都の日常を垣間みることができました。その中で気づいたことはまずは京都の「人付き合い」について。

古い町並みの大都市京都は道幅の狭い中、車通しがすれ違う必要があり、道を譲り譲られながらの運転になります。その都度、どちらの運転主もまるでちょっと知り合いかの様に軽く挨拶をかわしていきます。他にも向かい近所さんからの夕食のおかずの差し入れ、近所の方による玄関先の花の手入れなど。そういえば、私の実家でも同じ光景があったなあ、と思い出しましたが、京都ではそんな光景がまだまだ日常に繰り広げられていました。路地の幅から来る近所との距離間がそうさせるのか、いいスケールのある街だと気づきました。

Go to Kyoto in early summer.

"Aoi Matsuri" it's one of the three main annual festivals held in Kyoto.

また、数寄屋建築を扱う友人の仕事を見学しながら京都の伝統技術の世界も覗くことが出来ました。例えば50年保証する建具の話、日々動かすものを「50年」という単位で引き渡せる技。遠い将来その建具を扱うことになる次世代への職人へのメッセージが託される仕事の話を聞き、しばらく忘れていた大事なものを思いだした気がしました。他にも丸太からその木材が座敷にあがるまでの木との付き合い方、変えない伝統と新たな試みでできる現場、どれも深い話でした。

普段私達が行うアメリカの砂漠での現場を思い浮かべて、当然技術レベルは雲泥の差ですが、たとえ素人仕事であってもその仕事のどこかに誇りを持つことが出来れば、より仕事が楽しくてしょうがないものにすることができるかな、と感じました。

いい経験をしたあとで京都の仕上げに詩仙堂を訪れました。友人らのお陰で今までより見えるものが広がった様に思います。目が肥えた京都の旅でした。

The entrance of Shisen-do Temple.

The clean approach to Shisen-do. We can feel tense atmosphere.

One of details of roof.

From entrance we can see through the bright green garden.From garden.

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