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structure lecture by Andy (engineer)

ここ数日、現在現場で作業をしているデンバー学生たちの教授がBLUFFを訪ねてくれています。しかも今回は構造家と一緒ということで現場にて構造の勉強会を開いてもらいました。

structure lecture by Andy (engineer)

上記の写真では今回もっとも複雑になってしまった屋根架構の説明をしています。この構造家は学生達の設計時点から指導してくれているので、プロジェクトを熟知している方なのです。

主な説明内容

:構造家としての視点、建築家としての視点の違い。相互理解の必要性

:構造を考える上で、何が変更可能で何が変更不可なのかを見極める重要性。

:窓の位置と屋根架構(梁架構)の関係。(今回は実際に窓を大きく設計したり、一番張り出しの大きな庇の足下の壁角が窓になっているために、梁の計画が複雑になってしまっています。)

:接合部分の考え方、(ピン接合を剛接合にする)

:出窓の詳細

:接合金具の正しい使い方

構造家ならではの視点に改めて気づかされ、法規に基づく指摘(検査官の様な指摘)に忘れていた大事な感覚が蘇ってきました。ネイティブアメリカンの居留地では建設法規もありませんし、学生の自力建設ということで細かい部分をかなり疎かにしていた自分に気がつきました。私の心の中で、(まあ、こんなものでいいでしょ)という考えが根を張っていたことに気付き、反省した一日となりました。

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