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Driver’s lisence

今まで避け続けてきた運転免許試験についにいってきました。これまでは国際免許書があるから、IDはパスポートがあるから、書類準備がめんどくさいから、そして試験をパスする英語力に自信がないから、、、と理由を並べて逃げていたのですが、結婚を機に新姓を表すIDが必要な場面が増えてきたので、一念発起して一夜漬けで勉強して試験に望みました。

日本と比べるとアメリカでは車がなければ生活が出来ない、移民が多い、といことで、実は運転免許の取得は断然簡単なものです。実際に10代の若者であれば、家族に個人的に運転を教えてもらい、実技試験に望む(つまり自動車学校にいかない)というケースも多いのです。そして、筆記試験にはテキストの持ち込みも可能です。(スペイン語と英語の辞書であれば辞書の持ち込みも可能です。)ただ、それでもわざわざ時間を割き何度も通いたくはないですし、60ページほどのテキストにざっと目を通すことにしました。

テキストを見ていると、日本のテキストとの違いもあって意外に面白くなってきました。例えば、法規的な説明を端的にしていたかと思うと、急に道徳的な「こうした方が立派な人間ですよ。」というような文面が混ざってきたり、「寄付」を要請する文面が出てきたり、「車を使わないことで事故を防ぎ、ついには肥満も防げますよ。」といったような生活指導のような文章が入ってきたりと、技術指導、法律指導の他にも様々な余談が盛り込まれており、突っ込みどころが満載の教科書でした。

いざ試験では、ガムをかみながら余裕の雰囲気で試験を行う10代の若者の横で、かなり対照的に真剣に取り組んでいたと思いますが、結果は合格。1ヶ月後ぐらいに実技試験を予約してずっとのっけてきた肩の荷がひとつおりました。

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