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President election

長く続いた激戦のアメリカ大統領選挙が終了しました。結果はご存知の様にオバマ大統領の勝利でしたが、最後の最後まで、ロムニー氏が逆転勝利するのな!?と思う様なRepublican 共和党 の猛攻撃でした。

選挙権もなく、インディアン居留地の砂漠にいる私たちでさえ、今回の選挙模様は耳に入ってくる程のものでした。普段はパーティー好きの20代の大学生であっても、どちらの大統領だとどういいのか、不在投票をどうやってするのか、そんな会話が1ヶ月前ほどから頻繁に話題になっていまし、ナバホ族の今回のクライアントのお父さんも、「投票にいってきたよ」と話題にする程なのです。多分この調子だと、関心がない人を探すことの方が難しそうなぐらいです。選挙速報ももちろん学生らが携帯電話で確認しているのでそれをのぞき見ながら確認できる程なのです。すばらしい関心の高さです。やはり直接投票でなくても、自分の意思を大統領に託す、という意識がそうさせるのでしょうか。

初めて大統領選をこちらで観ていて感じたことは、日本と違って選挙の街頭演説は一度も目にせず、代わりにTVCM、ラジオCM、Facebook-CMなどでの選挙活動が盛んに行われていました。各政治家が独自CMを作り、そのCMの最後に「私はロムニー氏を支持します。I prove this message.」というものです。

そして、各州が民主党か共和党のどちらになったかを確認することで地域の特色もよく見えてきました。保守派のユタはもちろんロムニー氏優勢だと思っていましたが、予想以上に完全にロムニー派でした。あまりに周りがロムニーなので、すっかりロムニーさんが勝つのかな、、と感じていた程です。

アメリカのマイノリティーに所属する私としては、オバマさんを応援していたのでうれしいものの、でもこんな大きくて多種多様の国をどうやって大きな政府でひとまとめにするのか。。前回の就任時の様に希望の象徴としてキラキラ輝くオバマ大統領、というよりは少し疲れも見える悩み多きオバマ大統領という印象を受けました。でも、Victory Speech はやっぱり迫力もあって素晴らしい演説だと感じました。

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