April 22, 2013
In
Education, Life in desert
Students ·_· Desert
今年の8月から施工が開始するコロラド大学デンバー校の建築学科の学生が、ブラフを訪れました。
今回の学生の目的は、彼らがこの秋期学期でデザインしたプロジェクトをクライアントにプレゼンテーションすることです。このDesignBuildBLUFFのプログラムでは、学生がデザインし施工した住宅をクライアントに無償でプレゼントするのですが、ほぼ毎回、学生や大学がデザインしたい住宅とクライアントが住みたい住宅とが違います。
実際に、砂漠に住んでみないと、どれだけ風が強いのか、砂がどれほど窓やドアから入ってくるのか、水がどれほど重要なのか、夏どれほど暑いのか、冬どれほど寒いのか、クライアントがどれほどメンテナンスに時間をさけるのかが分からないからだと思っています。
学生のデザインには、いかに見た目をよくするかという箇所がたくさんあります。
住宅を無償で提供している事から、クライアントは「ありがとう」といいますが、この住宅が本当に彼らを幸せにしているのかは、長期的にリサーチを続ける必要があると思います。
このプログラムでは、学生達は、一度、現場を見学して、クライアントと一度インタビューするだけで、デザインを始めます。僕たちのミッションの一つは、いかに多くの事を、少ない現場訪問から、学生に学んでもらうようなシステム作りなのだと実感しました。
なので、
学生 ·_· 砂漠
これが、これからの僕たちの大きな課題の一つです!
外壁の素材を検討する学生。クライアントに、この木は虫が着くので使いたくないと言われて、アイデアを出し合っています。
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