配筋作業に入りました。今回のクライアントは毎日の様に現場にきて私たちの作業を見守ってくれています。そこで、今日は簡単な鉄筋切断の仕事を手伝ってもらう事にしました。安全面の事を考えると何でも手伝って頂く訳には行きませんが、やっぱり住む人が参加できる家づくりっていいと思います。
第2週、雨の朝からスタートです。でも、おかげで朝はばっちりと予算会議、みんなは午後から現場へ向かいました。最初から様々なルールを明解にしていた成果があったのか、今回の学生は人数は多いものの比較的まとまっていて、現状では上手くいっています。現場においてもそのようで、今回はこれまでにみたことも無い様なきれいなトレンチが出来ました。ピン角です。
型枠作りが始まりました。今回はいままでの基礎外断熱とは異なり、(今までは2’の断熱材を垂直に使用)1’ずつのL型外断熱にして配置予定です。砂漠の強い風の環境下では簡単に地形が変ってしまうので、果たして平面に配置する断熱材が上手く機能するか分かりませんがやってみることにしました。
初日の作業が始まりました。暑さ対策には十分に気をつけてスタートです。最初の作業で一番難しいのはしっかりとした直角のラインを出して、建物の角を確定することです。対角線もしっかり確かめないと菱形の基礎が出来上がってしまいます。
(Belongings to the site)
:Tent for shade
:Horse Trailer&generator with keys
:recycled wood palette (as much as possible)
:leftover lumber(for form work)
:steel stakes and wood stakes, and survey kit, foundation kit(include spray)
(To do on the site)
:敷地の一番高い位置を確認してそこがスラブの底レベルになる様に、高さを決定する。
:大体の位置を確認して杭打ち。(門型の杭の支えは基礎の角から十分離す。)
:ピタゴラスの定理を使いながら90度を確認して各角の位置を設置していく。対角線を計ると菱形になっていることが多いので、しっかり図面通りになる様に調整する。
ここ一週間ほどはバタバタと新学期の準備に追われていました。4回目の学期となるのでだいぶ勝手が分かってきましたがこのお腹と暑さでなかなかテキパキとは進みません。
Before the beginning
:check the property condition (so many weed and spider!)
:update all documents (handbooks etc)
:room layout & welcome board
1st day
8:00~10:00 Student Handbook
10:00~11:00 Property Tour (What we expect for all chores. How to use HVAC items.)
11:00~11:30 Decide the chore leaders & make sure the project team leaders
12:30~15:00 Drive to Blanding (visit Local vendors, hospital and food run)
15:00~17:00 Organize the material sheds (cook dinner)
19:00~ dinner
20:00~ meeting
2nd day
8:00~9:30 Safety Handbook, Blog, Teamgantt
10:00~12:00 Tool Lecture 1 at shop
13:00~15:00 Tool Lecture 2 at shop
15:00~17:00 Prepare the horse trailer for site, make sticks
19:00~ dinner
20:00~ meeting
今回は全員の学生に道具を使わせること、テストをすることを辞めて、代わりに今後、建設作業が始まってから随時現場で道具の使い方を確認する、という方法にしました。そのため説明の時間が長くなったものの、これまでは説明できなかった出番の少ない道具の存在、使い方を話すことが出来ました。全ての学生に何かしらの道具管理担当を設けたのも新たな試みなので今後これが機能するのかしっかり見ていきたいです。