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Attractive presentation

この週末は新しい我らのボスとなったホセが私たちの住むBLuffまで時間を作って訪ねに来てくれた。今後の私たちのDesignBuildBLUFFをどうしていくか、小さなグループになって意見がまとまりやすくなり、かつ経験豊富な頼れる仲間が出来、すごくいい波が来そうな気がしている。

現状の問題を洗い出す前に、彼がどんなvisionを持ってDesignBuildBLUFFを引っ張っていくつもりなのか、ますは彼のプレゼンを聞くことにした。

そのプレゼンはなんとハイデガーの技術論から始まった。名前は知っているものの、その哲学がどんなものだか詳しく考えたことも無かったので、その時点でプレゼンに引き込まれた。これまでの彼の経験をアメリカ国内のもの、南米での経験に分けて数々の写真で見せつけられ、時折入れられる住宅コストの推移、一人あたりの住宅面積の平均等の具体的な数字にも説得力があり、見終わったあとにやる気が出てくるプレゼンだったと思う。Preziを使ってアニメーションの様に動くプレゼンも魅力的だった。

私たちもDesignBuildBLUFFについてのプレゼンを行う事は多々あり、そのつど伝えたいことが自分の中で明解になっていく実感がある。アウトプットの場を重ね、他人のプレゼンからいいところ(具体的な数字、過去の偉人の言葉など、いいたいことに説得力を持たせる場面を取り入れる)を盗み、どんどん自分のプレゼンとvisionを磨き上げていきたいと思った。

 

Student’s temporary house

新学期のスタートに先立ち、一部の学生が自分の滞在場所を確保するため、早くもDesignBuildを始めました。これはロンドンで開発されたwikihouseと呼ばれる誰でも作れる住宅キットのようなもので、そのアイディアを元に今回2人用の20平米弱の家として考えられたものです。

合板のレーザーカッターまるでプラモデルの様に作られていくのが何とも面白いです。色んなことに代用できそうなこのアイディアは若きデザイナーが考えたらしく、いい刺激をもらいました。

outside view

outside view

joint detail

joint detail

joint detail 2

joint detail 2

flame of bunk-beds

flame of bunk-beds

harvest from jungle

5月の終わり以来、ようやく戻った我が家。真夏の東京から乾いた夏のユタへ、そして砂漠へ、次々と変る景色のなか、ついに何も無い地平線の所までやってきて我が家に到着しました。ただいまというより、何だか不思議な気分です。

こんな大自然のなか、2ヶ月も家を放っておいたらどうなるかと心配でしたが、意外にそこまで悪い状態ではありませんでした。クモの巣とは戦う必要があるものの、何かに乗っ取られていることはありませんでした。

ただ、庭を見てびっくり。畑だったはずの場所がジャングルに!ジャングルのなかからはどんどんカボチャや瓜やトマトが出てきます。こんな環境でもこの強さとは、、恐れ入りました。

harvest from jungle

harvest from jungle. 

two month before, it's garden!

two month before, it’s garden!

two months later. It's jungle!

two months later. It’s jungle!

 

 

Presentation at the Tokyo Metropolitan University.

DesignBuildBLUFFの活動を発表する場を頂いたので、今日は東京首都大学に行ってきました。今回のチャンスをくれたのはUtah Unversityからこの首都大学へ移動したアメリカ人の知人だったこともあり、彼の学生へ向けて本日は英語でのプレゼンを行いました。

驚いたことに、ここでも彼は常に英語で授業を行っているのです。デザインを捻り出すのに加えて、英語脳を使わなければならない彼の授業は学生のみなさんにとっては簡単なものではないと思いますが、なんとも国際的な授業でとても羨ましいものでした。

We visited the Tokyo Metropolitan University for our presentation.

We visited the Tokyo Metropolitan University for our presentation.

プレゼン後もずっと授業に参加させていただき気づいたこと。

1講評のやり方

彼に限らず、いい先生はアイディアの引き出しをたくさん持っていて、それぞれの学生に合わせて的確な事例がポンポンと出てきます。また、次回に期待する内容についても明解に指示を出す彼の指導方法は自分と比べて参考になることがたくさんありました。

2学生からの刺激

それぞれの学生が自分のテーマに沿ってデザインを掘り下げていくスタジオクラスでは、各学生の興味に因る様々な考察が発表されていました。水について、路地について、錯覚について、ファッションについて、それぞれのテーマが建築的な視点で捉えられることでたくさんの新たな発見が生まれそうな気がしてきました。通常の実務的な建築から離れた学生たちの発表にいい刺激をいただきました。

3英語とプレゼンテーションスキル

日本人学生はみんなしっかり作業をしており、興味深いテーマがたくさん見られました。ただ、もしこの内容にプレゼンスキルが加われば、数倍いいものになるのに、とう残念な思いが残ります。堂々とした話し方、端的な意見の延べ方、英語が不得意であるなら、明解なアイディアの可視化を意識するだけで、相当な違いがでてくると思います。なるべく早い段階でよりよいプレゼンへのアドバイスを行うのも指導者の役割なんだと気付かされました。

Seaside town “Oiso”

日本に帰って初海として、今回は大磯にいってきました。台風3号の影響で綺麗なうねりのラインが入り、干潮へ向けて波がいい具合に割れてきました〜。見ているだけでもうっとり。

lovely swell line!

lovely swell line!

ただ、今回は波だけでなく、大磯に住む友人の桜井さんにこの港町の魅力を存分に教えてもらってしまいました。海辺生活に憧れる私達としては感動のおもてなしばかりで、おいしい海鮮はもちろん、大磯に住む方々のぬくもりに癒され、相当のチャージをすることができました。

近所付き合いが当たり前に大切にされているこの町の生活を目の当たりにして、自分達のアメリカでの生活の近所付き合いと比較して、ちょっと反省しました。もっと当たり前に自分の生活が他人の生活に混じってる状態っておもしろいな〜と気づかされました。

桜井さん、ありがとうございます!

young flute artisan.

young flute artisan.

 

First meal in Japan!

帰国して第一弾の食事は、六本木農園の野菜ランチ。ずっといってみたかったお店にやっといくことができました。料理がおいしいのはもちろんですが、レストランのコンセプト、それを表現した内装の左官をどうしても見たかったのです。

counter, wall and ceiling.. all of interior works made with earth.

counter, wall and ceiling.. all of interior works made with earth.

部分的に子供とのワークショップで行ったという仕上げを始め、様々な左官仕上げが店内にちりばめられており、それはそれは勉強になりました。こんな左官の使い方があったか、と目から鱗です。

ARAKABE

ARAKABE

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