Go to Birmingham,Alabama!
雪山とはしばしのお別れをして、今日からしばらく旅行です。まずはアメリカ南東部のアラバマへ、DesignBuildBLUFFの兄貴的存在のRural Studioを見学しに向かいます!
雪山とはしばしのお別れをして、今日からしばらく旅行です。まずはアメリカ南東部のアラバマへ、DesignBuildBLUFFの兄貴的存在のRural Studioを見学しに向かいます!
現場作業が終了した途端、このBluffにも雪の時期がやってきました。しばらく雪が続きそうです。
昨日まで学生がたくさんいて賑やかだったのが、学生も去り、周りが雪に囲まれたことで、驚くほどまわりが静かになりました。
最後の夜は一足早い X’mas party で締めました。でも、ただのX’mas Party ではなく、テーマは “Ugly Sweater X’mas Party” ! そんなテーマがあるとは知りませんでしたが、これはこちらではよくやるパーティーの様で、みんなとびっきりのダサイ格好でパーティーに参加するのです。
そして、X’masと言えばプレゼント交換です。これも面白い趣向で、White Elephant と呼ばれています。各プレゼントは千円程度のものなのですが、もらってよこ
ついに最終日がやってきました。とてつもなく長く感じる3ヶ月の様で、またとても早い3ヶ月でした。無事故で完成、みんな本当にお疲れ様。そしておめでとう!
最後の朝礼となった朝はスタッフから一言づつ、学生達にコメントをしました。みんなの苦労を労うのはもちろん大切ですが、私はそれと同時に、率直な感想も混ぜた言葉を掛けました。(私の知る限り、アメリカではこんな時にはべた褒め大会になります。)
延べ70日程の共同生活、しかも砂漠で、そして住宅一棟の完成、パッと考えただけでも過酷な日々が想像できるのですが、そんな中で経験したことは、成功体験もあれば、失敗体験も相当なのです。今はすべてを手放しで褒めはしないけど、ここでの経験を活かしてくれたのなら、そのときには手放しで褒めます。という思いを伝えました。
また、もう一言、いいデザイナーになるために、常に美しいものを考え続ける様にして欲しい、と伝えました。私も鍛錬中なのですが、著名なデザイナーはみんなこの習慣をもっていると思います。学生の場合には、美しさの話しをする前にあまりにも、居室空間、現場、道具を雑に扱うので、私が彼らに良くいう言葉、”Beautifle things never come from messy places” という言葉をプレゼントしておきました。
大型の低気圧が迫ってきた朝。今日は現場のための土取りから一日がスタートしました。寒さに凍えて気分は低かったのですが、雲が降りた山の尾根の雄大な景色をみることができ、得をした気分になりました。
完成を目前に控え、現場でみんなで火とナバホブレッドを囲んでパーティーを行いました。学生が作ったデッキ部分のFIRE PITに火をくべて、みんなで残りわずかになった時間を惜しみつつのお祝いです。
火も沈み、みんなのお腹がすいた頃に今度はナバホ家庭料理、ナバホブレッドパーティーが始まりました。パン生地を作る要領で小麦粉を捏ね、手の平を使って生地を延ばしていきます。ナバホの皆さんがやるのをみると、とってもとっても簡単そうなのですが、もちろん、私たちはそんな簡単には行きません。。
Lorraine(client) taught us “How to make Navajo Taco”. We struggled to make it, but she made so first!
自分で延ばした生地をその場で揚げて、かぶりつきます。寒いこの時期に食べる熱々の揚げパンはとてもおいしいものでした。作るのも楽しいし、食べてもおいしいし、ついつい食べ過ぎてしまいました。
私たちにはもちろん、楽しい夜となりましたが、今晩はクライアント家族の皆さんもとても楽しんでいるようでした。ナバホの歌や食をみんなで共有できたことが、残り少なくなった作業への糧となりそうです。