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Driver’s lisence

今まで避け続けてきた運転免許試験についにいってきました。これまでは国際免許書があるから、IDはパスポートがあるから、書類準備がめんどくさいから、そして試験をパスする英語力に自信がないから、、、と理由を並べて逃げていたのですが、結婚を機に新姓を表すIDが必要な場面が増えてきたので、一念発起して一夜漬けで勉強して試験に望みました。

日本と比べるとアメリカでは車がなければ生活が出来ない、移民が多い、といことで、実は運転免許の取得は断然簡単なものです。実際に10代の若者であれば、家族に個人的に運転を教えてもらい、実技試験に望む(つまり自動車学校にいかない)というケースも多いのです。そして、筆記試験にはテキストの持ち込みも可能です。(スペイン語と英語の辞書であれば辞書の持ち込みも可能です。)ただ、それでもわざわざ時間を割き何度も通いたくはないですし、60ページほどのテキストにざっと目を通すことにしました。

テキストを見ていると、日本のテキストとの違いもあって意外に面白くなってきました。例えば、法規的な説明を端的にしていたかと思うと、急に道徳的な「こうした方が立派な人間ですよ。」というような文面が混ざってきたり、「寄付」を要請する文面が出てきたり、「車を使わないことで事故を防ぎ、ついには肥満も防げますよ。」といったような生活指導のような文章が入ってきたりと、技術指導、法律指導の他にも様々な余談が盛り込まれており、突っ込みどころが満載の教科書でした。

いざ試験では、ガムをかみながら余裕の雰囲気で試験を行う10代の若者の横で、かなり対照的に真剣に取り組んでいたと思いますが、結果は合格。1ヶ月後ぐらいに実技試験を予約してずっとのっけてきた肩の荷がひとつおりました。

ParlCity’s Halloween, “dog parade”.

今年は水曜という平日ど真ん中のHalloween でしたが、はやり街は昼間から仮装パレードで賑わっていました。ParkCityでは特に犬の仮装パレードが有名で、いろんな格好をしたお犬様達の行列がなんともかわいくてしかたありません。

こちらは頬紅まで入れて飼い主のピエロさんとお揃いの一家です。大人気で人だかりができていました。

そして友人のウェイラン&ブリン、すでに雪がつもり初めたParkCityですがハワイアンスタイルで常夏気分の2人でした。いつもは男の子の様なサビーも今日はバニーガールを装って女の子でした。

様々なアメリカのパーティーに参加して感じますが、こちらは遊び(飲み会)バリエーションが豊富で、遊ぶことを本当に得意にしているなあと思います。都心でなくても、家で飲むとしても、テーマを設定して遊んだり、季節ごとで楽しみ方を変えたり、年代、性別を超えてみんなで楽しむことが本当に得意です。

Happy Haloween & Happy Birthday ATSUSHI!

美しい夕日の週末、”作業終了”と”Haloween”と”ATUSHI’s birthday”を祝ってみんなでpartyを行いました。

Let’s go to Halloween Party!

私たちの今年のテーマは「炭坑夫婦」即席にしてはいいアイディアで一生懸命働いた後のビールを楽しむ夫婦としてpartyに参加しました。

Also it’s ATUSHI’S BIRTHDAY PARTY!

みんなの気合いの入れ様はなかなかのもので、レディーガガ、カウボーイ、恐竜、ティンカーベル(2匹)、スーパーマン、いろんなキャラが勢揃いしました。こういう盛り上がり上手な所は本当にいつも脱帽します。

GAGA jointed to our party, too.

at beautiful evening

人間の時間感覚と仕事のスピード

今日は、仕事のスピードについてです。

今日は、ユタにあるBrigham Young Universityという大学から、10人のボランティアに来て頂いて、昨年終わらなかったプロジェクトを手伝ってくれました。

階段の基礎をうつ学生たち

大学一年生の10代です。若いです。言った事を「はい!」っと言って、手伝ってくれます。現在、作業しているコロラド大学の大学院の学生と、大きな違いがありました。

働くスピードです。

コロラド大学の学生には、毎日、安全についてコメントしてから作業しているので、みんな、焦らずに、ひとつ、ひとつの行動を確認しながら作業しています。

10代の学生は、言われた事を以下に早く終わらせるかを考えて、安全ゴーグルを忘れたり、建築現場を走ったり、ちょっと危険だなと感じました。

安全に作業しろ!と怒って作業することは大事ですが、楽しく作業することも大事です。安全管理を徹底して、作業も楽しく。相反する2つのことを、どう調整するかとても難しい問題です。

わざと、ゆっくり作業したり、ゆっくりしゃべったり、「安全に作業しよう!」と言うだけでは、伝わらない人間の中で流れる時間の調整と言う物も必要なのではないかと、安全管理については、考えなければならないことがたくさんあると感じつつ、若い人間と楽しく作業をした一日でした。

 

Question from Students “Why do we clean the tools everyday?”

学生と建設作業をする際に、必ず聞かれる事があります。「なぜ、工具を毎日、綺麗にするのですか?」という質問です。

これまで、当然のように、使う物を綺麗にしてきたので、そんなことを真剣に考えませんでしたが、アメリカでは、理論的に答えなければならないので、ゆっくり考えてみました。

以下が、その理由だと思います。

1。道具の善し悪しによって、製作するものの完成度が違ってくるので、道具を常に最高の状態に保つため。

2。長く使う事によって、使う人の手に馴染むので、道具を毎日、手入れすることによって、出来るだけ長く使えるようにするため。

3。常に何が美しいのかということを考える訓練として、身の回りにあるもとを、常に美しい状態に保つため。

 

以前は、壊れると修理するのにお金が掛かるからという理由もあると思っていたのですが、学生から「安いからいいよ」という反応があり、びっくりしたと同時に、学生の言っている事も理解できるので、「値段が高いから、大事に扱う」とは言わないようにしています。

今日は、セメントミキサーを、修理したのですが、学生は、いつも、道具をぼろぼろにしてしまいます。そして、気にしません。

これが、壊れてしまったベアリング・サポートです。

完全に削れてしまい、とても、危険な状態でした。こんなことも、気がつかないで、ずっと使っている学生の無神経さが信じられませんが、道具を手入れする重要性を学生に教える事ができていないことに気がつく一日でした。

 

 

 

Spread to many teams

昨日の強風が一夜明け、今朝の冷え込みは冬のものでした。これまでは好んで日陰で作業していたものの、朝夕は日向作業でないとたまりません。(ただそれでも日中はみんなTシャツです。)

plumbing team

給水管と配管の交わる箇所が壁厚内で納まらず、配管の立ち上がりが出てきてしまう箇所がでてきてしまいました。最初から私も図面を一緒にみていたのに、、、未然に気づくことができませんでした。立体的に捉える訓練が必要です。

window team

こちらは窓チーム。アメリカでは断熱性などを考えて、樹脂サッシが一般的です。そのため、カットしたり、ビスを打ったり、といった加工がアルミサッシに比べて随分と楽です。DesignBuildにはもってこいで、いとも簡単にサッシがつけられていきます。

roof team (soffit)

roof team(sheeting)

屋根チームは残すは仕上げのみとなりました。今日は軒裏のラインをビシッとだすためにOSBを加工したものを梁に追加していきます。賢いアイデアです。

interior framing

インテリアのフレームはほぼ終了に近付いています。部屋の全貌が見え、それぞれ仕上げのデザインのイメージを膨らませているようです。

landscape team

 

そして最後に外構チーム、こちらはデッキと屋外暖炉の準備が行われています。外構は住宅の一部ではあるものの、比較的自由に素材や形を考えることが出来るのでメンバーは想像が膨らみすぎて、まとめるのに苦心しています。