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a crazy eave framing

今週の作業は屋根作業が中心です。模型では、『デザインで「ピュッ」と軒を尖らせて角度をつけてみました。』と簡単に表現できますが、いざ現場となるとそうは簡単にいきません。自分たちで決めたデザインなのでみんな文句は言えないものの、頭を抱えながらの作業となっています。

a crazy eave framing

10′ overhang

作業が大変となる原因は、壁の構造に対して斜めに設置される梁の配置と、90度角で構成されていない屋根平面のためです。部材の一つずつで角度も長さも異なってしまい、なかなかピタッと決まってくれません。手間のかかる作業の分、美しい軒になるといいなと願いながら作業が続きます。

TJI’s strips @2′

TJI beams from south side 画面左側へのキャンチのために残り6’程を残して梁の配置方向が変わります。

roof team (LVL beam) ガラスがはめ込まれる部分。大きなスパンを飛ばすので、LVLと呼ばれる強度のある特殊な集成材を使います。

sheeting work

(作業内容)

concrete wall team,2 students : made exp joint under the window boxes.

framing team,3 students:frame work for kids room.

roof team,6 students:made east eave framing

TJI(12″)の代わりに2x12(11.5″)を使う場合は厚みによるギャプが出来るので 納まりが面倒になる。今回はした合わせ。

TJIとLVL等の梁を繋げる場合にはTJIにウェブ部分を補強して釘で打てる様にする。

 

Sports club as our entertainment

一ヶ月ぶりの我が家、久々に戻ったParkCityはすでに秋を超えて冬の気配です。Atsushiは夏の間はサーフィン筋肉が落ちない様にと毎日小学生のように屋外プールに通っていましたが、さすがに10月になると、もう屋外プールでは泳げません。そこで、近所の温水屋外プールのあるジムへ気晴らしとして2人で遊びに行きました。

climbing machine

温水プールが目的で出かけたジムですが、中をのぞくと面白そうな機械がたくさん。日本と違ってとっても広い空間なのに週末でもゆったり使えるので、片っ端からいろいろ試してみました。上の写真はロッククライミングマシーン、指定した早さで岩の付いたベルトコンベアーが回転していつまでも登り続けることが出来てしまうというもの。

stair exercise machine

そして、ランニングマシーンの横にはこんな機械も。面白かったのは運動メニューの表示が通常の距離などではなく、自由の女神やピラミッドなど、高さが特徴の観光地を登るという想定でメニューが想定されている所でした。私はピラミッドに挑戦しましたが、なかなかハードな運動でした。

typical training menu for football player

こちらはアメフト選手のトレーニングメニューとしては欠かせないものらしい”ladder”と呼ばれるもの。昔を懐かしがってAtsushiが広げて楽しんでいます。

そして一通り遊んだ後に最後は温泉気分で屋外温水プールで泳ぎ、サウナで汗を流して完了です。現場仕事で普段から体は使いますが、改めて「運動」として体を動かすことは新鮮で、とてもリフレッシュできました。運動の楽しさと大切さを再認識です。

Structure tape. so so so easy.

こちらは未完プロジェクトの一つ、SKOW house 。さすがにクライアントを一年以上待たせる訳には行かないので、年内の引き渡しを目指して同時施行しています。

attach windows with only structure tape. so easy.

今日の作業は窓の設置。このプロジェクトでは窓(カーテンウォール)が主なデザイン要素であったため、DesignBuildBLUFFとしては初の窓フルオーダーというこだわりぶりです。当然そのための予算は私たちにとっては破格のもの。設置するからにはバシッと決めたいものです。

そこで登場したのが3M社の構造テープ、なんとこのテープでペタっとガラスを張って施行完了なのです。特別なテープなのでテープ値段も張りますが、だれでも出来て、楽でキレイな納まり、なんともアメリカらしい商品があることに驚きました。

 

Roof work 

コンクリート壁が完成に近づくのと同時に、追っかけで屋根工事が開始されています。

roof work

アメリカでは屋根と言えば “TJI”と呼ばれる断面がT字の材料を使うのが一般的で、これまで私が経験したどの現場もこの素材で屋根を作っています。フランジ部分が杉材でウェブ部分が合板で出来ており、安価な素材に関わらずスパンを飛ばすことができ、施行が簡単なのでどこでもこの材料を使っているのだと思います。

TJI beams

groundwork for partition wall

LVL beam

施行内容 屋根2人

①高さ確認としてトランジットで高さの精度を測量する。あらかじめ壁に埋め込まれていたアンカーボルトに2x6を取り付け、TJIの受けをつくる。墨出し。

①軒先に何かしらのデザインがあれば、テンプレートを作りTJIを均一な形に切断する準備をする。(今回の軒先の角度ではTJIの強度が保てないので、OSBの片側を2×4で補強している。)

②壁チームとの施行手順が合番にならない様に注意して、施行範囲の両端TJIを2本仮止めする。仮止めした位置からTJI梁の「両側」に水糸を張り、軒先が一直線に揃う様にガイドをつくる。

③じゃんじゃんTJIを設置していく。

 

A wold horse visited our site. So skinny, but cool.

野生の馬が現場に遊びに来ました。砂漠の野生の馬はみんな痩せこけ肋骨が浮き出ていますが、でも格好いいです。学生の一人がごく自然にその馬へ挨拶にいき、体を撫でていました。その仕草ちょっとしたカルチャーショックを感じました。

A wold horse visited our site. So skinny, but cool.

 

“Wow” from 2012 DBB.

ネイティブアメリカンの文化には”Petroglyphs”と呼ばれる岩に彫られた様々な模様があります。注意深く岩肌を見ていると意外にいろいろな所で確認することができ、様々な人間、動物、怪獣?、をみることができます。

“Wow” from 1000 years ago.

“Wow” from 2012 DBB!