Concrete wall work
一週間ぶりの現場は様変わりしていました。前セッションで終了したコンクリート基礎の上に、コンクリート壁の型枠、鉄筋作業が施され、型枠が取り外された部分からは仕上げを確認することも出来るようになっていました。
作業内容
基礎立ち上がり部分、セメント(灰色ポルトランド):砂:砂利=1:3:3
ピンクコンクリート壁部分、セメント(灰色3、白5):砂(site sand 1、wash sand 1):砂利(細)=1:3:3、顔料
本心で言えば、セメントも顔料も使わず、自然の素材で壁を構成したいというのが私の望みでしたが、今回のデザインでそれを実現するには、時間も労力も数倍必要となる版築壁を採用する必要があり、スケジュールと法規に規制があったため断念して上記の配合となりました。結果的にはDesignBuildBLUFF史上初のコンクリート構造を経験することになり、学ぶことが多くありいいのですが、過程をしっかり記録して今後も推奨すべき工法なのか判断していきたいと思います。