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Dig Dig Trenched!

セメント190袋と鉄筋の手積み降ろしを5人で、というハードな朝から始まり今日はタフな作業が続きました。ただ、人での多さに加えて、基礎班のリーダーがしっかりとみんなをまとめて動かしてくれるので、作業はサクサクと進みました。

基礎工事は一番最初の工事だけあって、この工事の進捗が今後半年のチームの動きを左右するといっても過言ではありません。今回はここでとても良い学生主体の体制が出来たので、この方法が今後のその他のチームにもどうやっていい形でつなげていくか、そこを考える必要が有りそうです。要所はスタッフが締めるけど、出来る限り学生主体で、要所がどこなのかを考えて用意しておく事が重要だと考えます。

We set out line strings and diagonal line.

Foundation team exercises their leadership.

必要道具:トランジット、ショベル類

作業内容:

水糸の高さをすべてそろえ直す。(トレンチの深さをはかる基準になるので)対角線の水糸を追加。

敷地内で最も地盤レベルの高い部分を見つけて、底を床のスラブ底にする様に地面をならす。

トレンチを掘る(幅1’2”で十分だったが、結局型枠の作業スペースを考慮して。両側それぞれに1’の余裕を持って掘削。)

 

 

 

 

 

 

1st work on site with 25 people

現場作業初日。さすがに初日から25人もいると、十分な仕事が用意できません。やっぱり15人程がバランスが良いと感じました。そして今日の現場日記です。

looking for water pipe

70′ length west-east wall

looking for 90 degree with pythagorean theorem.

作業内容:

:トランジットとジェネレータの使い方

:水、電気、ガスの等の配管を手彫りして確認。配管の勾配を考慮して床の高さ、最終的な配置を決定する。

:トランジットで敷地の高低確認

:杭をうち、水糸を張る。(ピタゴラス定理を使って直角を確認。トランジットで水糸の高さをそろえる。)

必要工具:

道具トレーラー、ショベル類、一輪車、杭(木、金属)、トランジット(三脚、ポール、替えの電池)、ジェネレーター(ガソリンタンク)、延長コード、インパクト(チャージャー)、スキルソー、いらない木材、テープメジャー、材料を置くパレット

クライアントに確かめておく事

:電気、水を現場で使えるのか

:ゲートがあればその鍵

 

 

 

Start of 2012 fall DBB !

Bluffでの生活が再びスタートしました。この半期はコロラドデンバーの学生達とのプログラムです。学生は総勢22名、まずは名前を覚える事からのスタートになりそうです。

今期はメインスタッフの1人となってから2回目のプログラムという事で、前回よりはスムーズにサポートできると思いますが、同じ事を目指してもつまらないので、今回は

:学生が出来そうな作業はどんどん学生にまわす。

:自分の仕事範囲を広げる。

:次に繋がる記録作りを工夫する。

そんな事を意識していきたいと考えています。

 

Commercial Message at Olympic

オリンピックの夏、我が家でも毎晩の様にTVでいろんな選手を応援しています。TVを見る時間が増えたので、その分TVのCMを見る機会も増えました。

こちらのCMは普段は食欲をそそるチーズがビローンとの伸びる巨大ピザのCM、甘いアイスクリームや手軽なファーストフードのCMが連なっていて、こんなCMばかりじゃ肥満が国家問題にもなるよな、という状態なのですが、やはりオリンピック期間はいつもと少し趣向が変わる様です。

例えば、オバマ大統領が自分のPRビデオを放映したり、安全運転を促すビデオが流れたり、CMとしてのメッセージがいつもより少し高尚になり、国を意識するものになっている気がします。それにしても、こういったPRビデオに登場する方々はどの人もまるで俳優の様堂々と見え、そのビデオだけですっかり応援したくなる気がしてきます。オリンピック時でさえも愛国心を引き立てたり、政治的なチャンスにつなげるとは、プレゼンテーション上手の国柄が良く現れています。日本ではオリンピック時にはどんなCMが放映されていたかな?と考えましたが思いだす事が出来ませんでした。確かにオリンピックは愛国心を育むのに絶好の機会です。

またCMを見比べていると、日本でもアメリカでも、コカコーラとマクドナルドのCMはやはりトップクラスのクリエイターの仕事だな、と思うような気の利いたCMを制作しているな、と感じてしまいました。

 

 

 

Surprise party for Liz’s graduation !

前回のDesignBuildBLUFFの学生でもあり、私達の仕事の手伝いもしてくれている大学院学生”Liz”の卒業お祝いBBQを行いました。

Everyone, sit the sofa! It’s movie time.

彼女の卒業を祝うため、ハワイからご両親も駆けつけ、四姉妹とそれぞれの家族、旦那さんのライアン一族も総出でホームパーティーを行いました。そして、このパーティーは旦那さんのRaynが彼女には秘密で計画をたて、「卒業設計で疲れた彼女を労りスパに行かせて、その隙にみんなが集まってBBQの準備をする」というSurprise Partyだったのでした!

当然スパから帰り、リラックスして帰宅した彼女はびっくりです。家族みんなに囲まれて本当に楽しそうでした。楽しい会話に加えて、みんなで持ち寄った料理はどれも美味しく、盛り上がったついでにみんなで地下にある音楽ブースで速攻のバンドまでを結成しました!ドラム、ギター、ベース、バイオリンまで、みんなで自由にかき鳴らします。心底みんなでパーティーを楽しんで居る姿と、そこに参加できていることに幸せを感じた一日でした。

 

Ryan & Kids rock band!

 

 

 

How do you feel art everyday?

この週末はParkCityのメインストリートを使ってアートフェスティバルが行われています。すでに毎年の恒例行事として住民の皆さんに愛されいる様で、予想以上の盛り上がりでした。

Kimball Art Festival

Over 250 artist’s booths on the main street.

The museum will be renovated to this model in few years. I’m looking forward see this new one!  It’s designed by BIG.

もちろん、素晴らしい作品が多いので賑わっているのですが、このお祭りを冷やかしに行くだけでも参加料(10ドル)が必要となるのに、なぜこんなにイベントが成功しているのか、日本ではアートフェスティバルの成功が困難と言われているだけに、何が違うのかを観察しながら楽しんできました。

1、徹底的に街が協力して成り立つ「アートで街起こし」

このフェスティバルの間は、街の中心部への入場が規制されます。例えば、メインストリートにあるレストランはもちろん、郵便局でさえ、有料ゾーンの区画に入ってしまいますが、そんなことにはお構いなく街の一番いい部分がイベントに提供されます。日本でこんな思い切った協力って可能でしょうか?

2、家族づれで参加のアートイベント、街のイベントが家族の行事にもなる。

イベントは有料ゾーンで囲われていますが、小さな子供は無料です。子供のアート体験ブースや、ファイスペイントブースも賑わっており、家族連れの姿が目立ちます。結局、「玄関に飾る絵にこんなのはどう?どう思う?」と夫婦間、親子間で話すうちに、その子供の頃から芸術購入の場が身近で(日本だと、家電量販店に家族でいく様な感じでしょうか?)、無名の芸術家の作品は高額ではないので、初めて自分で芸術作品を購入したのがこのイベントだった、などとイベントがどんどん身近になり、街のイベントが家族の行事にもなっている様に感じました。日本でいうと、子供の頃に必ず行った神社のお祭りでの水風船やりんご飴の様なものでしょうか。とにかく作品が身近なのです。

3、飾って演出するインテリア空間、アート好きというステータス

日本とアメリカでの決定的な芸術と距離の違いを生み出す原因は住空間にあると思います。家が大きいアメリカでは当然壁面積も大きく、芸術作品を飾る甲斐があります。また、ホームパーティーを良く行うアメリカでは、家にお客さんを招く機会も多いので、家の中にセンスの良い芸術作品が飾ってあるということは、かなりのステータスにも繋がります。日本人はシンプルな空間を好む、という根本的な趣向もありますが、日本で見受けられる多くの場合は「こだわりのあるシンプルな空間」というよりも「意図しなかったために出来た殺風景な空間」になてしまっている場合多いとも感じます。よく考えれば、ヨーロッパの住宅は日本と同じ程の大きさだってよく見かけます。けれども住宅の中にはたくさんのアートを楽しんでいる形跡がある。。。日本人のとっては、まずは自分の好みの部屋について考えたり、自分の家に人を招く、そんなことから始めると、芸術作品がもっと身近になるかもしれないと感じました。

Here is a cool truck bar!

Also, there is cool beer wall !