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Wedding Ceremony of Katie & Kevin.

“Red Cliff Ranch” the place for their wedding ceremony

私たちにとってはアメリカで初めてとなる友人の結婚式に参加してきました。この春までDesignBuildBLUFFでともに作業をしてきた学生の一人の”Katie”の結婚式です。他の数人の学生とスタッフともに、今日は久々のパーティーです。

会場はParkCityの郊外にある牧場で、緑が生い茂った自然たっぷりの中での結婚式でした。ただ、今日はあいにくの天気で、集合時間のころは雷雨のまっただ中。日本だったら、仕方なく代案の室内で式を執り行うでしょうが、こちらではもっとおおらかです。結局雨がやむのを楽しくお酒とおしゃべりでのんびり待ちながら2時間遅れで式が開始されました。

雨上がりの緑はまた格段にきれいで、式を彩ってくれました。

The ceremony started from Bride-Maids.

And Katie’s entrance with her father, so beautiful!

The ceremony in the beautiful scene.

日本人には馴染みのないブライドメイドですが、彼らの存在は見た目の華やかさと同時に式の進行、式の盛り上げ、いろいろな所で際立ちます。それぞれブライドメイドに選ばれた彼らも、新郎新婦と同じぐらいいい顔をしていました。

Cheers to their future!

The dinner party from outside.

Katie & Kevin !

そして、食事会。馬小屋の中で食事会、というと衛生面を気遣う声も出てきそうですが、どうやらこの馬小屋は夏場は馬が使っていない様でとても清潔にされていました。仮設のマットが床に敷かれ、ズラッと一列に並べられたテーブルは圧巻でした。特に高砂の席はなく、みんながそれぞれ自分の近くになった人たちと、どういった関係者なのか、今日の感想、などを話ながらにぎやかに食事会が進みました。

基本的な流れは日本での馴染みのある結婚式と同じでしたが、本番は夜が更けてからでした。会場を移してダンスパーティーが開催されたのです。花嫁と花嫁父によるダンス、花婿と花婿母によるダンス、新郎新婦のダンスから初まってしっとりしたムードが終了すると、とたんにアップテンポの音楽に代わり、その後はず〜と日付が変わる頃まで踊り続けました。KatieとKevinによく似合う、楽しくてきれいな結婚式でした。お幸せに!

First dance by Bride and her Father.

Dancing time!! Rise up high!!

Bride Katie performed wonderful with dress!

The largest homeless shelter in the state of Utah.

今日は私達の勉強として、ソルトレーク市内にあるホームレスの人々のためのシェルター見学に行ってきました。現在行っている設計の参考までにアポ無しで施設を訪ねたのですが、丁寧に職員の方に施設内を案内していただき、現在のSLCに置ける貧困層の現状を学ぶことができました。

施設はソルトレークのダウンタウンに位置し、かつての銀行の建物が改装されていました。重圧な外観と、施設のエントランス付近にはいつも施設利用者が数人はたむろしていたので、これまでは内部を垣間みることもありまでんでした。ただ、意外にいざ玄関にいっているとそこには子供から大人までが賑やかに色々話しており、遊具のある中庭、様々な情報が掲示されている壁から学校の様なイメージを受けました。

“The Road Home”と呼ばれるこの施設はユタ州最大のもので子供を含むと合計7,000名もの方が一時避難でき、職員だけでも50名程はいるそうです。大きくは「家族用シェルター」「女性単身者用シェルター」「男性単身者用シェルター」と主に3部門に分かれており、そのそれぞれを見学させて頂きました。

一番驚いた部屋は男性単身者用の一時宿泊用のドミトリーです。大部屋に2段または3段ベットが敷き詰められており、合計300床が用意されていました。ただそれでも毎晩いっぱいになり、寒さの厳しい冬はこれではとても足りないので、臨時の施設を他に作っているとのことでした。このドミトリーは毎日7時にチェックアウト、15時からチェックインを認めるというスタイルで、持ち物を施設内に預けることもできません。また、施設内での病気感染防ぐため、工場の様な大きな空気ダクトが天井中に張り巡らされていたのも強烈なインパクトでした。

また、裏手の倉庫には毎日の様にトラックで衣類、食べ物、赤ちゃん用品、などの寄付が届けれており、その仕分け作業も行われていました。掃除スタッフよりは楽な仕事のらしいですが、膨大な量でした。ここにはアメリカの寄付文化の一端を感じました。

簡単に施設を一周しただけでも、まったくこれまで知らなかった日常がここにはあり、ここで時間を費やす人たちにどんな建築的な解決策を考えることができるのか、同じ貧困層でも大自然の中のナバホ族との違い、同じシェルターでも東北で見学した仮設住宅との違いなど、考えることができました。

施設を出て近くの公園を歩いていると、ホームレスの方が芝生で寝転がっている姿を見かけました。いつもなら何気なくその姿を見かけるだけでしたが、「この時間はシェルターに入れない時間なんだな」と思い、シェルターにいけば、シャワーも寝床もあるためなのか、日本で見かけるホームレスの方々より手荷物が少なく、大体リュック一つで生活していることにも気付きました。

寄付文化にある程度は頼ることができるとはいえ、現在の経済状況では例年その人数は少しずつ上がっているそうです。全米では比較的良好な経済状況であるソルトレークでもこの状況ということは、他の大都市の状況はさらに厳しいものと考えられます。ただ単に彼らに箱(建築)を渡すだけでは、長続きのする案でもなければ、彼らが社会に戻れる案でもないのでいい解決策ではなさそうです。でも、建築に寄って被災者や貧困の方が命を守れることも確かなので、向き合っていきたい問題だと感じました。

 

 

 

 

 

First experience to go to a clinic.

アメリカに来て、初の病院体験をしてきました。病院といっても歯医者さんに行ったのですが、[ちゃんと英語で説明できるのだろうか。。]と行く前には結構緊張していました。結果的にはとても快適でしたが、日本の歯医者さんとは違う点も見つけたので少しご紹介します。

違い①:席で寝たままで

受付を済ませ、席につく所までは日本と同じでしたが、席に着くとまずは歯医者さんの先生との挨拶と握手を交わして治療がスタート。握手にアメリカらしさを感じます。

そして、席のまわりにはと何かが足りない。(?)何かと考えていると、うがいをする水飲み場の様な装置がないことに気付きました。うがいは、治療中にシャーシャー出てくる水をそのまま多めに口にいれて、「はい、口をぶくぶくして〜」と言われて、そのまま吸引器で吸い取られて終了なのです。そしてレントゲンも横の棚からレントゲン機が伸びてきて寝たまま撮影。(おお、何もかもが楽だ!)喜んびながら天井に貼られたチンパンジーの絵をずーっと眺めていました。

違い②:治療は一日で完了

日本にいると、歯医者さんは何度も通院する必要があるイメージがありましたがこちらでは違います。基本的に治療はその日で全て終了。次の予約はありません。「次はいつでしょう?」と日本の調子できいたら逆にびっくりされました。以前、Atsushiが親知らずの抜歯をしたときも一度に4本すべて抜いたのに、治療時間はわすが20分程度。その後は消毒も、抜糸もなしのあっさりした通院で驚きました。(ただし全身麻酔。)

親知らずは別にして、どうやら歯医者は虫歯になってから行くものではなく、予防として定期的に行く所のようです。多くの中流家庭以上では歯の矯正も子供のころに済ませて虫歯にならない様にしている所からも「予防」の意識が日本より強いようです。

違い③:医療保険制度

治療が終わり、待ち合い室で会計を待っていると、いつまでたっても名前が呼ばれません。あれ?と思ってきいてみると、保険でカバーできなかった金額については、後日郵送で金額の通知をするとのこと。支払いもせずに病院を出てきてしまい、うれしい様な不安な様な。

医療保険については、アメリカでは様々な問題が指摘されていますが、高い保険料を支払って、保険に入ったとしてもまたその中で様々なバージョンがあるとは知りませんでした。治療費の仕組みはもっと分かりやすものにしてほしいなと実感しました。

Presentation to the clients.

夕飯時に今回のクライアント家族、ロレインさん一家が私達の宿舎を訪ねてもらい、プレゼンを行いました。

The students did presentation to the clients. Their reaction looks good!

ロレインさんが中央に映る髪の長い女性で、新しい家の主人となります。母子家庭で子供が4人いらっしゃいます。

その横には親族のハワードさんご夫婦。今回は現在ハワードさんらが住む土地に新たにみんなが住める住宅を作っていこうという計画です。

お子さん達は3歳から10代まで4人居ますがまだみんなお母さんの助けがいる年頃です。ただ、ロレインさんは一家を養うため、遠くの街のカジノまで毎晩の様に夜勤に出かける生活だそうです。親族みんなで過ごせるようになることで、少しでもより楽しい生活が遅れることを期待しての計画です。

Right now, there is a trailer house on the site. They will move this house inside the site, and we’ll build a house at here.

Pre-project “BUS STOP for KIDS”

今回のBLUFF滞在はクライアントへのプレゼンだけではなく、敷地周辺にあるボロボロになったスクールバスのバス停を修復するプロジェクトも行われました!

一見、荒野に見えるこの場所ですが実は毎日6人ほどの子供が学校に通うために使っているそうです。見渡す限り、バス停の近くに家は2~3軒しかありませんが、、、もっと遠くからこの荒野をこのバス停目指して歩いて通っているかと思うと、修復しがいが出てきます。

We will repair this bus stop.

今回は既存の鉄骨造を利用して、仕上げ材のみを手持ちの端材で直していく予定です。学生たちにとっては電動工具の使用方法の実習ともなります。

First working in the shop.

学生21人を含む、総勢28名でバス停が取り囲まれています。当然仕事量が豊富にあるわけではないので、傍観するメンバーも多く出てきます。今日はそれでもいいと思いますが、本番のプロジェクトが始まってからは、傍観者なしにみんなが手と頭をしっかり動かせるだけの仕事を準備しなければなりません。プロジェクト開始当初はこの課題に随分苦労するだろうなと感じました。

The bus stop was surrounded with 28 people!

Students made the new sign, too.

Now, six neighbor kids use this bus stop to go to school.

そして完成したバス停。随分誇らしげに見えてきます。座る部分がブランコ式にユラユラ揺れるのも、子供心をくすぐりそうです。

今年中に今度の新しい住宅が完成することで、新たに4人の子供がこのバス停を使うことになる予定です。

Finished! How do you think about it? I hope the kids love it.

 

 

My interest for the design of “Rain house”.

 8月中旬からのDesignBuildBLUFFプログラムに参加予定のコロラドの大学院生たちが2度目となるBluff訪問となりました。ここ数ヶ月で設計した住宅のデザインをクライアント家族に披露するためです。私たちにとっては新たな学生の皆さんとの初対面でもあり、今回はどんな個性が潜んでいるのか、楽しみです。

今回の学生は総勢22名、建築学生から、エコ住宅情報処理を専門とする学生、ランドスケープを専門とする学生、もと現場監督の学生、ノルウェーからきた学生、となかなかバラエティーに富むメンバーの様です。

Very first meeting. It’s tough to remember all their names.

まずは今晩クライアント家族に説明する住宅デザインの最終確認です。毎回のことですが、「期限内に必ず完成させてクライアントに住宅をお引き渡しする。」そんな当たり前の目標が私たちには一番大切なゴールとなっています。(これがなかなか難しい!)

そして現実社会と同様にスケジュールとともに予算の制約も大きなルールとなります。その中で、学生と私たちで、素人らしく悪戦苦闘しながら楽しく施行していきます。

そのためには、”Smart&Small” なデザインが鍵となり、加えてインフラが不十分な砂漠という環境下で現在よりも快適に過ごすためには “passive solar house”であることも重要となります。

その結果 ①東西に細長い平面 ②寝室が設置される両端はコンクリート製のしっかりとした壁 ③キッチンとリビングが設置される中央は開放感を持たす。

そんな住宅が出来上がりました。

The model that students made. Simple and Beautiful.

現実味のある設計から完成度の高い完成を目指せそうな雰囲気が漂ってきます。個人的には、DesignBuildBLUFF初となるコンクリート壁の施行、(室内環境をモニタリングして設計されたので)施行前の施行後のデータの相違はどれほどになるのか、この2点に興味が湧いてきました。

They’re confirming the size of house on the site. It’s alomost 1200sqft.

I checked the electrical condition with client. There is a telephone pole but no wire…

“site image 2” It’s organized very well.