Fire, guitar(ukulele) and margarita at Saturday night.
今日の作業で一週間の休みに入ります。最後の2週間にラストスパートが掛けられる様に準備と相談が各チームで繰り返されています。
頑張って2週間の作業を終えた私たちはこのチームワークをたたえるべく、たき火と、ギターと、マルガリータで優雅な夜を楽しみました。こういった夜の楽しみ方はアメリカ人は本当に上手だと思います。ほろ酔い気分のいい夜です。
今日の作業で一週間の休みに入ります。最後の2週間にラストスパートが掛けられる様に準備と相談が各チームで繰り返されています。
頑張って2週間の作業を終えた私たちはこのチームワークをたたえるべく、たき火と、ギターと、マルガリータで優雅な夜を楽しみました。こういった夜の楽しみ方はアメリカ人は本当に上手だと思います。ほろ酔い気分のいい夜です。
昨日は一日室内で左官作業に集中していたので、今朝、改めて周囲を見渡してみて各グループの進捗に驚きました。みんな終わりに向けて一丸となって居る様です。
ただ、「最初より比較的頑張る今期の学生ですら最後には11時間/日の追い込み作業が必要になる」ということは、もう少し規模の制限を設けた方がいいのでしょうか。今回の規模は約 890 ft2。私の簡易な分析により 800 ft2 (74m2)以下という条件を作っていますが、結局はその規模を超えてしまっているので当初からある程度は予想していましたが、それ以上の時間不足です。原因に考えられるのは、①地形を大きく変更する計画であったこと。(berm wall)、②2X4建築ではなくコンクリートブロック建築であったこと。③曲線で構成される家であったこと。この3つが大きな原因になったと思います。今後にどう活かすか、次を考え始める時期になってきました。
残り作業が少なくなり、みんなが作業に没頭しています。特に昨日までは電気整備士の方が室内中で作業をしていたために、どこも賑やかで作業に没頭できる環境ではなかったもの、今日は現場が混み合っておらず作業がしやすいです。
作業をしながら、ふと、みんなは作業中に何を考えて手を動かしているのだろうと考えてしまいました。納まりを考えていたり、行程を考えていたり、はたまた今日の夕飯か、私は体が疲れてくると、痛みが自分の気持ちを支配してしまい集中できなくなるのですが、作業に集中している時はほとんど何も考えていない様です。
「動きながら考える」のではなく、「考えながら動く」を最近のテーマの一つにしている私としては、なんとかこれが実践できないものかと思案中です。
例年なら今頃は夏日になっているのですが、この週末は嵐がやってきています。
砂漠では目視で数十キロ先、数百キロ先、まで見渡せるので、嵐の雲の動きも良く見渡せませます。「次の嵐が来るよ〜!」という誰かの叫びに続き、「あとどのぐらいこの持ちそう?」「後30分!」とそんなやり取りが行われています。今日は合計で3度の嵐に襲われました。
嵐が来ると先ほどまでの強い日差しが嘘の様にまずは砂嵐がふきあれ、どんどん寒くなり、嵐吹雪になることもあります。そんな天気の変化が激しい砂漠では、朝の天気が良くても、スキーゴーグルを持参しなければ目が開けられません。春には風の動きに敏感になりながらの作業が続きます。
そんな中、昨日に引き続き、今日は外壁の仕上げを行いました。予想以上の寒さに(まずかったかな)と思いましたが、勢いのあるうちに仕上げまでもって行きたったので敢行しました。外壁のリーダーであるケイティはこの嵐の中でもしっかり仕事をやりきっていました。いい仕上げになりそうです。月曜日に乾いた状態をまた記録しておこうと思っています。
室内では外部にお願いした電気整備士の手によって、どんどん電線が張り巡らされています。そんな日は外部での作業に集中です。外では屋根チームの仕上げ班以外に、outside oven、外壁の仕上げが行われました。私達は左官帯として、外壁の仕上げをリードしていくことになりました。
今日はストローベールによって波うった壁を平らにする作業を行いました。「波打った壁もストローベールらしくていい」といっていた学生達ですが、壁が平らになって行く様を見て喜ぶ姿に、作業を行う私たちにも気合いが入ります。
BLUFFでの作業に戻りました。建物の作業と並行してランドスケープの作業も進んでいます。特に今回のプロジェクトでは”Berm Wall”といって、建物外周を盛土しており、断熱効果が期待されています。(湿度の無い場所とはいえ、夏の日差しは想像を絶するものなのです。)写真の盛土の下には11段ものコンクリートブロックが隠れているのですが、今日の仕上げ作業をのぞいては、今日まで学生達のショベルワークでここまで盛土してきました。形になった姿を見ると感慨深いものです。
実際に日差しの強い日に室内の特にこの”Berm Wall”に背中をつけるとひんやりとして気持ちが良く、断熱効果を早くも発揮しているのが確認できます。この建物は”Berm Wall”以外の外壁はストロベールで作られており、また屋根もダブルルーフなので、断熱効果は相当高いと期待されています。
是非、引き渡し後にこの住宅の断熱効果を測定してみたいと思っています。