Language

Transport the former project “Monument Valley”.

かつてのプロジェクトの一つ、”Monument Valley Project”(プレハブハウス)を一年越しで移動する日がやってきました。学期内での完成が出来ずにキャンパス内にしばらく放置されて寂しそうにしていたこのプロジェクトですが、スタッフの一人がこつこつと完成に近づけ、やっとこの日を迎えることが出来ました。

総重量はおよそ17t、隣の州から運送会社に来てもらいいざ移動です。今回は1日17tの箱を一つずつ運び「コの字型」の住宅を完成させます。ただ予想以上に作業は梃子摺りました。というのも現場は砂漠、未舗装の道は車道とはいえ、表面は柔らかい砂で覆われています。重量級トラックには砂地獄のような足下だったのです。おまけに作業中は砂嵐に見舞われ、あらゆるものの隅々まで砂まみれになりました。でも無事に怪我ない一日だったことに満足です。

The truck is coming on the site.

Jack up & Jack down & Jack down.The system is simple.

But the weather was terrible. Sand Storm & Snow.

Everyone has been evacuated from sand storm.

Morning running

今朝は学生に誘われて早朝ランニングから一日がスタートです。眠い目をこすりつつも行った甲斐は十分、壮大なランドスケープと日の出が迎えてくれました。

Morning run

Beautiful sunrise!

They teach us this secret running way.

short break at a cave.

And we worked so hard.

Susset work.

 

 

SUSHI NIGHT.

BLUFFでの滞在中は学生が交互に夕食当番になり腕をふるって夕食を作ってくれます。みんな頑張ってたくさん(もちろんデザートもたくさんです。)で振る舞ってくれるので、日中どれだけ現場で作業を頑張ったとしても。ここでの滞在ではいつも太ってしまいます。。。

そんな中、今晩は “SUSHI NIGHT!” でした。日系3世の学生「ヨナシロ リズ」さんはお婆さんが沖縄出身、日本にも2度訪れたことがあり、片言の日本語を話すこともできます。お婆さんから伝わる日本文化も残されている様で、例えば親族が集まるときの年に1度か2度、巻き寿司を作ることもあるとのことでした。そんなリズが振る舞ってくれた今日の夕飯、メニューは「枝豆」「餃子」「巻き寿司(クリーチーズ巻、かに巻、アボガド巻、などなど)、そして「麦茶」。彼女の選択したメニューにも新鮮な驚きがありましたが、インドからの留学生はお寿司も食べたことがなければ、かにを食べるのも初めて、それにも驚きました。アメリカ砂漠の真ん中の小さなコミュニティーにも関わらず、国際的な文化交流が出来ているようです。

そして改めて感じたこと、お寿司は彩りも豊かで、盛り合わせも華やか、単なる「食べもの」ではなく「文化」だと実感しました。その効果なのか。いつもよりみんなが料理の時間を楽しみ、その余韻でとてもいい雰囲気の晩になりました。ありがとう!

cream cheese roll-sushi.

a lot of variations. Colorful dinner.

Everyone was listening Liz's explain,Welcome YONASHIRO SUSHI!

16 Room House Anasazi Ruin in BLUFF

土曜日ということで作業はほどほどにして、BLUFFの歴史散策に寄り道です。目的地は “16 room house anasazi ruin” と呼ばれるネイティブインディアンの遺跡です。

崖下の大きなアーチの岩の隙間に石と粘土で積み上げられたかつての住宅遺跡はこの辺りでよく見られる遺跡で、かつての人々は「夏の家」として使用していたようです。自然の岩の形状に合わせ、三日月状の岩の隙間に「ナバホ族流長屋」が作られ、ここでは16個もの個室がずらっと並んでいた形跡を見ることができることからこの名で呼ばれています。それぞれの部屋は約2m四方、かつては屋根があった様ですが、その形跡は無く、レンガ造の様な壁が自然にさらされながらも良く残っています。

昔の人たちが見ていたであろう眺めを見ながら目線を上げると、そこに昔の人々が残した手形がありました。この手形が何を意味しているのかはしっかりとは分かっていませんが、くっきりと残る手形を初めて目にして、廃墟空間が急に活き活きとした生活の場であったことを感じさせてくれました。

16 rooms house ruin

The view from Anasazi.

The detail of Anasazi wall.

Ancient hand prints on the ruin wall.

Slow Friday

スタッフも学生も床のコンクリート打設が終わったためか、とても穏やかなゆっくりとした金曜日です。気分はすでに週末の様。ただ、個人的にはここで一息つかずに続けてどんどん前に進みたいのですが。。。ヤキモキしています。

あまり急かすと反感を買い、怪我が起きる可能性もあるもの、あまりに楽観的なモチベーションに温度差を感じます。どう気付いてもらうか、口ではなく行動と情報の見える化でみんなを追い立てようと計画中です。

They finished to pour concrete.

Rolling monster cardboards.