Lecture: Sou Fujimoto
昨晩は日本人の若手建築家の代表である”藤本壮介さん”がUtah大学まで講演に来てくれました!昨年から楽しみにしていた講演会、貴重な話しがたっぷり聞けました。大満足の一日!
Utah大学は著名大学ではないものの、ミミ先生という日本語堪能な建築学科の教授が在籍されており、ミミ先生の尽力で毎年のように日本人のスター建築家がわざわざSaltlake City まで講演に訪れます。日本で直接話すことはまず出来ない面々ですが、日本人が希少なこちらでは直接お話を出来る機会に恵まれます。もちろん興奮しているのは私たちだけでなく、他のアメリカ学生も同様です。
講演会では終始、藤本壮介先生のアイディアに驚きっぱなしで、建築を取り巻く新たな視点にハッとさせられました。そして同時に他の著名な日本人講師の方々との共通点を藤本先生にも感じました。その共通点とは、
①日本を拠点にしている場合でも英語堪能。そしてフットワークが軽く世界中を飛び回っている。
②プレゼンが上手い。言葉巧みにというより、プレゼンの骨格が明解でコンセプトが国民性を超えてしっかりと伝わる。
③日本人には、共通の美的感覚が根底にある気がする。「わび、さび」を端的に表現するのは私には無理ですが、「マイナスの美学」の様な「潔さ」を日本人のデザインに感じる。
世界で活躍する日本人、すごく励みになりました。