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Lecture: Sou Fujimoto

昨晩は日本人の若手建築家の代表である”藤本壮介さん”がUtah大学まで講演に来てくれました!昨年から楽しみにしていた講演会、貴重な話しがたっぷり聞けました。大満足の一日!

Utah大学は著名大学ではないものの、ミミ先生という日本語堪能な建築学科の教授が在籍されており、ミミ先生の尽力で毎年のように日本人のスター建築家がわざわざSaltlake City まで講演に訪れます。日本で直接話すことはまず出来ない面々ですが、日本人が希少なこちらでは直接お話を出来る機会に恵まれます。もちろん興奮しているのは私たちだけでなく、他のアメリカ学生も同様です。

講演会では終始、藤本壮介先生のアイディアに驚きっぱなしで、建築を取り巻く新たな視点にハッとさせられました。そして同時に他の著名な日本人講師の方々との共通点を藤本先生にも感じました。その共通点とは、

①日本を拠点にしている場合でも英語堪能。そしてフットワークが軽く世界中を飛び回っている。

②プレゼンが上手い。言葉巧みにというより、プレゼンの骨格が明解でコンセプトが国民性を超えてしっかりと伝わる。

③日本人には、共通の美的感覚が根底にある気がする。「わび、さび」を端的に表現するのは私には無理ですが、「マイナスの美学」の様な「潔さ」を日本人のデザインに感じる。

世界で活躍する日本人、すごく励みになりました。

Mr.Fujimoto,his presentation by English was really good !

At the sociable meeting,with Fujimoto-sensei.

 

Henri’s Walk to Paris, illustrated by Saul Bass

今年2月に「50年ぶり復刻」となる絵本 “Henri’s Walk to Paris”がようやく手元にとどきました!

私がこの絵本の存在を最近知ったのは最近ですが、この絵本はとても著名なアメリカ人グラフィックデザイナー ”SAUL BASS” が手がけたこともあって古本が数万単位で取引されるほどの伝説的な絵本だそうです。今回の復刻を知り、昨年から予約して待っていたものでした。

色使いがとてもキレイで、各ページのレイアウトも大胆で展開性があり、すぐに私の大切なお気に入りの一冊に仲間入りしました。繰り返し手にとっていこうと思います。絵本は時折素晴らしいインスピレーションを与えてくれます。自分でもいつかやってみたい仕事のひとつです。

 

Published in 1962, Henri's Walk to Paris,illustrated by Saul Bass,

Weekend dinner

特別なことは何もない週末でしたが、日曜日の最後にゆったり夕食とお酒を楽しむことができれば、それで二重丸な週末に。食事の力は偉大です。

1 In lovely dutch oven, sauté the onions about 30-40 minutes (I was tired!).

2 Add the butter, consomme soup and wine.  Wait 10 minutes, season to taste with salt and pepper.

3 To serve soup bowls and cover with the toast and sprinkle with cheese.

4 Serve immediately.

Today's dinner "ONION SOUP"

Let's take a nice sunday night.

NBAのもうひとつの楽しみ方

How to watch NBA game

ユタジャズの試合会場

先日、上司から、NBA ユタジャズの試合のチケットを頂き、試合を見てきました。今回で、4、5回目になる試合観戦だったので、ちょっと気になっていた事に注目してみました。それは、試合外での観客の楽しませ方です。日本で、バスケットボールの試合を試合会場でみたことはないのですが、とても、カルチャーショックを受け、一試合中で、どれだけのイベントアイテムがあるのかを、メモしてみました。

まず、試合前練習では、選ばれた子供数人が、シュート練習をしているコートのゴール下に立ち、飛んでくるボールを選手に投げ返す役割のボールボーイをしていました。スター選手に実際にボールを投げたり、とても嬉しそうでした。

さらに、練習を見ていると、3、4メートルぐらいの大きさのバルーンが、リモコンで操縦されて頭上を旋回し、そのバルーンから、グッズが観客に落ちてきたりしていました。バルーンには、広告が印刷されています。

Balloon

試合開始セレモニーでも、審判と選手たちのなかに、子供が一人いて、記念撮影を撮っていました。

試合中で、面白かったのは、タイムアウトのときの観客参加型ゲームです。基本的にタイムアウトでは、アナウンスで広告会社名を読み上げるのですが、音声と頭上の大型テレビ画面の会社のロゴを表示するだけでは、面白みに欠けるので、観客にゲームをしてもらい、勝った方が、広告を出している会社のグッズを獲得できるようになっていて、そして同時に、宣伝をすることが、NBAでのタイムアウトの時間の使い方のようです。

この日、行われた最初のゲームは、広告会社名の入ったマークをコートに3つ置いて、そこから、フリースローを決めて、決めただけお金がもらえるというものでした。

タイムアウト中のフリースローゲーム、足下には、広告ロゴ

 

試合が再会し、少ししてから、さらに面白い事が起こりました。ユタジャズのマスコット、ジャズベアー君の登場です。試合中にも関わらず、彼の行う奇想天外な行動に、目が離せません。いきなり、僕たちのすぐ近くに登場し、フォームスプレーガンで、観客にいたずらをしだしました。髪の毛の薄い男性の後頭部に、フォームスプレーを山のように、スプレーして、観客を喜ばしていました。髪の毛の薄い男性や、スキンヘッドの男性だけを狙って、4、5人にいたずらしていましたが、こんなことは、日本では、まず、見る事ができないでしょう。

突然、僕たちのすぐ近くに現れたジャズベアー君

男性の後頭部にフォームスプレーを山のように盛りつけるジャズベアー君 振り返って試合を見ない観客も

ジャズベアー君のいたずらは、とどまる所を知りません。タイムアウトになったとたん、近くにいた男の子を、肩に担ぎ、コートまで、連れて行ってしまいました。そして、タイムアウト中に休んでいる選手や、審判に、無理矢理、ハイタッチ!

試合が始まると、その子供を、再び肩に担ぎ、ヘッドコーチのように、コートのすぐ側を、うろうろしたり、最前列の空いている椅子に座らせて、しばらく試合をみせたり。本当にうらやましい。さすがに、5分ぐらいで、その子供も親の元にかえりたくなったみたいで、親の元に帰されましたが。

その他にも、面白かったのが、あるタイムアウトに出て来た40代、50代のおじさんグループ。普通は、若くてかわいくダンスの上手なチアリーダーがでてくるのですが。しかし、このおじさんグルークのダンスは、なかなかの完成度で、セクシーで、かなり、盛り上がりました。かなり練習したんでしょう。観客に喜んでもらうために、子供をターゲットにしたり、大人をターゲットにしたりとアイデアの豊富さに、驚きました。すべてのイベントアイテムには、広告会社が提供しているのですが、面白過ぎて、広告会社情報を全く覚えていません。

おじさんたちのラインダンス 笑いました!

ハーフタイムショーでは、アイダホから来たチアリーディングチームによる、ショーが行われました。たぶん5歳くらいから、15歳ぐらいの女の子たちの総勢50人ぐらいで、かなり大きなチームで、みんな、一生懸命踊っていました。

子供のチアリーディングチームのハーフタイムショー

後半の盛り上がってきたところでの、タイムアウトでは、より大きな歓声を上げたエリアに向けて、バスケットボールのプレゼント。巨大パチンコで、スタジアム最上段まででも、簡単にバスケットボールを飛ばしていました。たくさん手を振ったり、大声を出し、近くまでボールが飛んできましたが、獲得することは、出来ませんでした。この巨大パチンコには、しっかり、スプライトの広告が印刷されています。

大きな歓声のする方へ、バスケットボールをプレゼントするジャズベアー君たち

最後に紹介するイベントアイテムは驚きです。試合の中盤のタイムアウトのときに、観客のなかから、フリースローゲームに参加する人をひとり選び、試合の終盤のタイムアウトで、いざ、フリースローゲーム。レイアップを2回、フリースローを2回、すべて決めると新品のトヨタがもらえるというゲーム。選ばれてから、実際のゲームをするまで、そのゲーム参加者は、姿をくらませていたので、かなり、予備練習ルームで練習したんでしょう。いざ、ゲームが始まると、あれよあれよとシュートを決め、とうとうすべてのシュートを成功させ、新品のトヨタを獲得!コートを駆け回り、大喜び!

「さあ、商品の登場です」っていうアナウンスの後に出て来たのは、そう、新品のおもちゃのスターウォーズのヨーダ人形。おもちゃのヨーダ、つまり、トイ・ヨーダ、トヨーダ、トヨタ。トヨタの車をもらえない事を察知した、そのゲーム参加者は、怒って、コートを走り去ってしまいました。

むかし、同じ様な事をした企業が、裁判で負けて、本当に、車を買わされたっていう記事を読んだ様な。。。こんなことをしていいんだろうかと、僕も苦笑いでした。

スターウォーズのテーマと共にダースベーダーがおもちゃのヨーダを抱えて登場

ちょっと、トヨータはやり過ぎだと思いますが、タイムアウト毎にいろんなアイデアで観客に楽しんでもらうアイデアの多さにとても驚いた一日となりました。ほかにも、前回、観戦したときにみたイベントで、スクリーンに移ったカップルはかならず、キスをしなければならないゲームは、みんな楽しそうに、参加していました。

試合全体としては、タイムアウトや、ジャズベアー君のちょっかいなど、だいたい5分に一度のペースで、イベントが行われており、飽きさせない間隔でした。子供をターゲットにしたイベントがあったり、大人を楽しませるイベントだったり、バラエティが豊富でした。そして、そのイベントすべてに、広告が絡んでおり、子供から大人まですべての人をターゲットと結びつけて観客を飽きさせないため、いろいろなアイデアがあり、とても勉強になった一日でした。

最後に一つだけ、気づいた事を。アメリカでのレストラン、バー、コンサート、スポーツ観戦に参加するたびに思うのですが、アメリカでは、どんなイベントでも、老若男女のある程度のばらつきがあると思います。日本では、自分がよく行くレストランなどで、周りを見回してみると、だいたい、自分と同年代の客層だったってこと、よくあるんじゃないでしょうか。無意識に、同じような客層の場所を選んでしまっていたのでしょう。楽しい事ならば、年代を超えて、性別を超えて共有できるような人間でいたいと思いながら、NBAを観戦しました。

ちなみに、結果は、ユタジャズの大勝でした。

We can do without rules.

[ユタ州のゴミリサイクル状況から見る国民性]

こちらではゴミの分別規制は殆ど無く、分別の程度は個人意識に左右されています。私の経験する限りではユタ州以外も同じ様な状況で、どのように捨ててもゴミは回収されますし、分別せずに捨てても非難されることはありません。ただ、生ゴミも紙も鉄くずも全てが一緒に回収されていくのをただ見てるのでは気が引けます。現実には一緒に回収された後、ゴミの分別を職業とする方々がある程度の分別作業を行っているのだと思いますが、少なくとも自分たちは分別ゴミはリサイクルセンターへ直接持って行く様になりました。

週末にリサイクルセンターへ行くといつも家族連れでにぎわっています。小さなお子さんを持つ家庭では、子供への教育を兼ねてゴミ分別の習慣付けを家族で行っているようです。自分の持つゴミをどの箱に捨てるのが正解なのか、ゲーム感覚で子供たちも楽しんでいるようです。

そしてリサイクルセンターへ持ち込まれたまだ奇麗な家具、文具、家電はその横で破格で販売もされおり、みんなDIYのネタ探しに掘り出しものを見つけて楽しんでいます。DesignbuildBLUFFにとってもここは大切な素材調達の場の一つでもあります。

最初は、「ゴミ分別規制が無い→分別したくてもできないのだからしょうがない」と自分の行動をなんとか正当化していましたが、「ゴミ分別規制が無い→規制が無くても個人で望む行動を選択すればいい→自分次第」と考え方が変わりました。

規制をしっかりと作りそれを団体でしっかり守って動く日本人のやり方と、団体規制が無くても個人意識で動くアメリカ人のやり方、(そして、ルールを作ったとしてもそれを守らないという選択肢もこちらでは用意されている様です。)深い部分の意識の違いを感じます。

 

separate bin garbage with this containers

Everyone throw bins into here.

Most of visitors are families with kids.

Beautiful texture

One of ideal lifestyle

Billたちと一緒にいると、彼らは毎日をとても大切にしながら過ごしているな、と感じます。自分たちの理想のライフスタイルを考えるとき、何となく彼らのことが浮かぶのは何故だろうと考えてみました。

1 毎日、毎回の食事を楽しんでいる。高価なもので無くても「美味しいもの」を知っていて、美味しく食べる方法を知っている。もちろん食事の時間がとても楽しくなる。

2 公私において家族と一緒。夫婦セットで仕事をする彼らの姿は私たちの見本でもあります。多くの場合は子供も一緒に連れて遠征の仕事をこなしています。子供は両親が仕事する姿を常に横で見ながら成長し、それぞれの友人は、家族全員の友人にもなっていきます。

3 世界中に広がるネットワークをもっている。普段は超田舎で生活していますが、世界中から友人が彼らのもとを訪ね、彼ら自身のフットワークもとても良いです。独自の情報網でいろいろ知っていて、そして語学も堪能です。ちなみにビルはスペイン語がペラペラ。

いいな〜!

After hard work

 

Cooking dinner

Today's dinner "Tomato Pasta"

I never seen this "Popcorn Salad".

Dessert time with good wine and music.