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Monarch Cave Anasazi in Butler Wash at Comb Ridge.

今日は現場作業を休み、全員で歴史の授業としてハイキングに出かけました。Bluff近郊にあるこの場所は12世紀頃のネイティブインディアンの遺跡が数多く残っており、歴史を学ぶと同時にBluff生活をより楽しむには絶好の場所なのです。天候にも恵まれ壮大な景色と予想以上の遺跡に出会うことができました。

ここは数百キロに及ぶ櫛型に山頂が南北に連なり、その東側は写真の様ななだらかな白や黄、緑の岩肌斜面、そして西側は突如断崖絶壁となり赤土の世界が広がっています。この辺りは鉱物を含む岩が多く、それぞれに色を持ち、水による岩の浸食が様々な形を生み出している様です。一見すると不毛の地に見えるので生物の存在を感じませんが、よくみると動物の足跡も見られます。そして目をこらすと岩の隙間に大小様々な遺跡も残されており、かつての彼らの生活、どんな景色を見て、どの道を通って生活していたかなど、想像力も湧いてきました。

hike to Butler Wash !

The top group is so far from us,but it's easy to fond everyone.There is nothing disturb our view.

The view from the top of Comb Ridge. What a wonderful view!

Joel is trying to take horrible image.

We find many Petroglyphs that are carved on the rock.They're still beautiful.

One of little anasazi, we can find like this anasazi easily at this wash.

Heart shape cactus.

Monarch Cave Anasazi, it's over 700 years old.

Masonry Work

天気も回復し、青空のもとでの現場作業です。始めは不慣れであったブロック積作業も5列目となり、みんなすっかり手慣れた手つきです。

そして昼休みには今回のクライアント一人「サラさん」が家の外で通称”Navajo Taco”と呼ばれる揚げパンを作っているところを見かけ、話しをすることができました。 Navajoの人々は白人ほど外向的ではなく、どちらかというと日本人的にとてもシャイな所があります。実際に毎日現在すむトレーラーハウスの横で私たちが作業をしている訳ですが、作業中に様子を見に来ることはありません。差別という歴史があったこともあり、工事完了までには出来る限りいい関係を築きたいと願う私たちには少し心配の種なのですが、今日は会話だけでなく、揚げたてのパンのお裾分けまで頂してしまいました。(アツアツでとても美味しかったです!)会話の量はまだ多くはありませんでしたが、少しずつ良好な関係が出来ている手応えを感じることができうれしかったです。

work for 5th CMC block layer

It's looks difficult to plaster from top for me...

He also take the way from top. Why?

And we were digging hole of today for water line.

Samples for finishes

雪がチラつく本日は、現場での作業に加えて各種仕上げのサンプル作りも行いました。いつも左官仕上げのサンプル作りでは基本的なことだけ教えて後は自由にやらていますが、毎回それぞれ学生によって色の好みや表情の好みがよく現れるのでとても楽しいです。

しかも今年は学生から「サンプルを作りたいので、やり方を教えてほしい」との要望を受けての作業。主体性がある作業はどんな時も展開があって話が進みます。

samples for finishes

Back to the site.The second session starts!

第2セッションとして再びBluffに戻りました。

第一週目はただ指示を待つ学生の姿も見かけましたが、すでに少しずつ変わってきた様です。主体性を持って作業を進めてくれるので、作業がじゃんじゃん進んでいきます。十分な作業量を準備するのが大変です…。

They are almost brick layer.

Also,They tried plaster work.

Gorgeous Landscape

思わず目も心も釘付けになりました。

Gorgeous!

DOCUMENTARY SHORTS PROGRAMS

Sundance映画際もあとは結果発表を待つばかりとなり、街は最後の週末を楽しむ人々でにぎわっています。

そんな中、最後にドキュメント短編映画を集めた作品を見に行ってきました。その一つにアメリカ人監督によって3.11の津波と桜をテーマとした作品があったからです。ちなみにこの作品は今度のアカデミー賞にもノミネートされています。

ここでは上映時間100分の間に短編映画が6本収録されており、それぞれ厳しい審査を勝抜いた作品らしく、全く異なる趣向のドキュメントを一度に見ることが出来ました。これはとてもおもしろい初経験でした。ただ、座席がかなり前方であったためか、ドキュメント映画で画像が揺れるためか、一部の作品で完全に「画像酔い」をしてしまい、映画を見ていてノックアウトされた初体験もできました。。。

6作品中、私が素晴らしいと思った3作品がインターネットでも一部観覧可能だったので紹介します。

①AQUADETTES (動画はここをクリック)おばあちゃん達のsynchronized swimming映画です。活き活きとした表情が魅力的で、私もおばあちゃんになっても笑顔でサーフィンをやり続けたい!と思いました。

②INTO THE MIDDLE OF NOWHERE (動画はここをクリック)なんともかわいらしいこども達の想像力に改めて気付かされ、その想像力を寛大に受け入れる自然、森の存在に脱帽しました。

③THE TSUNAMI AND THE CHERRY BLOSSOM (動画はここをクリック)衝撃的な映像から始まってしまうので涙がとまりませんが、この事実を広く伝える作品として是非世界中の人に見てもらいたい作品でした。自然の脅威と、癒し、日本人の自然との付き合いかたが描かれています。

一週間に映画3本、何とも贅沢な日々でした。映画は本と同じで視野を広げて、気付きをくれます。明日からまたユタ南部の砂漠に戻り共同生活と現場作業の日々に戻りますが、とってもいいリフレッシュができました。