屋根が架かり、壁も出来上がりつつあるので今日から電気配線、設備配管を開始します。特に設備配管においては学生の友人であるプロの設備士がはるばる仕事を休み来てくれたので、その彼を中心にぐいぐい作業が進みます。私たちにとっても、分かっている作業であっても、プロの仕事は手際が良く、持っている道具などを見ているだけでも色々勉強になります。
版築壁の型枠を解体しました。施行期間がまだ半分残ってる現状で型枠を外すのは傷などの心配もあるのですが、後の行程を考えて早速撤去することにしました。
改めて型枠を解体してみて、その細長い巨大な壁に、しっかり鉄筋などで補強しておいてよかった〜と思いました。でも本心では、台形型のもっとどっしりとした版築壁の方がすきです。
昨晩の授業は”ROOT BEER”. 木の根や皮に香りを付けた炭酸飲料で、アメリカならではの飲み物の代表といっていいほどのこちらでは人気の飲み物です。特にモルモン教徒の多いこのユタでは、アルコール飲料の代わりにこのroot beerを飲む人が多いのはないでしょうか。
数種類の木の皮に、八角で香りを付け、バニラで甘みを付け、かなり複雑な味に。一時間半程煮立てたものを濾して瓶に詰めていきます。
ほんの少し、数粒のイーストを加えて栓をして2〜3日待てば完成です。結構簡単!
今まで市販ROOT BEERを飲んでいた時は、その複雑な味に、これは何か色々な添加物が入った薬みたいだ。。。と敬遠していたのですが、原材料が分かって飲むと、意外にいける!、と印象が変わりました。特にアルコールが飲めない現在の身では、ビール瓶に入った炭酸飲料というだけで少しワクワクもします。ただ、アルコールビールよりもかなり甘いですけど。
版築作業4日目、ついに型枠が一番高い部分に届きました。3mを超すこの壁はすごい迫力です。この版築壁はセメントを使わず、土と石灰だけで構成され、部分的に開口部もあるので、内部に鉄筋や鉄プレートを埋め込み、それらを構造上の支えにする様にしています。果たして、型枠を取るとどんな壁が出来上がるのか。