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Happy 4th!

初めての7月4日、独立記念日を迎えました。アメリカにとってこの日がどんな祭日なのか、全く理解していませんでしたが、迎えてみると予想以上の盛り上がりです。日本のお祭りに例えると、日本全国の夏祭りが全国同時開催といった具合です。

あらゆる所に星条旗が飾られ、町は白、青、赤と音楽と花火で埋め尽くされました。

夜には隣町でロディオの大会がありました。初ロディオです!ユタ州は西部になるので地元ロディオ選手も多く、盛り上がるとのことなので行ってみると、それは全く新感覚の競技でした。人も馬も、今まで見たことの無い動きをするし、エンターテイメントと緊張感がおかしな具合に混ざった独特なものでした。おそらくこの違和感はアメリカ西部の「文化」がそのまま「競技」にされている所からくると思いますが、大満足した一日でした。

happy 4th!

main streetには様々な星条旗が。パレードのためにみんな道端にスタンバイしています。

パレードの先頭はアメリカ国民を守る軍人、警察官、消防官です。拍手が送られ堂々と歩く様はアメリカならでは。

さすがはsnow resort。free styleの選手達がトランポリンを使って技を披露しながら行進する山車。

この週末はみんな飲んだくれています。典型的な6本入ビールを模した楽しそうな山車。

パレードの後は人だかりはそのまま公園に。まずはラグビー観戦。みんなまったりしています。

至る所で音楽が流れています。野外コンサートで踊る人、飲む人。

夜は初ロディオ観戦!カウガール達が颯爽と馬に乗り開会式です。

やっぱり夏の夜空には花火がよく似合います。電線も高層ビルも無いので、どこからでもゆっくりと。

Wednesday Farmer’s Market

ParkCityにも夏が訪れました。各都市、夏になると各所でFarmer’s Market が開かれます。今日は近くの水曜マーケットに同僚とともにランチを兼ねて行ってきました。平日ですが、家族連れ、犬連れの人々で賑わっていました。

マーケットの入り口、一番いい場所はネイティブインディアンの一家が陣取りインディアンジュエリーを販売していました。もぎ立てのスイートコーンを求めて歩いていると、人だかりがありました。パフォーマンスと思いましたが、防具をつけた男性による「犬のしつけデモンストレーション」でした。あまりの人だかりは愛大型犬家アメリカならではの風景です。

farmer's market at ParkCity CANYON

pizza truck!

design ARTS UTAH 2011

数ヶ月前にDesignbuildBLUFFで応募したコンペが通り、あるギャラリーでの展覧会がはじまりました。古い駅舎がgalleryとして利用されているのですが、現在では町の賑わいから少し離れた場所にあるためか、落ち着いた展覧会でした。こちらではプレゼンテーションとPartyを合わせたイベントが多いなか、久々にこの様な美術館形式のイベントを見学したために盛り上がりが少なく感じたのかもしれません。各作品のデザイナー達の顔が見えないのが残念でした。

ただ、身近で多くのデザイナーが活躍している様子を目にすることでいつもいい刺激をもらいます。

古い駅舎を利用したギャラリー。

設置したブースを家族が楽しんでくれています。

かつてプロジェクトに参加した学生達も見学にきていました。

路上イベント chalk art!

週末のソルトレークで面白い路上イベントを見かけました。ショッピング街の道路を歩行者天国にし、アーティストから子供までが参加して、道路をチョークアートで埋め尽くしていました。子供の頃、自宅の家の前の道をチョークで落書きだらけにしていた頃を思いだし、わくわくしながら路上美術を楽しみました。

ショッピング途中に気軽にアートが楽しめる、制作過程を見学でき、気になればアーティストに声を掛けてコミュニケーションを取ることも出来る、チョーク数本だけで出来るアートなので、子供から大人まで楽しめる、安上がりだけど賑やかでみんなが楽しめるイベントである、なかなか素晴らしいアイデアです。

このアーティストはチョークで宗教画に挑戦しています。

こちらはピンクモンスター。

子供達も夢中です。

完全に自分の世界に入っています。

ぎっちりとチョークで埋まった道。見てるだけで楽しい気分になります。

古い友人が遊びにきてくれました。

カナダに住む古い友人がParkCityを訪ねにきてくれました。Utahといえばやはり雄大なランドスケープということで、塩の大地での朝日を始め、様々な大自然と存分に遊びました。

改めて友人の感想を聞く度に、自分では何が当たり前になってきたのかを気付き、身近にある自分の町の魅力を見つけることが出来ました。周りのアメリカ人の知人達がUtahを大好きであったり、日々の暮らしにのどこに楽しみを見つけているのか、少し分かった気分になり、また日本人と北米人についての意見交換ができ、充実した数日でした。

sunrise at SaltFlat!

激流の中の露天風呂

敷地調査

それぞれの学生が希望の現場を選び、敷地調査が開始されました。私が手伝ったのは水車とプラムの木が特徴のローレインさんの敷地です。

こちらの現場はアクセス路面の状況が悪いので、現場建設予定です。ただ既存住宅が数棟あったり、敷地内に物が散乱していたり、まっさらな敷地に新たにデザインできるもう一方の現場と比べてこの現場は混沌としているためか、希望学生は6名と少ないです。

ただローレインさんがすでに敷地に住んでいるので、現在の住環境を調べることが出来たのはいい経験となりました。伝統的なホーガン住宅でありませんが、ナバホ族の現役住宅にお邪魔したのは学生も私も初めてです。一般的にナバホの人々は敷地に制限がないためなのか、ゴミを処理するシステムがないからなのか、壊れてしまったものでも、何でも敷地の中に溜め込む傾向があります。ローレインさんの家も同様で家の中も外も物で溢れていました。また周囲のランドスケープは素晴らしいものの、風の被害をさけて開口部が極端に少なく、昼室は昼間でも真っ暗です。ローレインさんの希望は次々と出てきますが、常に吹き荒れる風による砂埃、昼間の強い日差しを考慮しながら快適な住宅をデザインするのは難しそうです。

私としてはプレハブではなく、せっかく現場建設が出来るのですから、既存住宅らと絡み合うデザインを希望したいです。

 

ローレインさんの敷地に建つ水汲みの風車。私設で建設したのにも関わらず、他のナバホ族の人々が水を無断採取にきたり、行政に公設扱いのナンバーを登録されてしまったりと色々問題の風車でしたが、砂漠の中で涼しい水しぶきをあげてくれていました。

実測調査をする学生