今日は一日中、bath houseに籠って壁との格闘です。昨年末にアリゾナの左官屋さんから教わったやり方で壁を仕上げていきます。私達の様な素人であってもなかなか奇麗に壁を仕上げるやり方です。
夜になる頃には背中がバキバキに疲れましたが、仕上がりは上々でした。アメリカ人の感覚ではどうなのか、壁がしっかり乾いた後に意見を聞いてみたいと思います。
日曜日の今日は「SUPER BOWL SUNDAY」でした。こちらでは国民的スポーツであるアメリカンフットボールの頂上決戦となるこの日は噂通りの大賑わいでした。まだ明るいうちからそれぞれのBarには人が集まり、子供からお年寄りまでみんなでワイワイ。
選手もルールもよく分からない私にとっても、試合中のCMや、ハーフタイムの中のコンサートなど、イベントが目白押しでスポーツというよりエンターテイメントとして楽しむことができました。みんなはしゃぎ過ぎで明日の作業に響きそうです。
今日は学生たちの現場がコンクリート打設ということで、bath houseの仕事を中断して、お手伝いのために現場に足を向けました。昨年秋の敷地調査以来の現場だったので、まだ基礎段階とは言え随分と印象が変化していました。
この「west water」と呼ばれる敷地はインディアンの居留地外なので白人とインディアンがエリアを分けながら共存しているエリアです。川を挟んで街側には一般アメリカ人の家並みが続く複雑な環境です。
bath houseの仕上げを進めています。壁面の仕上げを終了した後にインテリア作業に入るつもりですが、何とも使いにくい空間がだだっぴろく残っています。さて、どうしようか悩みます・・・。
最高気温が0度を上回りません・・・。あまりの寒さに作業場に即席ストーブを作りました。周りに転がっていたもので急遽作りましたが、なかなかシンプルに格好良く仕上がりました。寒さはまだまだ続きそうですが、これで頑張ることができそうです。
夜には歴史の授業があり、学生と一緒にナバホについて学びました。本日のお題は「開発とは?」。白人や私達の考え方では車・上下水・ガスなどのインフラ在りきで住宅を建てますが、ナバホの考え方は違います。彼らにとっては、「まずは何よりも住まいを置く」、その後何か必要になれば周りにばらばらと・・・。
両者共存の社会のルール作成、街づくりは困難な様子です。今後お互いどこまで歩み寄れるのでしょうか。