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土壁workshop with hands

午後は 3 form の皆さんに宿泊場所の bathhouse の壁をBLUFF色に塗ってもらういました。今回は鏝を使用せずにhands仕上げです。それぞれの塗り方に個性があって、面白い壁が仕上がりました。殺風景だった壁がBLUFFにぴったりの暖かい壁になりました。

土のworkshopは水物だからかいつも参加者を夢中にさせます。そして何より安全です。参加した皆さんが楽しそうでこちらも満足しました。

始めての土壁作業に最初は戸惑っていましたが・・・

結局みんな夢中で、どろだらけになっていました。

Thank you everybody

former project trip

3 form の皆様がBLUFFに到着です。午前中は今までの作品巡りです。広大なNavajoの大地を何台もの車が数珠つながりに駆ける姿は異様です。

各作品すべてに3 formから寄付された素材が使われています。学生の自由な発想により様々に自分たちの製品が使われていることを喜んでいました。各作品それぞれに個性があり、多くの白人が押し掛けても家の中を十分に見学させてくれるNavajoの人々の様子からも各作品が喜んで使われているようです。

2004年、DesignbuiltBLUFFがこの地域に移って初めての作品。

2007年 sweet carolline house 家の南側にある版築大壁が各部屋をやさしく分けていました。

2008年 benally house 家の主人のbenallyさんがやさしくみんなを迎え入れてくれました。この家を気に入ってくれている様子が伝わります。

2009年 white horse house

2010年 Janet house 半年前はここでの作業に参加しました。懐かしい思い出がたくさん蘇ります。

interior of Janet house 私が帰国してからのみんなの作業がしっかり確認出来ました。素晴らしい出来です。

そして現在の現場。コロラド大学がDesignbuildBLUFFに参加して始めての作品です

土壁workshop 準備

次の週末には、例年多大な寄付をしてくれる 3-form という樹脂メーカーから社員研修を兼ねて、20人ほどの来客があるようです。作業を手伝ってくれるとのことなので、土壁work shopを用意することになりました。下準備に土取りや養生準備を始めます。

赤土を求めて comb ridge へ。 鮮やかな赤土です。

左が赤土。右が赤砂。砂にはあまり色がついていません。

リスが応援に来てくれました。すごくあせっています。

Spaghetti Squash

Thanks giving まではまだ日がありますが、今週は学生たちの作る料理に感謝祭での定番料理と呼ばれるもの達がたくさん出てきます。角切りパンとポテト、ベーコンなどを混ぜたスタッフングという食べ物。また「spaghetti squash」というカボチャの仲間をつかった食べ物。

「spaghetti squash」は電子レンジで加熱してから、フォークで中身を掻き出すと、細長い麺のようなスパゲッティに似ている状態になるためこう呼ばれるらしく気に入りました。あまり強い味ではないため、付け合せのパスタの代用として使われることもあるそうです。

中身をかき出します。

確かにパスタの様になりました。調理をしていたシンディー

学生たちのインテリア作業

残り3週間の作業となったDenverの学生たちはインテリア作業に励んでいます。実際の現場では電気配線や断熱材の敷き込みが主作業になっているため、細かい作業は作業場で行います。

例年は窓サッシについては寄付された不要窓枠をそのままはめ込む場合がほとんどでしたが、今回は木製サッシを自分たちで作っています。スムーズに開閉が出来る様、、隙間が出来ぬ様、改良を重ねて細かい作業を行っています。

窓の制作に集中するドミニク

window detail

こちらはキッチンのテーブルカウンター天板の作成です。白セメントに顔料やビール瓶を粉砕したものを入れたサンプルを削り出していきます。削るごとに出てくる仕上げの表情にメンバーは大満足。

キッチンカウンターのサンプルを削るエイミー

ガラスが表面に出てきて奇麗な仕上げになりました。この仕上げに決定。

next client 2

2つ目の候補敷地を訪ねました。

ナバホ族の方との都合が合わずインタビューは次回に持ち越しになったため直接の意見を聞くことはできませんでしたが、1つ目の候補地と比べると多くの違いがみられました。

こちらでは比較的狭い地区のなかに、半分朽ちてしまった古い小屋から新しい小屋まで、いくつもの小屋が建ち並んでいました。住みかえる際に古いものはそのまま放置し、新しい場所に移動するのが通例だとのことです。

また、こちらは川を挟んですぐ近くには白人が住む町があり、そちらにはもちろん電線をはじめとするインフラ設備が完備され、アスファルトで舗装された道、芝生で覆われた庭先を持つ一般家庭が立ち並んでいます。

居留地から見える景色は奇麗でしたが、どうしても川越しにこういった白人文化が目に入ってきます。また特にこのエリアでは古くから水の利権を巡って2つの人種間で諍いがあったとの歴史もあるようです。

そういった環境で暮らすナバホの方々と白人学生との絆をどうつくるか、例年のことの様ですが今度もまた難しい課題が出てきそうです。

ただ、ひとまず来年はこの2つの候補地に同じデザインのプレハブハウスを建設することは決定しそうです。2つの異なる敷地にどういったデザインを行うか、ユタ大学の学生は課題を抱えて町に帰って行きました。

surround prefab house 1

surround prefab house 2

surround old house 1

surround old house 2