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White horse一家のいえ

スタッフの1人が2年前ユタ大学のプロジェクトで作ったという white horse 一家のところに行くというので付いていきました。

この家はナバホの土地の中でも一段と人里離れた場所にあり、荒野の中にポツンとこの家が建っていました。家の周囲には四方八方に犬小屋が。理由を聞くと、ナバホ族には skinwalker と呼ばれるお化けのような存在があり、日暮れ後の暗闇の中で彼ら身を守るために方々に犬を飼っているとのことでした。確かにこのあたりでは夜は本当の暗闇で怖いです。

また新しい家の周囲には以前まで住んでいたホーガンと呼ばれる土の椀型の家も残っていました。現在は全く使っていないとのことでしたが、この新旧の対比は印象的でした。新しくホーガンを建て直す資金のなかったこの一家にはこの新しい家は広くて快適で便利です。伝統や文化についてはどう考えれば良いのか私の答えはでていませんが、きっとこのプロジェクトに参加した学生たちも考えたのだと思います。

外観。資材搬入時のパレットをリデザインしています。

反対側は錆びた波板を外観にしています。

以前住んでいたホーガンと呼ばれる土の家と新しい家。

以前の住まいである2棟の家

Denver 校の現場

今年の9月にスタートしたというこの現場は既に構造は終了しており、夏の終了とともに、外作業から内作業へと以降していく時期でした。残り2カ月はインテリア作業です。前回の参加時にはインテリア作業に入ったところで日本に帰国してしまったので、私にはいいタイミングです。学生たちがどんな面白いインテリアを考えるのか、とても興味深々です。

2棟構成の真ん中にエントランス、家の中央に風の塔があります。

南側には現地の土の色づけた版築の壁が出来ていました。

風の塔。塔の下には暖炉という2つの機能を合わせもつ煙突です。

BLUFFでの住まい

スタッフが増えたこともあって、プロジェクトでは集落のはずれにある1軒の家を宿泊施設のために新たに借りたようです。そこで、私達のBLUFFでの宿泊はこの家の2階に増設された離れを使わせてもらうことになりました。

ストローベールハウスで出来たこの家は作家さんの家とのことで、家の中にはたくさんの書物と、世界各国の飾り物が素敵に飾られていました。日本の七福神もいらっしゃいます。

ただし・・・私達の泊る離れの部屋を開けると・・・恐ろしいことに、ベットの周りには2匹のサソリの死骸。「毒蜘蛛もいるから気をつけてね。」と軽~く注意されました。日本で生まれ育た私は、ここで本当に休まることができるのでしょうか・・・不安です。

ストローベールハウス。1Fにはテラスが広がります。

リビング。窓の外には赤い荒野が広がっています。

書斎へ続く壁。ストローベールらしい形どりが各所にみられます。

bluff にも再び戻ってきました。

今年初旬に参加していたユタ大学のプロジェクトは既に終了しており、現在Bluffではコロラド大学デンバー校の学生達がデザインビルドを行っています。

年々この「DesignBuildBLUFF」の評価が広がっており、今年からはユタ大学だけでなく他州からの学生も受け入れて、通年で建設作業を行っていく様です。スタッフ増員を含め、この半年でプロジェクトを取り巻く環境が少し変わっていました。

ただ、久しぶりのBLUFFの赤土の大地には全く変化はなく、変わらずの雄大な景色で出迎えてくれました。

車窓から

BLUFFの宿舎に到着すると、ヤギという仲間も増えていました。日が暮れ始めると寒いからか屋根に上り始めました。

現場近くに設置した荒野の中の私達のトイレ

Halloween 準備

10月末はHalloweenです。街中は準備の飾りつけが目立つ様になってきました。スーパーでは超デカかぼちゃがエントランスを占領しており、不気味な骸骨や魔女やクモの巣で町の至るところが飾られてきました。

階段の手すりもおばQになっています。

みんな、たくさんのかぼちゃを購入しています。

ストローベールや案山子を飾る家も多いです。

salvation university of Utah

家の中は様々な設備が不足してます。椅子に机にベットに、電子レンジに、トースターに・・・。欲しいものは様々ですが資金がついていきません。

IKEAと親切な友人達のおかげでかなり快適になってきましたが、大学の一画には研究などの備品を安く売る「salvation army」ならぬ、「salvation university」というものもあると教えてもらい、早速大学に行ってきました。

電子レンジ$10、トースター$2、その他家具からPCまですべてが破格。


furniture

家具以外にも、自転車や車もありました。時間があるときに必ずもう一度行きたいです。