White horse一家のいえ
スタッフの1人が2年前ユタ大学のプロジェクトで作ったという white horse 一家のところに行くというので付いていきました。
この家はナバホの土地の中でも一段と人里離れた場所にあり、荒野の中にポツンとこの家が建っていました。家の周囲には四方八方に犬小屋が。理由を聞くと、ナバホ族には skinwalker と呼ばれるお化けのような存在があり、日暮れ後の暗闇の中で彼ら身を守るために方々に犬を飼っているとのことでした。確かにこのあたりでは夜は本当の暗闇で怖いです。
また新しい家の周囲には以前まで住んでいたホーガンと呼ばれる土の椀型の家も残っていました。現在は全く使っていないとのことでしたが、この新旧の対比は印象的でした。新しくホーガンを建て直す資金のなかったこの一家にはこの新しい家は広くて快適で便利です。伝統や文化についてはどう考えれば良いのか私の答えはでていませんが、きっとこのプロジェクトに参加した学生たちも考えたのだと思います。