春一番のなかのplaster day
春一番が吹き荒れました。でも、風にも負けずに今日はみんな張り切って左官作業に挑みます。施主のYANITO一家にも参加してもらい、自分の家を自分でつくっていく楽しみを味わっていただきました。乾燥を待っての結果判断ですが、私としては上々です!
春一番が吹き荒れました。でも、風にも負けずに今日はみんな張り切って左官作業に挑みます。施主のYANITO一家にも参加してもらい、自分の家を自分でつくっていく楽しみを味わっていただきました。乾燥を待っての結果判断ですが、私としては上々です!
春を過ぎていきなり夏日の日差しです。今日は明日に備えてドレッドのBLAKEとひたすら左官準備を行いました。土の掘削から仕上げに使う箒の準備まで、どんどん作業を進めます。
他にも屋根作業や小庇取り付けの作業も進みます。夜にはみんな日焼けの後がくっきりでした。
屋根作業が続きます。架梁→OSB→tar paper→flashing→屋根プレートの順番でどんどん釘で固定していきます。シンプルな屋根なので作業も楽ですが、雨があまり降らないとは言え、やっぱりどこの国でも雨仕舞いには気を使います。
すでに屋根作業が完成していたスタジオ棟では、屋根下にスクラップの波板を張るデザインが採用されました。廃材の木とのバランスがよさそうです。
晴れた休日、近くのインディアン遺跡にハイキングに行きました。「Hovenweep」と呼ばれるこの遺跡は13世紀に建てられたインディアンの遺跡だそうです。かつての谷に面した険しい場所に立つ塔や儀式に使われたとみられる建て物は多くのブロックやスライスされた石で積み上げられていました。
「遺跡」と言われても、13世紀というと日本では鎌倉時代、日本に多く残る寺院とこの遺跡を比べると違和感を感じました。ただ、あまりに険しい環境に建てられていることから、当時の闘いの気配を感じることができました。
左官仕上げ部分のサンプル作りを行いました。甘いもの大好きなアメリカ学生にとって、左官サンプル作りは「ブラウニー作りみたい」ということでみんなで楽しみながら色々な配合を試して行きます。現地で採取できる赤砂を試してみると、意外にも赤色がまったく消えてしまうなど、いろいろな勉強になるサンプル作りになりました。
お昼休みには「サンプル投票」を行いました。人気は「赤土色の箒仕上げ」、乾燥を待って仕上げを決定しようと思います。
屋根作業もネイルガンを使ってどんどん進めて行きます。「○○と煙は高いところに上る」といいますが、調子に乗って屋根で作業をしていると、「monkey」と言われてしまいました。
日中吹き続けた風に乗ってきれいな夕日もやってきました。明日は日曜日!今週もみんなよく働きました!
晴天の日には氷点下からいきなり夏日になります。今日は日差しの強い中、屋根作業を中心に作業を行いました。
久々に現場に訪ねて来てくれた施主のYANITO一家は、Sips panel の設置を終え突然家の全貌が見えたので、とても驚いていました。印象はまずまず!
スタジオ棟左官部分の最終仕あげのサンプル作りも始めました。YANITOさんにも手伝ってもらって、色々アイデアを出していきました。ひび割れや色の具合を見ながら仕上げのイメージをみんなで固めていこうと思います。