コンクリ打ち開始
嵐は無事去り青空が戻ってきました。ただ前日までの作業のコンクリ打ち段取りはすべて凍りついていました。
寒さが厳しいので今日はみんないつも以上の防寒対策をしています。普段の作業着の上にもう一枚厚手のつなぎを着て作業する学生が目立ちました。女性用の暖かそうなつなぎの作業着は日本では手に入らないので、すごく羨ましくて欲しくなりました。
覆っていた霜のとれ始め、いよいよコンクリ打ちが開始されました。本日目指すはフーチ部分の打設です。
ただし、ここでも掘削作業に続きすべて人海戦術です。初じめてミキサーが回転されたときにはみんながミキサーを覗き込んでいましたが、それも最初だけ、結局ミキサーとねこをずっと動くことになるとみんなそれどころではありませんでした。
あと少しだと思っていたところ、急にみんなが帰り仕度をはじめました。みんなの会話についていけない私は「えっ、あとこれだけなのに帰るの??」と驚きましたが後で聞くとセメントが足りなかったとのことでした。これからコンクリ作業が続くのだから大量に準備しておこうよ、と思いましたが、この去り際の良さにもアメリカ文化を感じました。
結局寒さにも限界が来たので、本日の残り作業は宿泊施設に帰って、残りの配筋作業になりました。寒すぎたので鉄筋の火花ですら暖かくてうれしかったです。