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砂利の上の生活

電気がないので太陽光発電で工具を使う

電気配線チームにより、太陽光発電が現場に設置されました。

気温は寒いながらも、ここの日差しは強烈です。どんどん蓄電できそうです。

砂利を敷く

昨日までは土まみれだったものの、今日は一日砂利まみれ。

基礎の下敷きにする砂利を敷きました。

ランチも砂利の上で

四人掛かりの基礎フレーム作り

砂利敷きが終わって基礎型枠の設置が始まりました。

水平器を使って作業するものの、インパクトを使って力任せに固定されて行く型枠の

精度はちょっと不安です。作業を見ているとアメリカ人にも変な精密派がいることに

気づいてきました。

気球でツインロック!

テスト風船の行方

この週末はこの小さな町にバルーンフェスティバルがやってきました。

早起きすれば気球に乗るチャンスがあるとのことで、何人かの学生と5時に起きて会場に出かけました。

会場には遠くからも人が来ていて、早朝にも関わらず賑わっています。

テスト風船の行方をみんなで見守ったところ、今日は快晴、風も弱く、まさにバルーン日和とのこと。

やった!

気球に空気を送り込む

トラックにコンパクトに積み込まれた気球を膨らまします。なかなかできない経験に

寒さも眠さも忘れて興奮してきました。

ツインロックに大接近

気球に乗って見るナバホの大地は、空から見るとさらに不思議な形だと気づかされます。

ブラフの町のシンボルでもあるツインロックは気球から真近で見ると本当に不思議。

荒々しい大地の連続に人間の小ささを感じました。きれいです。

手で掘るんです。

ネコとシャベルで、どんどん掘る。

本格的に現場での作業が開始されました。昨日まではあんなに見たこともないような工具を

使いまくってベット作りをしたのに・・・、この基礎掘りは機械はなし、手で掘るんです。

これがデザインビルドスタイルなんですね。

フーチのディテール

図面も無で掘っています。いまいち基礎の概要が分かっていない私にスタッフが

断面をかいてくれました。ただ数値がインチでこれがまたつかみ難い・・・。

つるべ使い

雪解け水の浸透具合

掘り続けた結果、こんな断面が出てきました。表面は雪が覆っていて湿っているものの、

やはり乾燥地帯だけあって30cmも掘ればそこからはカラカラな大地が出てきました。

日本でよく見られる粘土層は全く出てきません。掘り辛い。

外からベッド

2段ベットもいよいよ完成を迎えそうです。

作業場で加工したベットを宿泊場所へ持ち込みます。

階段を通るはずだったのに・・・アメリカはテラスが広くて助かりました。

階段を通らず。。。

ツーバイフォーむき出しのデザイン

なぜか・・・達成感が早くほしかったのか梯子よりも先にマットレスと毛布が敷かれました。

日本人としては最後に敷きたかったです。

梯子を付けてできあがり!

椅子とベッドとドリル

宿泊場所でのプレ作業も4日目。まずはたくさんの椅子が完成しました。

はじめから現場での作業をするのではなく、この様なプレ作業を通して、

①チームワーク形成 ②工具の安全な使い方 ③自分たちの環境整備

を行うこの仕組みは一石三鳥のプログラムだと思いました。

廃材から作った椅子1

廃材から作った椅子2

ベッド作りは悪戦苦闘

安全講習

今日からしばらくは現場には行かずに宿泊環境の整備を兼ねた作業が始まります。

まずは安全講習が始まりましたが、最初の講習はなんと車のバッテリーチャージと

貨物車の牽引方法についての講習。さすが車社会のアメリカだと思い知らされました。

この程度の内容は学生とはいえ、みんなが知っておくものの様です。

車のメンテナンスの説明中

続いて、工具の安全講習。デザインビルドでは家を一軒作るだけあって使う工具も本格的です。

2~3人のスタッフで20人以上の学生の安全監理をする必要があるので、この安全講習は本当に大事です。

日本では見たことも無い危険な工具ばかりです。英語での説明であっても、この工具達の危険性だけは

はよくわかりました。

丸鋸の使い方