Viva “the Stars and Stripes” !
土曜日の夜、ダウンタウンのメインストリートへ出かけると、町を飾るショーウィンドウがどこも星条旗で彩られていました。
そうです、もうすぐ “July 4th” アメリカ人の愛国心がお祭り騒ぎとなって現れる日がきます。
土曜日の夜、ダウンタウンのメインストリートへ出かけると、町を飾るショーウィンドウがどこも星条旗で彩られていました。
そうです、もうすぐ “July 4th” アメリカ人の愛国心がお祭り騒ぎとなって現れる日がきます。
木曜日、金曜日と平日ですが、両日ともオフィスには私たちしか居ません。静かで穏やか過ぎる時間が流れています。7月4日が近いからか、それとも単に週末モードになっただけなのか、周囲のみんなは夏を謳歌しています。
ただ今日は私たちもお使いを頼まれ、オフィスを脱出してParkCity から車で1時間ほどの場所にあるSaltLakeに行ってきました。雨の無いあつい日々が続くため湖の水位は下がっており、塩水でできたこの湖は海よりも強烈な匂いを放ちながら気持ち良い風を吹かせていました。
お使いに来た場所はこの湖岸にある怪しげな建物です。昔はレストランとして営業していたそうですが廃業して現在は廃墟の様な雰囲気です。ただ、今ではたまにコンサート等のイベント会場となっているようで訪れた時もちょうど数日前のコンサートの片付けを行なっていました。確かに、ここならどんなに騒いだとしても誰の迷惑にもならないなと気付き、廃墟の使い方の一例をみた気がしました。
ここしばらく夕方17時以降の仕事終わりにハイキングをしています。夜が21時ごろまで明るいのでこの時期には多くの人がアウトドアライフを積極的に楽しんでいます。(冬が長いここでは、限られたこの夏の時期にはみんな思いっきり肌を焼いて、屋外生活を楽しむのです。)
今日は、ながいこと疑問に思っていた山の中腹にある「PC」マークの正体を突き止めるため、街はずれの小山までハイクに行くこととしました。おそらく白ペイントであろうとは予測をたてていましたが、果たして自然物にペイントしたのか、人工物にペイントしてあるのか…?
毎日みている山ですが、実際に登るのは初めてです。おかげで麓に行くために今までの2年間一度も通ったことの無い道をうねうねと探検です。それ自体も楽しく、さらに謎が解けたこともうれしいハイキングでした。結果としては土間コンクリートの様なものが打設してあり、しっかりと作られていまいた。地元の高校が数年前に作成したとの記録もありました。
山が多いこの街では、しょっちゅう上から街を見下ろしますが、この角度から眺めるパークシティーの街は初めてで新鮮でした。こんな小さな街なのに、知らないところがまだまだたくさんあって、上から俯瞰してみてみると、いかに普段自分が決まったルート内でしか生活していないかということに気付きました。
ミーティングを兼ねて訪れたレストラントにて、格好いい装飾と出会いました。空きびんの底に照明が仕込んであり、びん全体がぼんやりと光るようになっています。主張しすぎずいいセンスです。
この店はアンティーク調にまとめられた内装で整えられており、おちついた雰囲気です。特に夜はゆっくりした雰囲気のなかウィスキーを楽しむ大人でにぎわっています。元炭坑街の雰囲気をセンスよく引き継いでいるので、私達のお気に入りのお店の一つです。
日曜は午前に軽くオフィスで作業をして、午後からは車で30分程の場所にある ”Deer Creek Reservoir” という池にwindsurfingをしに行ってきました。
ここでは冬は池の表面が全て凍ってしまう程の寒さなので、夏の短い間しかwatersportを楽しむことはできません。私達にとっても今日が今年最初のwindとなりました。
15時ごろ、山の谷間からやや強い吹き下ろす風が吹いてきました。思わず昔を思い出し、誰もいない水面を思う存分滑ってスリリングなスピードを楽しむことができました。気持ちよかった〜〜!!自然遊びは最高です。
この2年間半、私達にとって最も親しい付き合いだった同僚のAndrewが地元アリゾナで新たな就職先を得て私達の元を去ることになりました。彼はこの2年間、DesignBuildBLUFFの中心的な存在で(年下ですが)頼れるリーダーでした。DesignBuildBLUFFの卒業生でもある彼は学生時代から今まで、建築業界=DesignBuild だったので、30代の次のステップとして現実社会の「一般的な」建築業界を知りたくなり転職となったのです。
確かに誰の目からみても「建築法規もない砂漠で素人がボランティアで家を建てる」このDesignBuildBLUFFの状況は一般的な建築状況ではありません。また、一カ所に長居し続けるのも個人の成長を考えるとあまり良くないと私は考えています。今回のAndrewとの別れは寂しいものですが、お互いまた会うときまでにしっかり成長しておこう、と思うと楽しみな別れでもあります。
ちなみにアメリカ人にとっての送別は日本人にとってのそれとは少し違い、意外にドライです。今までにも様々な送別をおこなってきましたが、毎回「じゃっ!」という軽い感じで結構重い別れが表現されるので悲しむ隙を用意してくれません。でもこれもいいかな。
ParkCityDaySchool の中学生と一緒に、手による土壁ワークショップを行いました。
httpv://www.youtube.com/watch?v=oqgVtZU8VQQ
最初は泥に手を入れることを躊躇するものの、、やっぱり、学生たち、最後には、こんな感じになりました。万国共通、泥遊びは夢中になれます。
元気があります。
昨日の雪が止み、今日は晴天です。肌寒いものの昨日の分の作業を取り戻すため、Park City Day Schoolに来て子供達がいない中作業を進めます。誰にも見られていないので、存分に作業ができます。
明日からはユタ南部Bluffでの作業が再開され、その後は日本に滞在することもあって作業は今日を終えると残りは6月となる予定です。ただ、建物の骨格がをより分かりやすく伝わる程度まで完了させたいと思っています。それは昨日ある生徒が”Now, I can see the building!” と言っていましたが、彼らが休み明けに学校に戻った際には自分達が絵に描いていた建物がどれ程の大きさだったのか、どんな高さで、これからどうやって仕上げていくんだろうと、興味を持ってもらいたいと思っているからです。
結局、触覚の様な2本の大きな梁を設置したところで作業は終了してしまいましたが、生徒の反応はどうなのでしょう。気になるところです。
PC での今週は休む間も無く、この間にもトンテンと建設作業となりました。会場は地元の中学校である “Park City Day School” です。昨年秋に生徒たちとデザインセッションと、基礎工事までを行い、今回はその続きの建設段階へ入ることにしました。
すっかり雪も解け、こちらの期末である5月に向けてやりましょうか、と準備を整えた矢先、まさかの寒波でまた雪になってしまいました。もう気持ちは夏だったのにと、そんな中に降る雪に学生たちも先生も、私達も少しペースダウンです。本来は私達が作っている様を生徒に見せながら作業する予定でしたが、週末に生徒が居ない間に集中して作業を行うことになりそうです。
2weeks×5session という期間が終了し、最終の2週間を残して最後のオフウィークになりました。BLUFFに滞在している間は現場に終日付きっきりになるので自分の時間が取れません。なので、毎回このオフウィークでは自分のために時間を使うことが出来る貴重な週です。
ただ、現場を離れてもやはり最後を迎える現場は気になるもので、今朝は一部夢にも学生と仕上げのやり取りをするシーンが登場してきました。色を相談しているシーンでした。寝起きの悪いなか、やっぱり現場を気持ちよく終わらせたいのだなという自分に気付き、今週のスタッフミーティングに向けてどんな情報をみんなで共有しようか思案をしています。
今期の私の役割はプロジェクトのスケジュールと予算管理で、自分で計画した予算とスケジュールが実現可能なものである事を証明するのが私の目標です。(当初より、このどちらにもスタッフからは難色を示されていました。)
スケジュールは「滑り込みセーフでどうにか納まるか?」といった微妙なラインですが、予算に関してはしっかり納めることが出来そうです。(平屋延床85m2、住宅一棟につき200万。人件費が掛かっていないこと、多くの資材を寄付に頼っていることからこの低価格が実現しています。)
着工までに過去のプロジェクトを元に各班に予算を振り分け、毎週1度の予算報告をスタッフ、学生の両者に行ってきました。この取り組みは今年初めて行われたわけですが、予想以上に各学生が自分の予算に責任を持ってくれたため、上手く機能させることができました。具体的には学生が実現したいアイディアに比べて自分の担当予算が不足していれば、早い時点から様々な企業にプレゼンをし寄付資材を募る、という行為がとても効果的なものとなりました。そして面白いことに、予算に不満を漏らす学生は決まって寄付資材を募る活動をしていない学生であり、寄付資材を確保することに尽力した学生からは全く予算の不満が出ないという事実も発見しました。そして、寄付資材を募ることに成功した学生は今のところ全員女子学生です。
基本的な予算設定が間違っていなかったことが確信出来そうなので、今後はスタッフ私達の工夫でどうやっていいデザインを低予算で実現するか、そういった勉強を重ねて行きたいと思います。
旅行から戻り、パークシティでの日常に戻った週末の今日は片付けものや書類の整理をして過ごしました。そんな時間のある夜には、いつもまだいったことの無い国の料理レシピを選んであれやこれやと想像して食事の楽しむのが私たちの楽しみの一つです。
本日はジャマイカ、Bob Marley を聞きながらの調理が開始されました。
旅行から帰ってきたばかりなのに、すでに心はまだ見ぬ異国へ向かっていました。
ユタの誇るスポーツの一つ、Gymnastic の観戦に行ってきました。ユタ大学、体操の女子選手が率いるこの競技は全米でも屈指、トップクラスを誇るスポーツとして地元では有名です。ただ、女子競技の宿命なのか、全米屈指にも関わらず女子競技のチケットは安価です。ただ、その分これまで体操競技に全く縁の無かった私たちもチケットを買って観戦に至ることが出来ました。
内容は大満足の行くものでした。開場と共にアリーナの周辺で用意される出し物は、ピエロのパフォーマンス、フェイスペイント、選手応援の塗り絵と、小さな子供から未来の体操選手を目指す10代の女の子たちまで(私たちも十分一緒に楽しみました。。)、お祭り騒ぎです。そして選手入場、開演のセレモニーは光の演出を最大に活かし、オリンピックを思わせるほどの演出で選手、観客ともに盛り上げます。全員の気持ちが最高潮に達した後の演技は、もちろん想像を遥かに上回る応援となりました。
毎度のことながら、大学競技とはいえ、アリーナの規模、応援の熱の入り様、それを取り巻くスポーツビジネスのあり方に日本とは次元の異なる迫力を感じた夜となりました。
土曜日は久々に町へ買い物に出かけました。ParkCityにまだまだ雪は残っていますが日差しは春です。暖冬だった今年は本格的な寒さがくるのを身構えているうちに春になってしまったようです。去年だと、5月頃の気候です。
お弁当を持ってショッピングに出かけて、途中で公園で休憩がてら昼食です。ここには小さいながらもよく出来た噴水があり、いつも家族連れで賑わっています。
以前、この噴水をデザインした会社”WET design” の代表の方の話を聞いた事があります。彼らは「体験」をデザインに写す事を常に大切にしており、特に、科学の面白さ、美しさを子供に伝える事を重要なコンセプトとしているようです。ここの広場に訪れる限り、いつも彼らのデザインは成功しているなあと感じます。
みんなびしょぬれになって、心底楽しんでいます。たまに大人も楽しんでいます。
今晩は仕事を早く切り上げ、以前から気になっていた映画 The Artist (official trailer) を見に行ってきました。2011年度のアカデミー賞で5部門受賞したために有名になりましたが、この映画は、1930年頃のハリウッドを舞台にしたフランス映画、白黒映画かつ無声映画という面白い設定で製作されたものです。
ただ実際映画館に足を運ぶと観客は年配の方々ばかりで、30代の私たちは少し浮いていました。しかし、結果は大満足、もっと若者にも楽しんでもらいたいと思ういい映画でした。何か良かったのだろうと考えてみると、、、
①無声映画なので、万人に映像と音楽の印象だけで伝わる様に工夫されている。(いつもはやはり聞きとれない英語の台詞のために、細部が分からないことが多々あります。)
②色もなく、台詞も無い分、ストーリー展開は飽きのこないリズムで終始楽しませてくれる。(単なる懐古趣向の映画で無いといった工夫も随所でされています。また影の使い方が素晴らしかったです。)
③犬好きにはたまらない主演犬がいる!
といったところが魅力です。現代において、「色」「台詞」を使わない、といった制限を敢えて加えて表現した結果、独特な表現が出来ている映画だと思いました。英語の表現力にハンディが有る自分には、その表現方法が勉強になる映画でもありました。
今週は私たちの小さなオフィスへの初来客がありました。もちろんこれまでもいくつかの仕事でミーティングは行っていますが、これまでは先方のオフィスでのミーティングばかりだったのす。
今回初めて気付きましたが、自分達の場で会議を行うということは場の主導権も、会話の主導権もこちら側なのです。準備もいつも以上に時間を掛けなければなりませんでした。最も苦労したのは、会議中での英会話の広げ方です。準備した資料は自分たちで満足のいくものでしたが、会話はいまいちでした。最低限の情報交換で終了してしまったのです。
今回は先方が既に私たちの興味を持っていてくれたので良かったですが、英語でのプレゼンテーション技術、接客技術の必要性を感じました。
特別なことは何もない週末でしたが、日曜日の最後にゆったり夕食とお酒を楽しむことができれば、それで二重丸な週末に。食事の力は偉大です。
1 In lovely dutch oven, sauté the onions about 30-40 minutes (I was tired!).
2 Add the butter, consomme soup and wine. Wait 10 minutes, season to taste with salt and pepper.
3 To serve soup bowls and cover with the toast and sprinkle with cheese.
4 Serve immediately.
How to watch NBA game
先日、上司から、NBA ユタジャズの試合のチケットを頂き、試合を見てきました。今回で、4、5回目になる試合観戦だったので、ちょっと気になっていた事に注目してみました。それは、試合外での観客の楽しませ方です。日本で、バスケットボールの試合を試合会場でみたことはないのですが、とても、カルチャーショックを受け、一試合中で、どれだけのイベントアイテムがあるのかを、メモしてみました。
まず、試合前練習では、選ばれた子供数人が、シュート練習をしているコートのゴール下に立ち、飛んでくるボールを選手に投げ返す役割のボールボーイをしていました。スター選手に実際にボールを投げたり、とても嬉しそうでした。
さらに、練習を見ていると、3、4メートルぐらいの大きさのバルーンが、リモコンで操縦されて頭上を旋回し、そのバルーンから、グッズが観客に落ちてきたりしていました。バルーンには、広告が印刷されています。
試合開始セレモニーでも、審判と選手たちのなかに、子供が一人いて、記念撮影を撮っていました。
試合中で、面白かったのは、タイムアウトのときの観客参加型ゲームです。基本的にタイムアウトでは、アナウンスで広告会社名を読み上げるのですが、音声と頭上の大型テレビ画面の会社のロゴを表示するだけでは、面白みに欠けるので、観客にゲームをしてもらい、勝った方が、広告を出している会社のグッズを獲得できるようになっていて、そして同時に、宣伝をすることが、NBAでのタイムアウトの時間の使い方のようです。
この日、行われた最初のゲームは、広告会社名の入ったマークをコートに3つ置いて、そこから、フリースローを決めて、決めただけお金がもらえるというものでした。
試合が再会し、少ししてから、さらに面白い事が起こりました。ユタジャズのマスコット、ジャズベアー君の登場です。試合中にも関わらず、彼の行う奇想天外な行動に、目が離せません。いきなり、僕たちのすぐ近くに登場し、フォームスプレーガンで、観客にいたずらをしだしました。髪の毛の薄い男性の後頭部に、フォームスプレーを山のように、スプレーして、観客を喜ばしていました。髪の毛の薄い男性や、スキンヘッドの男性だけを狙って、4、5人にいたずらしていましたが、こんなことは、日本では、まず、見る事ができないでしょう。
ジャズベアー君のいたずらは、とどまる所を知りません。タイムアウトになったとたん、近くにいた男の子を、肩に担ぎ、コートまで、連れて行ってしまいました。そして、タイムアウト中に休んでいる選手や、審判に、無理矢理、ハイタッチ!
試合が始まると、その子供を、再び肩に担ぎ、ヘッドコーチのように、コートのすぐ側を、うろうろしたり、最前列の空いている椅子に座らせて、しばらく試合をみせたり。本当にうらやましい。さすがに、5分ぐらいで、その子供も親の元にかえりたくなったみたいで、親の元に帰されましたが。
その他にも、面白かったのが、あるタイムアウトに出て来た40代、50代のおじさんグループ。普通は、若くてかわいくダンスの上手なチアリーダーがでてくるのですが。しかし、このおじさんグルークのダンスは、なかなかの完成度で、セクシーで、かなり、盛り上がりました。かなり練習したんでしょう。観客に喜んでもらうために、子供をターゲットにしたり、大人をターゲットにしたりとアイデアの豊富さに、驚きました。すべてのイベントアイテムには、広告会社が提供しているのですが、面白過ぎて、広告会社情報を全く覚えていません。
ハーフタイムショーでは、アイダホから来たチアリーディングチームによる、ショーが行われました。たぶん5歳くらいから、15歳ぐらいの女の子たちの総勢50人ぐらいで、かなり大きなチームで、みんな、一生懸命踊っていました。
後半の盛り上がってきたところでの、タイムアウトでは、より大きな歓声を上げたエリアに向けて、バスケットボールのプレゼント。巨大パチンコで、スタジアム最上段まででも、簡単にバスケットボールを飛ばしていました。たくさん手を振ったり、大声を出し、近くまでボールが飛んできましたが、獲得することは、出来ませんでした。この巨大パチンコには、しっかり、スプライトの広告が印刷されています。
最後に紹介するイベントアイテムは驚きです。試合の中盤のタイムアウトのときに、観客のなかから、フリースローゲームに参加する人をひとり選び、試合の終盤のタイムアウトで、いざ、フリースローゲーム。レイアップを2回、フリースローを2回、すべて決めると新品のトヨタがもらえるというゲーム。選ばれてから、実際のゲームをするまで、そのゲーム参加者は、姿をくらませていたので、かなり、予備練習ルームで練習したんでしょう。いざ、ゲームが始まると、あれよあれよとシュートを決め、とうとうすべてのシュートを成功させ、新品のトヨタを獲得!コートを駆け回り、大喜び!
「さあ、商品の登場です」っていうアナウンスの後に出て来たのは、そう、新品のおもちゃのスターウォーズのヨーダ人形。おもちゃのヨーダ、つまり、トイ・ヨーダ、トヨーダ、トヨタ。トヨタの車をもらえない事を察知した、そのゲーム参加者は、怒って、コートを走り去ってしまいました。
むかし、同じ様な事をした企業が、裁判で負けて、本当に、車を買わされたっていう記事を読んだ様な。。。こんなことをしていいんだろうかと、僕も苦笑いでした。
ちょっと、トヨータはやり過ぎだと思いますが、タイムアウト毎にいろんなアイデアで観客に楽しんでもらうアイデアの多さにとても驚いた一日となりました。ほかにも、前回、観戦したときにみたイベントで、スクリーンに移ったカップルはかならず、キスをしなければならないゲームは、みんな楽しそうに、参加していました。
試合全体としては、タイムアウトや、ジャズベアー君のちょっかいなど、だいたい5分に一度のペースで、イベントが行われており、飽きさせない間隔でした。子供をターゲットにしたイベントがあったり、大人を楽しませるイベントだったり、バラエティが豊富でした。そして、そのイベントすべてに、広告が絡んでおり、子供から大人まですべての人をターゲットと結びつけて観客を飽きさせないため、いろいろなアイデアがあり、とても勉強になった一日でした。
最後に一つだけ、気づいた事を。アメリカでのレストラン、バー、コンサート、スポーツ観戦に参加するたびに思うのですが、アメリカでは、どんなイベントでも、老若男女のある程度のばらつきがあると思います。日本では、自分がよく行くレストランなどで、周りを見回してみると、だいたい、自分と同年代の客層だったってこと、よくあるんじゃないでしょうか。無意識に、同じような客層の場所を選んでしまっていたのでしょう。楽しい事ならば、年代を超えて、性別を超えて共有できるような人間でいたいと思いながら、NBAを観戦しました。
ちなみに、結果は、ユタジャズの大勝でした。
Sundance映画際もあとは結果発表を待つばかりとなり、街は最後の週末を楽しむ人々でにぎわっています。
そんな中、最後にドキュメント短編映画を集めた作品を見に行ってきました。その一つにアメリカ人監督によって3.11の津波と桜をテーマとした作品があったからです。ちなみにこの作品は今度のアカデミー賞にもノミネートされています。
ここでは上映時間100分の間に短編映画が6本収録されており、それぞれ厳しい審査を勝抜いた作品らしく、全く異なる趣向のドキュメントを一度に見ることが出来ました。これはとてもおもしろい初経験でした。ただ、座席がかなり前方であったためか、ドキュメント映画で画像が揺れるためか、一部の作品で完全に「画像酔い」をしてしまい、映画を見ていてノックアウトされた初体験もできました。。。
6作品中、私が素晴らしいと思った3作品がインターネットでも一部観覧可能だったので紹介します。
①AQUADETTES (動画はここをクリック)おばあちゃん達のsynchronized swimming映画です。活き活きとした表情が魅力的で、私もおばあちゃんになっても笑顔でサーフィンをやり続けたい!と思いました。
②INTO THE MIDDLE OF NOWHERE (動画はここをクリック)なんともかわいらしいこども達の想像力に改めて気付かされ、その想像力を寛大に受け入れる自然、森の存在に脱帽しました。
③THE TSUNAMI AND THE CHERRY BLOSSOM (動画はここをクリック)衝撃的な映像から始まってしまうので涙がとまりませんが、この事実を広く伝える作品として是非世界中の人に見てもらいたい作品でした。自然の脅威と、癒し、日本人の自然との付き合いかたが描かれています。
一週間に映画3本、何とも贅沢な日々でした。映画は本と同じで視野を広げて、気付きをくれます。明日からまたユタ南部の砂漠に戻り共同生活と現場作業の日々に戻りますが、とってもいいリフレッシュができました。