Finish of the masonry heating
煉瓦ストーブが仕上げの左官を残して全て完了しました。この4日間、楽しく煉瓦工の皆さんから学ぶことができました。今日は最後の煙突設置と、煉瓦周りのモルタル作業、そして試験作動まで行いました。
:後施工の煙突設置
こちらでは煙突、通気、換気口は後施工が普通です。何だかせっかく仕上げたものに後で穴を明けるのは、気が引けます。ただ、その方が効率的というから仕方ありません。屋根と煙突との隙間は2”が基本。
:下から上へ塗り上げられる左官
全ての煉瓦作業が終わったところで、モルタルでの仕上げに入りました。粘着性の強い”thin set”と呼ばれるモルタルを第一層にメッシュと塗っていきます。そして、2層目に通常のモルタルを塗っていました。力の限り鏝をしごいて薄く塗るからなのか、左官作業は下から上へと塗り進められていきました。日本の上から下への鏝さばきと比べると、不思議な感覚です。
:そして試験点火!
わずかな木材で部屋を暖めることが出来るこの暖房、試験時にも少しだけの木をもやし、熱がどのように移動するのか、何処がどのくらい暖かくあるのか、教えてもらいながらみんなで完成をお祝いしました。