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Finish of the masonry heating

煉瓦ストーブが仕上げの左官を残して全て完了しました。この4日間、楽しく煉瓦工の皆さんから学ぶことができました。今日は最後の煙突設置と、煉瓦周りのモルタル作業、そして試験作動まで行いました。

Setting a chimny

The gap between chimney and ceiling is 2″.

:後施工の煙突設置

こちらでは煙突、通気、換気口は後施工が普通です。何だかせっかく仕上げたものに後で穴を明けるのは、気が引けます。ただ、その方が効率的というから仕方ありません。屋根と煙突との隙間は2”が基本。

 1st: make a hole

1st: make a hole

The top of masonry heating

The top of masonry heating

The work on the roof

The work on the roof

:下から上へ塗り上げられる左官

全ての煉瓦作業が終わったところで、モルタルでの仕上げに入りました。粘着性の強い”thin set”と呼ばれるモルタルを第一層にメッシュと塗っていきます。そして、2層目に通常のモルタルを塗っていました。力の限り鏝をしごいて薄く塗るからなのか、左官作業は下から上へと塗り進められていきました。日本の上から下への鏝さばきと比べると、不思議な感覚です。

2nd mortal layer. It's interested for me, they plaster from bottom!

2nd mortal layer. It’s interested for me, they plaster from bottom!

:そして試験点火!

わずかな木材で部屋を暖めることが出来るこの暖房、試験時にも少しだけの木をもやし、熱がどのように移動するのか、何処がどのくらい暖かくあるのか、教えてもらいながらみんなで完成をお祝いしました。

First ignition!

First ignition!

All of us were checking the temperature for each parts.

All of us were checking the temperature for each parts.

 

 

 

 

 

 

Yakisugi (Yaki-Nara) Exterior Finish

煉瓦職人さん達が室内で作業している間に、学生は外壁工事を進めます。今回の仕上げ素材は日本の「焼杉」です。ただ、実際には杉ではなく、Red Oak(ナラ)を焼いていますが。。

exterior finish work

exterior finish work

 

Before we set the Yakisugi, we painted the strips

Before we set the Yakisugi, we painted the strips

The surface of  Yakisugi

The surface of Yakisugi. But it not Sugi( Japanese Cedar), it’s Red Oak.

She's burning the edge of Yakisugi.

She’s burning the edge of Yakisugi.

Setting Yakisugi

Setting Yakisugi

みんなが顔を黒くして作業しているのが、なんとも微笑ましいです。

Beautiful color contrast

Beautiful color contrast

現場の砂と、地元の土で仕上げた左官の窓枠との色の相性もばっちりです。綺麗な外壁になりそうです。

 

 

 

 

 

covered by cardboard !

煉瓦ストーブの作業が最終段階にさしかかりました。これまでの作業に加えて、なんと段ボールの層を挟んで、3重構造にする作業がはじまりました。

Masonry heater covered with cardboard

Masonry heater covered with cardboard

The outside layer of brick

The outside layer of brick

これまでの作業をまとめると、

高温の煙の通り道+それを囲む煉瓦(1層目)+断熱シート+それを囲む煉瓦(2層目)+段ボール+それを囲む煉瓦(3層目)

となります。

そして、どうやらこの2つの断熱層はヒーティングの法規で定められているらしいです。自分の無知に驚きながらも、色々と勉強になりました。プロの仕事からはいつも学びますが、今回も「専門知識」と「作業の段取り」を学んでいます。

Masonry heater, the interesting smoke passage

手際よく進む煉瓦工による作業。外から見るとシンプルな箱状ですが、実はその中身は複雑で、「煙が一旦あがってまた下がり、また上がったと思ったら、今度は暖炉の中を水平方向に一周してから煙突へむかう」となっていました。

front side

front side

左側の2段になっている部分の下で火を起こし、上部分ではパンを焼いたり、シチューを作ったりすることができます。上がっていく暖められた熱は、全体の左側の降りてきて、また上へ上がる様に細工されています。右に見えているのは、掃除口です。

the gap of insulation sheet

the gap of insulation sheet

一番外側の煉瓦と、煙の行き道を作る煉瓦のには、断熱材が薄く入れられており、熱が外へ逃げるのを防ぎます。

Before they cover the cavity, we checked how it goes.

Before they cover the cavity, we checked how it goes.

煙の道が細くなったり、曲げられたりする部分は必ず煉瓦の端を切って、煙がスムーズに流れるように工夫されていました。

Block worked done!

Masonry worked done!

上部に3つ見える穴の部分には、その部分で煙が水平方向に一周する様に工夫されています。そして、いよいよ、煙突へと向かいます。

 

 

 

Outside Dinner Season

ボランティアと学生によって作られた長〜いテーブル。3月の終わりともなれば、外での食事が楽しめます。毎日の食事がいつもよりいいものに感じられます。

Dinner time

Dinner time

Long dining table

Long dining table

 

Started the Masonry Work

プロの煉瓦職人さんに来てもらい、今週は暖炉の制作に入ります。

Maison's work started

Masonry work started

彼らの中には、遠くMaine (アメリカの北東部の州)の寒い地域からきて戴いたメンバーもいます。赤土の砂漠と、大西洋に面した北の地方とは全く環境が違うと思いますが、その違いを楽しみに来てくれたようです。この何日間は彼らのプロの技を盗むべく、しっかり観察していきたいと思います。

(施工手順)

1 せっかくの暖かい熱が地面に逃げない様に、一番下に5cmほどの断熱材を敷き込みます。(thermal break)

2 煉瓦が垂直に積み上げられる様に水糸を各角に合わせて設置します。

Set the vertical string from the ceiling

Set the vertical string from the ceiling

block cutter

brick cutter