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Preparation of pouring concrete: Plumbing

最初の土曜日にも関わらず、今日からコンクリート打設開始です。これは”DesignBuildBLUFF Recordになるのではっ!”という勢いのある進捗です。

コンクリート打設前の作業の確認といえば、これは万国共通、型枠工事、配筋工事、電気設備工事です。今日はDBB流配管工事を紹介します。

setting plumbing for toilet and shower

Now we can fill in pipes.

water (hot & cold), elec, drainpipe, water pipes (from left-side)

 

汚水配管3’程掘った地面に、メイン排水:3’’、トイレ排水:3’’、手洗い:2’’、シャワー1 .5″の配管をこのような45°の角度をもつジョイントでつないでいきます。(排水がスムーズに流れる様に90°のジョイントではありません。90°ジョイントは縦配管のジョイントには使います。)勾配はおおよそ1’で1/4”、1/48ほどです。私の感覚では、シャワー配管の細さ、勾配の緩やかさ、トイレ排水も、手洗い排水もまとめて一本で計画されることに疑問をもつものの、、、自分の勉強不足のために自身をもって答えられません。。。建築工事はほとんど分かる用にはなりましたが、電気設備はほとんど専門家に任せてきただけに、しっかりと学生に教えることができません。要勉強!

(作業内容)

:配管必要箇所を想定(ジョイントは45°、90°の物が手に入れやすいので、その角度で設置できる様に設計しておく)想定箇所を掘削(排水管は深さ3’程、給水管は2’程、電気は浅い部分でOK)

:1.5’’、2’’、3’’のABS(黒)パイプ、各ジョイント、接合ボンドを準備

覚え書きとして、ABS is for dwv use only (Drain, waste & vent). ABS is more flexible and less likely to break.  PVC is for dwv use or for potable cold water. PVC comes in both pressure rated and non-pressure rated types. Either can be used for dwv, but only pressure pipe can be used for potable water. When using PVC be sure to prime the pipe with purple primer before gluing.

:配管を平面的に設置したら勾配を整えて埋め直す。

:埋め直す途中に給水配管(PEX PIPE)  が必要な部分はそれも一緒に埋める。

:給水配管(PEX PIPE)とコンクリートが接触する部分には保護材を巻く。

 

 

 

 

Inch, Feet, Yard….

今日はコンクリート打設の前準備として、掘削のような荒い仕事ばかりではなく、型枠設置に伴って細部を計測しながらの細かい作業がありました。

詳細を考え始めるときや、こういった細かい計測のシーンでは、私は頭を抱えてしまいます。なぜなら彼らが、ftとinchで計算をするから。例えば、”73-0-3/8″ と言われてしまった場合には私の頭は白くなり、反応が止ってしまいます。。。

そして今日は加えて、砂利や砂の注文も行ったのですが、底でも砂利の体積をyrd(ヤード)で聞かれるものだから、それはもう私の感覚外です。自分の計算を信じて、その体積をイメージできないまま、「エイッ!」と言い切るしかありません。

この問題について、今回はノルウェーから来た学生がいるので、彼と共に不満を共有することが出来ました。

(作業内容)

:水をまき、ランマー機でのトレンチ底、スラブ部分の突き固め

:設備配管用の掘削(深さ3’)

:スプレーで地面に印、トレンチの整形、配筋計画

:(作業shop) 2”x6”で型枠準備(これは複雑な作業ではないので、現場で行った方がよいと思った。)

:型枠を設置する直前に再度水糸の位置を確認してずれを修正する。(平行四辺形にずれていることが多い。)

:型枠の位置を水糸、トランジット、水平器を使って確定して固定。

:砂利を1″程敷き(ランマーを使わず、表面がでこぼこの場合は余分に砂利が必要)、2’毎の縦横配筋をする。

(必要道具)

:水、砂利、砂

:鉄筋、(鉄筋を曲げるパイプ、鉄用チョップソー)、結束ワイヤー(ワイヤーカッター)

:トランジット、水平器、

 

 

 

 

 

Dig Dig Trenched!

セメント190袋と鉄筋の手積み降ろしを5人で、というハードな朝から始まり今日はタフな作業が続きました。ただ、人での多さに加えて、基礎班のリーダーがしっかりとみんなをまとめて動かしてくれるので、作業はサクサクと進みました。

基礎工事は一番最初の工事だけあって、この工事の進捗が今後半年のチームの動きを左右するといっても過言ではありません。今回はここでとても良い学生主体の体制が出来たので、この方法が今後のその他のチームにもどうやっていい形でつなげていくか、そこを考える必要が有りそうです。要所はスタッフが締めるけど、出来る限り学生主体で、要所がどこなのかを考えて用意しておく事が重要だと考えます。

We set out line strings and diagonal line.

Foundation team exercises their leadership.

必要道具:トランジット、ショベル類

作業内容:

水糸の高さをすべてそろえ直す。(トレンチの深さをはかる基準になるので)対角線の水糸を追加。

敷地内で最も地盤レベルの高い部分を見つけて、底を床のスラブ底にする様に地面をならす。

トレンチを掘る(幅1’2”で十分だったが、結局型枠の作業スペースを考慮して。両側それぞれに1’の余裕を持って掘削。)

 

 

 

 

 

 

1st work on site with 25 people

現場作業初日。さすがに初日から25人もいると、十分な仕事が用意できません。やっぱり15人程がバランスが良いと感じました。そして今日の現場日記です。

looking for water pipe

70′ length west-east wall

looking for 90 degree with pythagorean theorem.

作業内容:

:トランジットとジェネレータの使い方

:水、電気、ガスの等の配管を手彫りして確認。配管の勾配を考慮して床の高さ、最終的な配置を決定する。

:トランジットで敷地の高低確認

:杭をうち、水糸を張る。(ピタゴラス定理を使って直角を確認。トランジットで水糸の高さをそろえる。)

必要工具:

道具トレーラー、ショベル類、一輪車、杭(木、金属)、トランジット(三脚、ポール、替えの電池)、ジェネレーター(ガソリンタンク)、延長コード、インパクト(チャージャー)、スキルソー、いらない木材、テープメジャー、材料を置くパレット

クライアントに確かめておく事

:電気、水を現場で使えるのか

:ゲートがあればその鍵

 

 

 

Start of 2012 fall DBB !

Bluffでの生活が再びスタートしました。この半期はコロラドデンバーの学生達とのプログラムです。学生は総勢22名、まずは名前を覚える事からのスタートになりそうです。

今期はメインスタッフの1人となってから2回目のプログラムという事で、前回よりはスムーズにサポートできると思いますが、同じ事を目指してもつまらないので、今回は

:学生が出来そうな作業はどんどん学生にまわす。

:自分の仕事範囲を広げる。

:次に繋がる記録作りを工夫する。

そんな事を意識していきたいと考えています。

 

Commercial Message at Olympic

オリンピックの夏、我が家でも毎晩の様にTVでいろんな選手を応援しています。TVを見る時間が増えたので、その分TVのCMを見る機会も増えました。

こちらのCMは普段は食欲をそそるチーズがビローンとの伸びる巨大ピザのCM、甘いアイスクリームや手軽なファーストフードのCMが連なっていて、こんなCMばかりじゃ肥満が国家問題にもなるよな、という状態なのですが、やはりオリンピック期間はいつもと少し趣向が変わる様です。

例えば、オバマ大統領が自分のPRビデオを放映したり、安全運転を促すビデオが流れたり、CMとしてのメッセージがいつもより少し高尚になり、国を意識するものになっている気がします。それにしても、こういったPRビデオに登場する方々はどの人もまるで俳優の様堂々と見え、そのビデオだけですっかり応援したくなる気がしてきます。オリンピック時でさえも愛国心を引き立てたり、政治的なチャンスにつなげるとは、プレゼンテーション上手の国柄が良く現れています。日本ではオリンピック時にはどんなCMが放映されていたかな?と考えましたが思いだす事が出来ませんでした。確かにオリンピックは愛国心を育むのに絶好の機会です。

またCMを見比べていると、日本でもアメリカでも、コカコーラとマクドナルドのCMはやはりトップクラスのクリエイターの仕事だな、と思うような気の利いたCMを制作しているな、と感じてしまいました。