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Alpine fire

僕たちが住んでいる町パークシティから、30km離れたところにあるアルパインという町で、現在、山火事が発生しています。80世帯が避難しています。僕たちの住んでいる場所まで、飛び火する確率は、ほぼ無いと思います。

この数週間、雨も降らずに、カラッカラの天気だったのですが、午後から曇ってきて、なにやら白い物がチラチラ降ってきました。

あれっ?と思い、触ってみると、灰。ちょっと焦げた匂いも。最近のアメリカの至る所での大きな山火事は知っていたのですが、まさかこんなに近くまで飛び火しているとは。ビックリしています。

地元の方が撮ったビデオを埋め込みました。

httpv://youtu.be/SsKM1-gNlD4

家のデッキに降って来た灰。

 

明日はアメリカ建国記念日。アメリカ中がお祝いムードです。今日は、7月3日ですが、僕たちのオフィスでは、今日、仕事をする人は1人もいません。7月8日の日曜日まで、おやすみです。

建国記念日には、どの街でも花火をあげます。今日は、7月3日ですが、今日あげることになっていた花火はすべて中止になってしまいました。残念ですが、安全第一です。

家から空を見上げました。この雲、全部、山火事によるものです。

Viva “the Stars and Stripes” !

土曜日の夜、ダウンタウンのメインストリートへ出かけると、町を飾るショーウィンドウがどこも星条旗で彩られていました。

そうです、もうすぐ “July 4th” アメリカ人の愛国心がお祭り騒ぎとなって現れる日がきます。

show window for July 4th

All of displays of this boutique made with red and blue.

Of course, even for bags and shoes.

Viva “the Stars and Stripes” !

an errand to Salt Lake

木曜日、金曜日と平日ですが、両日ともオフィスには私たちしか居ません。静かで穏やか過ぎる時間が流れています。7月4日が近いからか、それとも単に週末モードになっただけなのか、周囲のみんなは夏を謳歌しています。

ただ今日は私たちもお使いを頼まれ、オフィスを脱出してParkCity から車で1時間ほどの場所にあるSaltLakeに行ってきました。雨の無いあつい日々が続くため湖の水位は下がっており、塩水でできたこの湖は海よりも強烈な匂いを放ちながら気持ち良い風を吹かせていました。

お使いに来た場所はこの湖岸にある怪しげな建物です。昔はレストランとして営業していたそうですが廃業して現在は廃墟の様な雰囲気です。ただ、今ではたまにコンサート等のイベント会場となっているようで訪れた時もちょうど数日前のコンサートの片付けを行なっていました。確かに、ここならどんなに騒いだとしても誰の迷惑にもならないなと気付き、廃墟の使い方の一例をみた気がしました。

It’s not ocean, but a great view “Salt Lake”.

There is a big strange building at the shore. Not western style, Islam style? Russian style?

Utilization of IT

最近、作業のIT化を強化しようという流れが私たち二人の中で進んでいます。大きなきっかけはある本で紹介されていた「ITで世界を良くしよう」という会社の存在を知ったことですが、この広大なアメリカで暮らす様になり、日本との物理的な遠距離問題に直面してからは、アナログ派の私でさえも、IT技術様々といった生活を送る様になりました。

大自然に囲まれながら呑気に過ごす立場となってからの悩みことは、

①アメリカの花形大都市ではない場所で、いかに面白い出会い(学び)をみつけるのか。(ここでは、「居酒屋で仕事の愚痴をこぼす。」ことですらまずありません。)

②どうやって場所と時間に縛られない働き方を実践するか。(時差を初めとする「距離」とどう付き合うのか)

③どうやって退屈なルーティン作業を軽減して、楽しい作業時間を増やすか。(極小組織では何のマニュアル化もされておらず、退屈なルーティン作業に信じられないほどの時間を取られます。私にとっては英語での作業のため、ただでさえあらゆる作業に時間がかかっています。)

④美しい職場を保つためにどこまで紙を減らせるのか。(経費削減でエコにも役立ちます。)

といったものでした。

そして、これらの悩みがどうやら作業のIT化を推奨することで、解決する気配が見えてきそうなのです。正直にいえば、今まで慣れ親しんだ従来の方法から慣れない方法へ移行するのは苛々することもあるのですが、、、新しい「学び」と捉えて挑戦していきたいと思います。

お陰さまで技術の進歩に驚く毎日です。

 

 

 

Saturday Hike.

ここしばらく夕方17時以降の仕事終わりにハイキングをしています。夜が21時ごろまで明るいのでこの時期には多くの人がアウトドアライフを積極的に楽しんでいます。(冬が長いここでは、限られたこの夏の時期にはみんな思いっきり肌を焼いて、屋外生活を楽しむのです。)

今日は、ながいこと疑問に思っていた山の中腹にある「PC」マークの正体を突き止めるため、街はずれの小山までハイクに行くこととしました。おそらく白ペイントであろうとは予測をたてていましたが、果たして自然物にペイントしたのか、人工物にペイントしてあるのか…?

毎日みている山ですが、実際に登るのは初めてです。おかげで麓に行くために今までの2年間一度も通ったことの無い道をうねうねと探検です。それ自体も楽しく、さらに謎が解けたこともうれしいハイキングでした。結果としては土間コンクリートの様なものが打設してあり、しっかりと作られていまいた。地元の高校が数年前に作成したとの記録もありました。

山が多いこの街では、しょっちゅう上から街を見下ろしますが、この角度から眺めるパークシティーの街は初めてで新鮮でした。こんな小さな街なのに、知らないところがまだまだたくさんあって、上から俯瞰してみてみると、いかに普段自分が決まったルート内でしか生活していないかということに気付きました。

What’s the material for the Big Initial “PC” on the top of the mountain?

I decided to climb the there. The foot of this mountain is beautiful nature park.

I made by painted concrete!

Now, I know the detail of ParkCity.

The difference for motivation of American and Japanese. うさぎとかめ

DesignBuildBLUFFのこの時期は前期の現場作業が終了し、8月末からの後期の現場作業開始までのつかのまの平和な日々です。ただ、現場中には作業とともに様々な問題点が露呈するものの、現場作業に追われてしっかりとした解決策がなされないままに終わることが殆どです。そして、作業が終了した途端にスタッフの皆は「さあ、終わった!休もう!」といったモードが入り、結局何も改善が行われないままに次のタームで突入。というストレスフルな流れがDesignBuildBLUFFには漂っています。

以前は「蚊帳の外」からその困ったシステムを傍観していましたが、蚊帳の内側に入ってしまったからにはこの問題に目を背けるわけにはいきません。

改善に向けて「フィードバックしましょう。」「来期の目標をかかげよう」と提案をしますが、「この時期はゆっくりやろうよ」と流され、あげくの果てにはミーティングがすっぽかされることもしばしば。「えっなんで?」と驚くほどもしばしば。「お前らは(日本人は)頑張りすぎ!もっと休みを楽しめよ。」といわれますが、もやもやした問題を抱えながらよくも毎日をそんなに楽しめるなと逆にアメリカ人を尊敬します。

私が思うには、彼らのモチベーションはご褒美(楽しい週末、給与という報酬)によって保たれ、私達のモチベーションは日々の糧(毎日コツコツの一歩ずつでも前進している充実感)で保たれている気がします。まさに私達2人は童話「うさぎと亀」の亀の様です。(個人的には亀でいたいので、このモチベーションの持ち方は好きです。)

また当初は、みんなのモチベーションがないなら残念だけど、、と思って周りに合わせていましたが、もちろんそれでは何の解決にもなりません。最近はアメリカンスタイルに染まらずに自分が正しいと思う方針で行くことにしました。日本人ってお人好しで真面目な人種だな、とつくづく自分達を振り返ってしまいますが、今はこの姿を仲間に見せていって私達の軸を感じ取ってもらうしかありません。