Architecture Travel in Seattle
港街の趣きのある建物、気の利いたインテリアのカフェ、レストラン、Seattle はNYにも似た様な、けれどももっと親しみやすいのデザインが抱負です。もちろん有名建築家による公共建築も多く、たくさんの建築をみることができました。今日は有名どころ3作品を少し紹介します。
1 Frank O Gehry “Experience Music Project” (2000)
小雨のなか訪れたところ、表面のステンレススチールが不気味に光輝いていました。噂に聞く奇怪な建物でした。先日お話することが出来た 藤本壮介さんが、「もし十分なお金があったGehryに家を作ってもらいたい。」とおっしゃていたのを思い出して、私にはそんな勇気はとてもないなと実感してしまいました。
2 Rem Koolhaas “Seattle Central Library” (2004)
Downtownのアクセスのいい場所に位置するこの図書館は街の新しい顔として住民に愛されている様でした。訪れる前は、その複雑な外観から「さぞ内部も複雑なのだろう」と想像していましたが、意外にも、内部の設備レイアウトは図書館としてとても理解しやすいものでした。「コンセプトが明解にあって、それを形にしたらこうなったんだな。」と思いました。
どこにいても光が程よく届き、清潔感と開放感のあるいい図書館でした。(先日訪れたワシントン大学の歴史的な図書館は大学の様に勉学の場としては最高でした。)
3 Steven Holl ” Chapel of St. Ignatius” (1997)
私が大学生のころに授業で紹介された時のことを覚えている建物の一つだったので、訪れるのを以前からとても楽しみにしていました。この外観から「いろんな角度から光が入っているのだろうな」と想像はできたものの、光の色までは想像できなかったので内部に入ってびっくりしました。教会内部の家具、小物にまでデザインが行き届いていてとてもいい作品でした。