Language

We can do without rules.

[ユタ州のゴミリサイクル状況から見る国民性]

こちらではゴミの分別規制は殆ど無く、分別の程度は個人意識に左右されています。私の経験する限りではユタ州以外も同じ様な状況で、どのように捨ててもゴミは回収されますし、分別せずに捨てても非難されることはありません。ただ、生ゴミも紙も鉄くずも全てが一緒に回収されていくのをただ見てるのでは気が引けます。現実には一緒に回収された後、ゴミの分別を職業とする方々がある程度の分別作業を行っているのだと思いますが、少なくとも自分たちは分別ゴミはリサイクルセンターへ直接持って行く様になりました。

週末にリサイクルセンターへ行くといつも家族連れでにぎわっています。小さなお子さんを持つ家庭では、子供への教育を兼ねてゴミ分別の習慣付けを家族で行っているようです。自分の持つゴミをどの箱に捨てるのが正解なのか、ゲーム感覚で子供たちも楽しんでいるようです。

そしてリサイクルセンターへ持ち込まれたまだ奇麗な家具、文具、家電はその横で破格で販売もされおり、みんなDIYのネタ探しに掘り出しものを見つけて楽しんでいます。DesignbuildBLUFFにとってもここは大切な素材調達の場の一つでもあります。

最初は、「ゴミ分別規制が無い→分別したくてもできないのだからしょうがない」と自分の行動をなんとか正当化していましたが、「ゴミ分別規制が無い→規制が無くても個人で望む行動を選択すればいい→自分次第」と考え方が変わりました。

規制をしっかりと作りそれを団体でしっかり守って動く日本人のやり方と、団体規制が無くても個人意識で動くアメリカ人のやり方、(そして、ルールを作ったとしてもそれを守らないという選択肢もこちらでは用意されている様です。)深い部分の意識の違いを感じます。

 

separate bin garbage with this containers

Everyone throw bins into here.

Most of visitors are families with kids.

Beautiful texture

One of ideal lifestyle

Billたちと一緒にいると、彼らは毎日をとても大切にしながら過ごしているな、と感じます。自分たちの理想のライフスタイルを考えるとき、何となく彼らのことが浮かぶのは何故だろうと考えてみました。

1 毎日、毎回の食事を楽しんでいる。高価なもので無くても「美味しいもの」を知っていて、美味しく食べる方法を知っている。もちろん食事の時間がとても楽しくなる。

2 公私において家族と一緒。夫婦セットで仕事をする彼らの姿は私たちの見本でもあります。多くの場合は子供も一緒に連れて遠征の仕事をこなしています。子供は両親が仕事する姿を常に横で見ながら成長し、それぞれの友人は、家族全員の友人にもなっていきます。

3 世界中に広がるネットワークをもっている。普段は超田舎で生活していますが、世界中から友人が彼らのもとを訪ね、彼ら自身のフットワークもとても良いです。独自の情報網でいろいろ知っていて、そして語学も堪能です。ちなみにビルはスペイン語がペラペラ。

いいな〜!

After hard work

 

Cooking dinner

Today's dinner "Tomato Pasta"

I never seen this "Popcorn Salad".

Dessert time with good wine and music.

Mud ball brothers!

昨日の反省を経て、今日の作業はより効率化を計りました。

機械の力も試してみましたがしっくりこず、原始的な方法に戻ってお祭りの様な騒ぎで作業が進みました。ビル一家の末っ子パンサー君がお手伝いとして泥団子を作り、それをお兄ちゃんのベニートがどんどん壁にぶつけ塗っていきます。すごい迫力。

兄弟の共同作業ともあって息はぴったり!

Clay Spray Machine!

Make mud balls and,,,

throw the mud ball to wall.

After the finish of the base coat.

Visit a straw-bale site in Bluff

素晴らしい夜明けの空とともに一日がスタートしました。

今日は私たちのアメリカでの左官師匠 “Bill Steenさん” が急遽このBluffに仕事で来ているとの連絡を受け、「これは行かねば!」と学生を引き連れて早速現場見学です。全体で100世帯も無いこの町にはるばるアリゾナから仕事とはすごい偶然です。

今回の彼の仕事は住宅の左官作業で、その住宅は150平米程の平屋、ストローベールを主構造として設計されたものです。この規模の建設中のストローベールハウスを見学する機会はユタでも珍しいので学生達も興味を持って見学していました。

すでに週末気分な私は、今日は学生と行動を共にせず、そのままBillの現場に残り、彼らの作業を手伝うことにしました。作業内容はストローベールに最初のベースコートの左官を施すというものだったので、みんなでどろんこまみれになりながらの楽しい作業となりました。

馴染みのBluffにいるのにいつもとは全く違う視点で作業に取り組むのは、とても不思議な気分です。

教えてもらったことを、そのまま次回学生達に現場で伝えて活かしていきたいと思います。

today's sunrise

Bill's lecture 1

 

BIll's lecture 2

After the lecture, I joined their plaster work. I'm so happy to join them.

 

End of second session

session 2 が終わろうとしています。当初の予定ではブロッグの壁と床のコンクリート打設をゴールとしていましたが、少し優先順位を変更して床の打設は次回へと持ち越されました。コンクリートを打設する直前までの下準備をして今回は終了です。

4週間しか経過していませんが、正式なスタッフとしてBLUFFに滞在すると、これまでの気楽な気持ちでここに滞在するのは大きく違いました。次の作業の準備をして、学生の様子に注意しながらの今の日々は意外に大変です。裏を返せばその分やりがいがあって楽しくもあるのですが。でもやはり主体的に現場に参加できるのはうれしいです。

making plumbing trench

setting form flame

Mortar, Mortar and Mortar.

昨日一日空けて現場に行くと、その前日に彼らが行った作業量に驚いてしまいます。最近はいつもこちらの想定以上のスピードで進んで行きます。スタッフからうれしい悲鳴があがります。

このスピードは、電動工具等を必要とする数が限られる作業ではないし、デザインのディティールを考えながら進める作業ではないからでしょうか、確かに繰り返し作業なのでスピードが上がっていくのだと思いますが、でも当たり前ですがしっかりとした準備をスタッフが整えれば、この学生の力をうまく利用して全員に達成感と充実感が生まれる現場にしたいと思います。

Finish all of cmu block work!

We got sunburn,the temperature look like April.

We worked until dark. So tired.