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at the charity art event

アートイベント当日の夜。招待状を戴き昨年に引きつづき参加してました。会場はParkCity内にある高級ホテルのホール、300人ぐらいの人出でした。ホールの壁にはサイレントオークション(私たちの作品はこの部門です。)、中央部では6人のアーティストがライブで制作を行っています。ライブアートの作品はパーティの終盤にメインイベントとしてライブオークションの対象となります。 2年目となるこのイベントですが趣向を変えているところはさすがにParty慣れしているアメリカ人らしさを感じました。

ただ、このような大きなチャリティーイベントはParkCity内だけでも年間10個はあるそうです。各非営利団体にとってはこのようなチャリティーイベントは知名度をあげる点でも、年間の資金源としても大切なものになりますが、先にもお伝えしたように参加者の顔ぶれはほとんど同じです。「飽きさせずに、組織を応援してもらうためには」、と主催者が苦労しているのが伺えました。みんなが「目新しいものがないか」といつも注目するのも理解できます。

live art 01 cray artist

live art 02 painter

I'm checing silent auction.

Atushi's first registration for auction!

Registration for auction by the internet.

live art 03 lighting artist

Finished lighting.He made it by screen!

 

 

The other solutions

" Put On Books for Winter" designed by Double-dot -design

パーティー当日の朝、ギリギリでこの「彼」を完成させて会場へと搬入にいきました。すでに多くの他の作品や、寄付の品々が展示準備中だったので、少し見学していくことにしました。なんだか遠い昔に難しい数学や物理の問題などを解いて、その後に他の回答例をみているような感覚です。「その切りがあったか!」と思いながら見学をするのは本当に楽しいです。単に作品を見学するだけでなく、自分も同じ立場で悩んだ立場だからこそ気付くことのできる「それぞれのデザイナーの切り口」これが味わえるだけでも参加した価値があります。

Painted Skies

Mosaic Woman

Funny Totem Pole made by used snow boots

 

mobile sculpture with goggles

an antique for hooks

 

Windmill by three silver skis

 

2nd annual art project

昨年に引き続き、ParkCityにある Kimball  Art Center主催のアートオークションイベントに参加します。今年のテーマは「冬」。スキーやスノーボード、スノーウェアなど、ウィンタースポーツに関わる道具の再利用が条件です。今年は11月を不在にしていた分、デザインする時間が限られていましたが、せっかく声を掛けていただいたので無理しても参加しようということになりました。ここ数日は毎晩2人でデザインブレストです。

結果として、今年の私たちの作品タイトルは ”PUT ON BOOKS”。 「寒く長〜い冬の楽しみには暖かい部屋の中で読書してください」との想いを込めて人間に見立てた本棚を作ることにしました。友人に協力してもらい、2セットの古いスキーセットが手に入りましたが、これが意外に固い!スキー板の中に入った鉄板に手こずりながら詳細をかえつつ作業を行いました。昼間は他の作業があるので作業は深夜、リビングを作業場に変えて突貫作業となりました。

making idea

Now, it's 3 AM before the Party.

I was knocked down!

Legs

Chest and Shoulder

Then,he put on books!

 

Last class of DesignBuildBLUFF Design Session: My review

8月終わりから4ヶ月間、週二回で行っていたDesignBuildBLUFFのデザインクラスが昨日終了しました。

始めは、比較的おとなしかった学生達でしたが、最近は少し大声で議論をかわす程にチームらしさも見え始め、1月からの施工が楽しみになってくるメンバーへと変わって来た様に思います。指導者側の自分を振り返ると、語学不足を懸念していましたが、それよりも自分の知識不足、学生への提案の為の知識のバリエーション不足を感じました。特に、今回取り組もうとしている「エコ住宅」という点では、雨水利用の際、太陽光パネルの設置の際に何を気をつければ良いのか、夏の熱さと、冬の寒さをどう考慮してデザインに活かすか、どれぐらいの機械室が必要なのか、分からない事ばかりでした。これからの設計では、地球上どこに居てもPassive energy houseの知識は必須なので、1月からの施工では自分の知識もしっかり増やしていこうと思います。

今回行ったデザインクラスの概要(DesignBuildBLUFF Syllabus 2011 by Atsushi & Hiroko)

1 Lecture Session

DesignBuildBLUFFとはこれまでどんなものを作ってきたかについて主に写真のスライドを使って授業形式で行いました。 (規模、コスト、構造、ディティール、サステイナブルなどについて)、セッションの最後には現地調査とクライアントインタビューを行いました。

2 SD(Schematic Design)/DD(Design Development) Session

学生に自分のやりたい事に優先順位をつけてもらい、各生徒が自分のデザインを堀り下げていきました。インディアン居留地を見学したためか、彼らの文化に起因するデザインを行う生徒が目立ちました。また彼らのデザインはどうしても広く、広く、設計されがちで小さくコンパクトにまとめるという作業が苦手の様に感じました。スタッフにて3つの主なデザインを抽出し、学生同士の話し合いで案を一つにまとめ、クライアントにプレゼンテーションを行いました。

3 CD(Construction Document) Session

Sustainable Design専門の教授、企業の方にレクチャーをしてもらい、専門的な指摘をもらったり、過去の資料をもとに施工図面の作成に取り組んでもらいました。学生は屋根のチーム、ランドスケープのチーム、雨水利用のチーム、内装の仕上げチーム、等、合計20個程のテーマから3つを選んでもらい、各チームのデザインの掘り下げは4人程の生徒で  行ってもらいました。(年末までにスタッフによって最低限の構造材の発注を行う予定です。)

 

 

 

 

US postal system

アメリカ国内でどれだけ一般的かは分かりませんが、私たちの住むユタでは、多くの場合郵便物は家まで届きません。各自近所の郵便局内に小さな郵便受けを保有して、郵便物はその中に投函されて終了です。結果、定期的に郵便局へ通って中身を確認する必要があります。この時期は年末のグリーティングカードや、プレゼントを郵送するのか、郵便局も賑わっています。今ではすっかりこのシステムになれて、違和感を感じませんが、こちらに来た当初、まず最初に驚いた事が「郵便物が家までとどかないの!?」ということであった事を思い出しました。日本の郵便は家までもって来てくれるだけでなく、不在届けや、届け時間の設定、などなど、なんて手厚いサービスなんだろうと再認識しています。

inside of Post Office

P.O.Boxes

frozen river and drainage

この週末から寒さが本格的になってきました。マイナス15度とかなんとか。。。雪化粧された美しい景色は嬉しいのですが、家のお風呂の配管までもが凍ってしまいました。この寒さで夜お風呂に入れないのはつらいく、修理を心待ちにしながら、(古い家なのでしょうがないけど設計ミスかな)と思ってしまいました。

日本の生活ではほぼ雪と無縁に育ってきましたが、よく考えれば日本も国土の相当量が雪国です。東京では少し雪が降るだけでも交通網が麻痺してしまいますが、雪国ではそんな事は言ってられません。屋根の傾斜や、断熱設計、配管設計はもちろん、その他にも、少しの傾斜でもそれが凍って滑って転んでしまったり、玄関先が絨毯敷きになっていると雪で汚れたブーツの汚れをオフィスにひぱってこないな、など。よくよく身にしみながら、今は雪国の空間を勉強中です。

 

a river in neighbor park

beautiful white river