ワークショップの後で。
ワークショップで途中まで仕上げたEARTH OVENを仕上げることにしました。左官作業は夢中になりやすい様で、率先してスタッフの一人であるCINDYがやると言ってくれました。
自分を含め、私たちの作業は決してプロフェッショナルな仕事とはいえませんが、こうして色々試しながらみんなが学んでいける場という点では、最高の場所だと感じています。
ワークショップで途中まで仕上げたEARTH OVENを仕上げることにしました。左官作業は夢中になりやすい様で、率先してスタッフの一人であるCINDYがやると言ってくれました。
自分を含め、私たちの作業は決してプロフェッショナルな仕事とはいえませんが、こうして色々試しながらみんなが学んでいける場という点では、最高の場所だと感じています。
DesignbuildBLUFFでは、学生たちの学期末である5月を終えるとしばらくBLUFFでの建設作業が無くなるので、人の出入りがなくなります。ただ、何もしないのはつまらないので、この夏から外貨稼ぎということでdesign workshopを行うことにしました。
夏に外部の方を呼んで本格的なworkshopが行えるように、この週末はスタッフ数人でpre-workshopを行いました。作るのはearth-oven。BBQの機会が多いBLUFFでの活躍を見越して、簡単に、タダで、そして安全なearth-ovenを制作することにしました。普段は現場でなくオフィスで働くスタッフも参加してまずは私たちが身をもって、何を学ぶことができるか、何を教えることができるのかを確認してみます。
今回話しを持ちかけてくれたDaniel君はまだ若干25歳。友人と組んで2人で今回の家具ビジネスを開始したのですが、 最初のお店としては私達の予想を大きく上回る店構えでした。Denverの中でもこの立地は高級ショッピング街という位置づけで、歩いて散策するのに楽しい町並みの中にこのお店は位置します。中に置いてある作品も彼らが全米中に声をかけた35人程のデザイナーの作品でおしゃれに飾られていました。古い車や自転車から出来た家具、食器で出来た小物、とても楽しいお店です。
私達の作品はちょっと異色を放っていましたが、お店のバリエーションを広げたという意味で役に立ってくれればと思っています。そして出来ればいい人に購入してもらいたいと願っています。
日本では若者が大学を卒業してすぐに友人と事業を興す、ましてや芸術に近い分野の事業を始める、というのはまだまだ一般的ではないと思います。この違いはアメリカの日本の教育の違いなのか、価値観の違いなのか、資産の違いなのか、何か違うのか考えさせられる旅行になりました。
以前にDesignbuildBLUFFに参加した学生が、この3月にコロラド州のDenverで家具屋を始めることになりました。店の主流品はre-make furnitureです。昨年末に私達が建設破材を使って作ったスキーリフトをre-makeしたことを知って「何かfankyな椅子を作ってくれ」との注文が入りました。
暫く構想を練っていましたが、ユタ大学構内のリサイクルショップで古くなったテニスネットが格安で売られているのを発見し、今回の椅子はテニスネットと古着を使って製作することになりました。名付けて「roll-roll chair」です。
BLUFFの作業場で仕事が終わった夜にこそっと椅子の製作を繰り返していましたが、ついに完成へ向けての組み立ての夜となりました。
果たして納品先のお店の求めたものに合致するのか心配ですが、明日が納品です。
bath house も内装作業に入りました。BLUFFはすでに春が訪れたため配管凍結の心配もなくなり、屋外のこの施設が活躍する時期を迎えました。一刻も早く配管を終わらせ、部分的に使用スタートしなければいけません。
幸いなことにBLUFFの私達の敷地内には過去数年にわたって蓄積された様々なガラクタが散在しているので、敷地内を一回りすると、「工夫すれば何か出来そうだ」というものが見つかります。今回もそういった素材を使ってsinkを作ってみました。
またシャワールームにおいては、こちらは下足文化なのでそのままではすぐに排水管が砂で埋まる可能性があります。これを少しでも防ぐため靴を脱がせる雰囲気を作ることにしました。今回は段差と仕上げを変えることで対応してみました。効果があるのか暫く様子を見てみます。
学生のプロジェクトは一箱目のプレハブについては内装に差し掛かり始めました。作業場ではインテリアの意匠に向けて様々な素材でサンプルが作られていました。
今回はプレハブということもあり、箱の構造は工夫が足りないので、どれだけ面白いアイディアが内装で使われるか、または完成度が勝負のポイントになると思います。さて、どうなるのでしょうか。