bath house
bath houseの仕上げを進めています。壁面の仕上げを終了した後にインテリア作業に入るつもりですが、何とも使いにくい空間がだだっぴろく残っています。さて、どうしようか悩みます・・・。
bath houseの仕上げを進めています。壁面の仕上げを終了した後にインテリア作業に入るつもりですが、何とも使いにくい空間がだだっぴろく残っています。さて、どうしようか悩みます・・・。
最高気温が0度を上回りません・・・。あまりの寒さに作業場に即席ストーブを作りました。周りに転がっていたもので急遽作りましたが、なかなかシンプルに格好良く仕上がりました。寒さはまだまだ続きそうですが、これで頑張ることができそうです。
夜には歴史の授業があり、学生と一緒にナバホについて学びました。本日のお題は「開発とは?」。白人や私達の考え方では車・上下水・ガスなどのインフラ在りきで住宅を建てますが、ナバホの考え方は違います。彼らにとっては、「まずは何よりも住まいを置く」、その後何か必要になれば周りにばらばらと・・・。
両者共存の社会のルール作成、街づくりは困難な様子です。今後お互いどこまで歩み寄れるのでしょうか。
アメリカに帰ってすぐに、再びBluffに戻りました。ちょうど初めてこのdesignbuild BLUFFに参加したのは1年前の今頃です。砂漠地帯ですが朝夕の冷え込みはやっぱりここも厳しいです。
今回のBluffでの私のmissionは、学生と共に作業をするのではなく、数年間、未完状態のbath house の完成を担当することになりました。早速、昨年からの続きの左官作業から手をつけ始めようと思いますが、だれも完成状態を把握していない questionable house となったこのbath houseの完成・・・なかなか手強い。
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1か月ぶりにアメリカに戻りました。Park Cityは変わらず雪に覆われていましたが、町はsundance film festivalで大変盛りあがっていました。例年この時期には雪山リゾート旅行客以外にも、全米から多くの人々がこの小さな町に集まってきます。街の映画館だけでなく、図書館、教会までもこの時期には映画会場となり世界中の映画が上映されています。今年は日本の作品もありました。
帰ってきたのが会期中最後の週末ということもあり、街中でpartyが行われていました。
「松ぼっくりchair」として納品したcharity chairのオークション当日を迎えました。これまで2週間程美術館に並べられていたcharity chair達も会場となる立派なホテルのホールへと移され、今晩はオークションpartyです。
オークションは今晩が初体験。私達も制作者の一人としてゲストに呼んでもらいました。会場に到着すると、予想を遥かに上回る賑わいで300人以上の方がパーティー券を購入してこの参加しており、みんなアルコールと料理を手に、40作品程のcharity chair達を眺め歩いていました。
「誰も札を上げなかったら、自分達で購入しよう!」と思い臨んだオークションでしたが、結果は大金星!40万という高額で落札されました。トップクラスの入札価格に驚きと嬉しさでいっぱいです。
初めてのオークションで何が分かったわけでもありませんが、こういったpartyがここまで盛り上がるのはアメリカの国民性なのでしょうか。芸術への関心の高さ、垣根の低さを色んな所で見せつけられます。お酒の力を借りつつも芸術で熱狂するアメリカ人の姿に圧倒された夜になりました。
建設作業から少しはなれてBluffのlandscaoeを楽しみに行きました。丘の上から望む私達の住むBluffの町はとても小さく、一目で町の端から端まで見渡せました。自然の壮大さと、自分のちっぽけさが身に染みるいい眺めでした。