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Chair Lift がローカルテレビに一瞬登場

先日、ユタの建築デザイン会社、ギガプレックスのために製作した、Chair Lift がNBC系列のソルトレイクローカルテレビKSLで一瞬、放送されました。

下の映像の、1分40秒ぐらいに、登場します。

Video Courtesy of KSL.com

完成を祝って、ロマンティック・パイン・チェアと命名。たくさんある作品のなかから、僕たちの作品が、一瞬ですが、テレビに映って、ちょっと、満足。

この作品は、ebayでオークションにだされるのですが、その25%が、デザインビルドブラフに、寄付される事になっています。

ナバホ流、竣工式。

竣工式の日になりました。

まずはナバホ式の竣工式が執り行われました。正午を過ぎると太陽の性格が悪くなるようで、式は午前中に行われます。まずは暖炉に初めての火入れが行われ、その炭をもとに儀式がスタートしました。ナバホの人々にとっては日の出の方角である東は特別な意味を持ちます。そこで玄関も必ず東向きに取り付けられるのですが、その外側で祈りの言葉がささげられ、火と煙に続いて、東の玄関からみんなで家の中に入りました。

火は全ての始まりとのことで、その煙で家の様々な所と、住人達を清めます。儀式には「杉の葉」「生きた鷲からとった羽(オスのものとメスのもの両方)」「竹笛」「トウモロコシの粉」が使われました。ナバホ語を始め、すべての儀式の様が初体験で、とても神妙な気持ちになりました。

儀式が執り行われ、家に魂が宿りました。

さて、昼からは今までの苦労を労ってpartyです。

まずは太陽の方角である東側でナバホ語による儀式が始りました。

火を焚き、煙で家の各方角を清めます。墨の上に杉の葉をふりかけ、イーグルの羽で煙をふりまきます。

この家の主となるMaxim達にも煙を分けていきます。手、肩、頭を清めていきます。

最後はみんなが一列になって、トウモロコシの粉で手・肩・頭を清めてもらいました。

今回のプロジェクトに関わった総勢。完成おめでとう!

完成前日?

DenverからBluffに移動し、完成目前となった今回のプロジェクトの応援に駆けつけました。明日が完成partyのため、現場ではすべての学生が急がしそうに作業を続けています。ただ、前日としてはちょっと不安な完成度です・・・。

完成party前日のハズですが・・・こんな状態で大丈夫でしょうか?

完成を記念して暖炉周りにみんなの手形を残します。まずはこの家のオーナーとなるMaximから。

みんなが次々とセメントに手を埋めこみます。

明日はどんな状態で完成partyを迎えるのでしょうか?でも美しい夕日です。

Denverの良く出来た町づくり

Denverでの仕事は美術館側の都合で17時には撤収です。おかげで仕事後に街を探索することができました。

Denverの町づくりは中々よくできており、downtownのメインストリートはfree-busを除いて車通行禁止で常に歩行者天国となっています。車社会のアメリカでは珍しく歩行者のスケール町を楽しむことができ、疲れたら自由にバスに乗車すればいい。明解な仕組みです。

あちらこちらに広場もあり、至る所にアートが飾られていました。特に面白かったのは古くなったピアノがデコレーションされて、道の所どころに置かれていたことです。誰でも弾くことができ、所どころでプチコンサートが開かれていました。とても心地良く町を楽しむことができました。

屋外には自由に弾けるピアノが点在。あちらこちらでプチコンサートです。

市議会のイルミネーション。確かにX’masですが・・・すごい配色です。

Denver art museum にて再会

以前、ストローベールハウスを建設した際にお世話になったアリゾナの左官屋さんBill一家とDenverで再会し、仕事を手伝ってきました。建築的にも有名なDenver art museumにて「壁を塗る仕事を手伝いにくるか?」というお誘いにのったのです。

アメリカでの左官屋さんの本格的な作業を勉強するのは初めての体験です。どんな所で材料を揃え、どんな道具と手順なのか、日本のものと比べながら勉強になった3日間でした。

万国共通、ものづくりを楽しむ人達には魅力的な人が多いです。こういった縁も大事にしていきたいものです。

Denver art museum 旧館。開口部分が各所特徴的です。

Denver art museum 新館。斬新過ぎる建物。車も「尖り」をくぐる様にして走っています。

旧館の一部で展示用の土壁を作りました。Bill一家と3日間作業を共にしました。

Membership Drive with Santa

11月後半からdesign build BLUFFの建設費の寄付を募るため、「membership drive」と名付けられたこのイベントを行っています。このイベントではボスであるHankさんの所有者の一台を宝くじ景品にして一口$30からお金を集めます。この週末はサンタさんにも手伝ってもらってイベントを盛り上げることにしました。私達もトナカイとなって手伝います。

結果は予想以上。日本人には「寄付」という文化があまり一般的ではありませんが、アメリカ人には寄付をするのもこういったチャリティーを企画するのも得意の様です。

win①:$30でこんなにcuteな車が手に入るかもしれない。

win②:X’masムードのこの時期にサンタと一緒に写真が撮れる。サンタさんとの写真はgreeting cardにも出来てしまうかも。

win③:design build BLUFF の知名度が上がる。建設費も集まる。

上手く出来た仕組みでとっても勉強になりました。

目玉景品となっている「Cherry Red '54 Chevy truck」 愛らしい曲線です。

サンタも登場して盛り上げます。欧米人がサンタになると何ともしっくりきます。