低気圧到来
せっかくの日曜ですが大型の低気圧が接近しているようであいにくの天気です。
本来であれば作業は有りませんが、まだ屋根のかかっていないストローベールの養生を確認するため、現場に行くことになりました。来週も寒い作業が続きそうです。
せっかくの日曜ですが大型の低気圧が接近しているようであいにくの天気です。
本来であれば作業は有りませんが、まだ屋根のかかっていないストローベールの養生を確認するため、現場に行くことになりました。来週も寒い作業が続きそうです。
スタジオ部分の工事が進みます。ストローベール部分には頭を押さえるトッププレートの制作が行われました。トッププレート部分の空間にも断熱が必要だろうということから学生のアイデアで中に余った藁を詰めることになりました。
2×4に打ちつけるのは合板ですが合板には一枚ずつハンコが押されており、表面の粗い面を間違えずに内側に設置できるように印がされていました。
ちなみにこの現場には私たちに加えていつも多くの動物がまわりを走りまわっています。今日は特にお客さんも来たので、その動物たちの一部を紹介します。お客さんと来て来た馬は近くのナバホ族の家族で買われる馬できれいな天然パーマの馬でした。「犬の様な大切なペットだから、夜は一緒に家の中だよ。」と言っていましたが本当かどうかは分かりません。
アメリカの壁は2×4を多様してバンバン建てられていくとは知っていましたが、本当にそのスピードはすごいものでした。その速さはまったく現場経験のない学生でも一日で壁の骨格がほとんど完成してしまうほどです。
コンクリートスラブを打設しているときに短い鉄筋を差して行きましたが、私はてっきり壁の設置時に溶接などが行われるのかと思っていましたが、足元はボルトで固定されるだけなのですね。鉄筋の位置を図って壁パネルの足元にドリルで穴をあけるだけなので、壁が立つものとても早いです。
ちなみに壁の両端をL字にして少ない材料で強度を上げる収まりのことを「California corner」と呼ぶらしく、今日は一日中「California corner」とうい単語ばかりが耳に入ってきました。
ボルトで締めて壁設置完了です。
ストロベール部分も壁の進捗に合わせてベール部分と2×4の固定が行われました。力任せにベールにどんどんネジをさして行きますが・・・なかなかまっすぐにささらず悪戦苦闘。次回チャンスがあればもっとスマートな方法を考えなければと反省しました。
作業終了時になりました。どんどん家らしくなっていく現場で記念撮影を行いました。夜の霜に備えてストローベールも養生されます。基礎工事のころに配管位置など示すのに使ったフラッグを使ってかわいらしく養生されました。
天気に恵まれた日は作業も捗ります。今日はスラブ打設の完了に加えて、ストローベールも設置完了しました。目に見える成果がたくさんあった日だけあってみんなの気分も盛り上がります。
ストローベールの組み立てでは、半端なサイズとして調整が必要になるベール縛り直しが重要になってきます。ここでは普段から馬を飼育したり、狩猟をするというジェフが大活躍。狩猟で使うという縄の縛り方を教わりました。
ストローベールとともにみんなの気分も上がっています。
そしていよいよ本日の作業も完成が見えてきました。
朝の冷え込みはまだ氷点下です。今朝も朝からコンクリート打設を開始しようと準備をしていたら、肝心の水が出てきません・・・。ホースの中に残った水がすべて凍ってしまっていたのでした。日中の日差しの強さに騙され、ついうっかりしていました。凍った氷を砕くため約10Mほどあるホースにみんなが集まってハンマーでホースを叩く姿はなかなか面白かったです。ただ結局上手くはいかずに、10Mのホースはどんどん切られて、0.5Mほどになったところでようやく水が出てきました。明日からは気をつけます。
水も出る様になったところで、スラブ打ちも順調に開始されました。
そして、ストローベール作業も順調に進みます。まずは基礎固めから。余っていた資材の軽量コンクリートと防水シートで基壇を作ります。
まずは以前までの作業で完成させておいた土台を完成させます。凍結防止のスタイロを保護するためにそのうえから板金を張っていきます。
この板金は企業からの寄付の一つで、スクラップになるものを譲り受け、それらを加工して組み立てました。
その横では、引き続きスラブの残りの打設が始まりました。ひたすらスコップで材料をミキサーに入れて一輪車で運び続けます。かなりの重労働ですがコンクリ打設なので途中で止まることもなくみんな頑張りました。今日は200ft2が目標です。