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We got the Sips panels !

今回の主構造となる”SIPs Panel (Structual insulated panel)”が現場に到着しました。SIPsとは固い断熱材が壁材にサンドイッチされた状態にされた加工品の壁で断熱性能の良さ、施工のしやすさがウリになっている建築資材です。日本にもある様ですが、アメリカの方がずっと市民権を得ている建築資材でもあります。

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約80平米の住宅の外壁、屋根のためのパネルでおよそ80万円、運送費を含むと90万円ほどの価格。

一般的な感覚ではとてもお値打ちなのですが、私たちの予算ではこのパネルだけで1/3以上もの支払いになります。値段に見合う分、断熱性能と、施工スピードを求めていきたいところです。

Make the floor beautiful in a sunny day.

お天気に恵まれた今日は床の仕上げ作業を一気に行いました。14人もいるとどんどん進みます。高圧洗浄機が使えれば簡単に洗い出すことができるのですが、完全にインフラから隔離されたこのエリア(off-grid area)では、水圧のあるホースが使えないので高圧洗浄機が使えないのです。

wash the grinded floor.

wash the ground floor.

control joint

control joint

finished the floor. We'll seal it in later.

finished the floor. We’ll seal it in later.

 

 

Pouring the concrete to shower booth

水勾配が急なシャワーブースは型枠で仕切って後から別途コンクリート打設する様にしています。今日はその作業を中心に型枠を取り外し水切りを取り付ける作業を行いました。

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The second session started!

秋セミスターの第2期が始まりました。まずは前回までに終えた床の仕上げです。これまでも何度かこのような仕上げを行ってきましたが、いつもは乾いた状態でグラインダーを掛けていたのを、今回は床を濡らしてグラインダーを掛けてみました。結果、数倍の早さで仕上がりました!もっと早く気づけば良かった。

floor grinding

floor grinding

ただ、通常の現場であればこの汚れを高水圧の水で荒い流せば終わりなのですが、ここは水道の通っていない荒野、高水圧ではなくやはりここでも人力で勝負です。

Clean up the floor by man power, instead power washer.

Clean up the floor by man power, instead power washer.

The surface of the floor

The surface of the floor

そして一方では打設の際に少し歪んで設置されてしまったアンカーボルトをハンマーでできるだけ垂直に直していきます。ここで注意すべきはネジ山がつぶれない様にナットをつけてその部分をハンマーでたたく様にすることです。

And fixing the bended anchor volts.

And fixing the bended anchor volts.

 

 

 

 

Thank you the donation from Big-D.

Salt lake Cityのゼネコンから寄付素材がとどきました。毎回こちらからは大量の木材を寄付して頂きます。今回の材料は締めて110万円分!本当にありがとうございます。材料が揃ったいま、あとは手を動かすのみです!

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そして久々に私も手を動かして現場に参加。見ているだけでも暑いですが、何かに集中していると暑さも忘れます。

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Floor concrete

トレンチのコンクリ打設に続いて、床打設の初日。今回は長辺方向にジョイントを設け一本の2×4材でコンクリをならしやすく工夫してみました。

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Setting re-bars with our clients

配筋作業に入りました。今回のクライアントは毎日の様に現場にきて私たちの作業を見守ってくれています。そこで、今日は簡単な鉄筋切断の仕事を手伝ってもらう事にしました。安全面の事を考えると何でも手伝って頂く訳には行きませんが、やっぱり住む人が参加できる家づくりっていいと思います。

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The best trench !

第2週、雨の朝からスタートです。でも、おかげで朝はばっちりと予算会議、みんなは午後から現場へ向かいました。最初から様々なルールを明解にしていた成果があったのか、今回の学生は人数は多いものの比較的まとまっていて、現状では上手くいっています。現場においてもそのようで、今回はこれまでにみたことも無い様なきれいなトレンチが出来ました。ピン角です。

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Form work:L-shape inslation

型枠作りが始まりました。今回はいままでの基礎外断熱とは異なり、(今までは2’の断熱材を垂直に使用)1’ずつのL型外断熱にして配置予定です。砂漠の強い風の環境下では簡単に地形が変ってしまうので、果たして平面に配置する断熱材が上手く機能するか分かりませんがやってみることにしました。

L-shape inslation

L-shape inslation

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Opening of the 2013 UCD project

ここ一週間ほどはバタバタと新学期の準備に追われていました。4回目の学期となるのでだいぶ勝手が分かってきましたがこのお腹と暑さでなかなかテキパキとは進みません。

Before the beginning

:check the property condition (so many weed and spider!)
:update all documents (handbooks etc)

:room layout & welcome board

1st day

8:00~10:00 Student Handbook

10:00~11:00 Property Tour (What we expect for all chores. How to use HVAC items.)

11:00~11:30 Decide the chore leaders & make sure the project team leaders

12:30~15:00 Drive to Blanding (visit Local vendors, hospital and food run)

15:00~17:00 Organize the material sheds (cook dinner)

19:00~ dinner

20:00~ meeting

2nd day

8:00~9:30 Safety Handbook, Blog, Teamgantt

10:00~12:00 Tool Lecture 1 at shop

13:00~15:00 Tool Lecture 2 at shop

15:00~17:00 Prepare the horse trailer for site, make sticks

19:00~ dinner

20:00~ meeting

今回は全員の学生に道具を使わせること、テストをすることを辞めて、代わりに今後、建設作業が始まってから随時現場で道具の使い方を確認する、という方法にしました。そのため説明の時間が長くなったものの、これまでは説明できなかった出番の少ない道具の存在、使い方を話すことが出来ました。全ての学生に何かしらの道具管理担当を設けたのも新たな試みなので今後これが機能するのかしっかり見ていきたいです。

 

 

Russian stove ·_· Desert

今回のブログのテーマは、「ロシアンストーブ ·_· 砂漠」

ロシアンストーブと砂漠を繋ぐデザインです。

ロシア出身の学生が、今回の住宅の暖房設備に、熱効率のいいロシアンストーブを提案していました。僕は、ロシアンストーブの存在をこれまで知らなかったので、こんなストーブがあるのかと驚きました。今回のこのサイズは、ロシアでは小さいほう。大きい物になると家ぐらいの大きさのストーブもあるとか。。。

Natural plaster finish

Natural plaster finish

 

これまでのDesignBuildBLUFFでは、ロケットストーブと呼ばれる熱効率のいいストーブが、よく施工されていましたが、スラブの上に直接設置するため、そして、横に長いため、熱が床に逃げてしまい、部屋があまり暖かくならないといった苦情を頂いた事があります。床上げした住宅に設置したプロジェクトのクライアントには大変喜んで頂いたこともあるのですが。サイズの面から話をすると、ロケットストーブは横に長いため、ベンチとして使用する事になると思うのですが、小さい家には向いていないでしょう。

このロシアンストーブはすべて耐火煉瓦で作られています。変わった所は、排気システムです。一番大きな中央ドアを開けて牧をたくさん並べて点火します。一度点火すると、その牧が燃え終わるまでこのドアは開けません。一度の点火で6時間ぐらいは暖房効果があると言われています。排気管は一度床まで落ちて、そこからストーブ中央まで上がり、このストーブの上部内を1周、螺旋して、上部のダクトから排気されます。

実際のロシアンストーブは、装飾されている場合が多いのですが、ローカルなマテリアルを使うという事で、地元の土を使った仕上げにしました。

このストーブは、近くのロシアンストーブ専門施工会社に来て頂いて、施工したのですが、いつくかの問題点が浮かび上がりました。

 

1。デザインビルドのよさ

職人が5日間しか滞在できず、学生に手伝わせるよりも、職人のみで作業しないと、完成できないという懸念から、学生が施工に参加できませんでした。デザインビルドにより、実際に作業すると、準備、施工方法はもちろん、素材についてもより深く学ぶ事ができるのですが、今回は、どの学生もこのストーブについて、深く学ぶ事ができなかったと思います。

2。熱効率

ストーブがどれほど効果があるのかがわからないこと。これまでに施工したストーブも含めて、数値での証明が必要になると思います。温度センサーを使ったモニタリングシステムの導入を考えています。

3。文化

今回のデザインは、ロシアンストーブのデザインをそのまま、ネイティブアメリカンのために施工しました。仕上げは、ローカルな素材を使いましたが、ロシア人がデザインした物が、ネイティブアメリカンに合うのかどうか、もう少し、学生に考えさせてもよかったと思います。

4。職人の質

日本で多くのワークショップに参加したことがあるのですが、日本のどの職人も、道具の手入れをしっかりしています。アメリカの職人はそうではありません。今回、特に気になったのですが、道具があまり手入れされていませんでした。すばらしい建築を作る職人がなにを考えているのか、すばらしい道具からすばらしい建築が生まれるという事を学生に学んでほしかったです。

Mixing hemp fiber into natural plaster

Mixing hemp fiber into natural plaster

インターネットで購入した麻は固まりになっていたので、はさみで切って、捌く作業。このストーブを仕上げるだけの麻を捌くのに5時間以上掛かりました。

 

 

Interior finish work

仕上げまであと数日、キッチンキャビネットも運び込まれていよいよ室内の仕上げが本格的に開始されました。

Kitchen Cabinets

Kitchen Cabinets

今年のキッチンキャビネットは家具作りの経験のある学生によるものです。角も綺麗に面が取られ、売り物の様な出来にみんなが賞賛です。

Cooling Duct

Cooling Duct

Setting Facia

Setting Facia

Tile work for bathroom

Tile work for bathroom

数日間の砂嵐などの天候にも押され、ここに来てようやくどの作業も本腰を入れて作業することが出来る様になりました。一応の作業日数は残り3日、その後は様々な雑処理に4日、そして清掃作業、道具メンテナンス等に数日当てて、写真撮影、竣工を迎える予定です。どんどん無くなっていく時間に追われながらの作業に、何人かの学生はプレッシャーを感じている様ですが、まずは安全第一。これは口を酸っぱくして言わなければなりません。

 

 

 

Sidind & Drywall

ここ一週間ほどは、外壁の軒裏作業、室内の石膏ボード仕上げの作業がずっと並行して行われています。なかなか天気が優れず、外は砂荒らし、中はサンド作業によるホコリまみれで、現場の中に快適な場所がありません。。

 

Soffit Team

Soffit Team

Before the paint, it needs clean up with sponge.

Before the paint, it needs clean up the dust with sponge.

Making the texture ceiling.

Making the texture ceiling.

 

 

Spring of Bluff

何だか肌寒い日が多いけど、ブラフにも新緑の時期がやってきました。あっという間に灼熱の夏になるはずだけど、梨やリンゴの木の花を楽しんで小さくお花見しています。

The blossom of pear

The blossom of apple

The blossom of pear

The blossom of pear

 

The Dirt is honor of hard worker?

季節が逆戻りして冬になってしまったかの様な、みぞれまじりの空です。

でもそんな悪天候にも負けず、真っ黒なススにも負けず、学生達はサンド掛けの作業に没頭していました。洋服も顔もススで真っ黒、めちゃくちゃ汚くなって作業していましたが、どうやらそれが頑張った勲章に思える様で、夕飯になっても顔は黒いままにして今日の作業を讃え合っていました。若いな。

sanding in black smoke

sanding in black smoke

一方こちらはシャワーブース。防水仕様のパテ塗りを行っています。こちらはこちらで、手先、洋服をピンク色に染めながら作業をしていました。

Pink-Dot bathroom

Pink-Dot bathroom

私が作業する場合には、如何に汚さずに作業をするか、が一つの大きな作業指針なのですが、学生達はむしろ逆です。喜んで汚している様に見えます。これは若さなのか、国民性なのか。

 

Thank you for helping us !

この週末はRotary Clubからたくさんのボランティアが来てくれました。ちょうど作業のオフ期間なのでこの間に外構工事を進めてもらいました。

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彼らは昨年もこの時期にボランティアに来てくれました。総勢で17名ほどの大所帯なのでみんな立派なキャンピングカーで来てくれています。水と電気のお世話だけでこんなに手伝ってくれるなんて、本当にありがたいです。10代の子が多いので、電動工具を使う様な危険な作業ではなく、体力勝負の作業を主にやってもらいました。ちょっと、お願いしすぎたかな?

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集合写真、けれど、みんなぐったりの様子です。。。よく働いてくれてありがとう。

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Finish of the masonry heating

煉瓦ストーブが仕上げの左官を残して全て完了しました。この4日間、楽しく煉瓦工の皆さんから学ぶことができました。今日は最後の煙突設置と、煉瓦周りのモルタル作業、そして試験作動まで行いました。

Setting a chimny

The gap between chimney and ceiling is 2″.

:後施工の煙突設置

こちらでは煙突、通気、換気口は後施工が普通です。何だかせっかく仕上げたものに後で穴を明けるのは、気が引けます。ただ、その方が効率的というから仕方ありません。屋根と煙突との隙間は2”が基本。

 1st: make a hole

1st: make a hole

The top of masonry heating

The top of masonry heating

The work on the roof

The work on the roof

:下から上へ塗り上げられる左官

全ての煉瓦作業が終わったところで、モルタルでの仕上げに入りました。粘着性の強い”thin set”と呼ばれるモルタルを第一層にメッシュと塗っていきます。そして、2層目に通常のモルタルを塗っていました。力の限り鏝をしごいて薄く塗るからなのか、左官作業は下から上へと塗り進められていきました。日本の上から下への鏝さばきと比べると、不思議な感覚です。

2nd mortal layer. It's interested for me, they plaster from bottom!

2nd mortal layer. It’s interested for me, they plaster from bottom!

:そして試験点火!

わずかな木材で部屋を暖めることが出来るこの暖房、試験時にも少しだけの木をもやし、熱がどのように移動するのか、何処がどのくらい暖かくあるのか、教えてもらいながらみんなで完成をお祝いしました。

First ignition!

First ignition!

All of us were checking the temperature for each parts.

All of us were checking the temperature for each parts.

 

 

 

 

 

 

Yakisugi (Yaki-Nara) Exterior Finish

煉瓦職人さん達が室内で作業している間に、学生は外壁工事を進めます。今回の仕上げ素材は日本の「焼杉」です。ただ、実際には杉ではなく、Red Oak(ナラ)を焼いていますが。。

exterior finish work

exterior finish work

 

Before we set the Yakisugi, we painted the strips

Before we set the Yakisugi, we painted the strips

The surface of  Yakisugi

The surface of Yakisugi. But it not Sugi( Japanese Cedar), it’s Red Oak.

She's burning the edge of Yakisugi.

She’s burning the edge of Yakisugi.

Setting Yakisugi

Setting Yakisugi

みんなが顔を黒くして作業しているのが、なんとも微笑ましいです。

Beautiful color contrast

Beautiful color contrast

現場の砂と、地元の土で仕上げた左官の窓枠との色の相性もばっちりです。綺麗な外壁になりそうです。

 

 

 

 

 

covered by cardboard !

煉瓦ストーブの作業が最終段階にさしかかりました。これまでの作業に加えて、なんと段ボールの層を挟んで、3重構造にする作業がはじまりました。

Masonry heater covered with cardboard

Masonry heater covered with cardboard

The outside layer of brick

The outside layer of brick

これまでの作業をまとめると、

高温の煙の通り道+それを囲む煉瓦(1層目)+断熱シート+それを囲む煉瓦(2層目)+段ボール+それを囲む煉瓦(3層目)

となります。

そして、どうやらこの2つの断熱層はヒーティングの法規で定められているらしいです。自分の無知に驚きながらも、色々と勉強になりました。プロの仕事からはいつも学びますが、今回も「専門知識」と「作業の段取り」を学んでいます。

Masonry heater, the interesting smoke passage

手際よく進む煉瓦工による作業。外から見るとシンプルな箱状ですが、実はその中身は複雑で、「煙が一旦あがってまた下がり、また上がったと思ったら、今度は暖炉の中を水平方向に一周してから煙突へむかう」となっていました。

front side

front side

左側の2段になっている部分の下で火を起こし、上部分ではパンを焼いたり、シチューを作ったりすることができます。上がっていく暖められた熱は、全体の左側の降りてきて、また上へ上がる様に細工されています。右に見えているのは、掃除口です。

the gap of insulation sheet

the gap of insulation sheet

一番外側の煉瓦と、煙の行き道を作る煉瓦のには、断熱材が薄く入れられており、熱が外へ逃げるのを防ぎます。

Before they cover the cavity, we checked how it goes.

Before they cover the cavity, we checked how it goes.

煙の道が細くなったり、曲げられたりする部分は必ず煉瓦の端を切って、煙がスムーズに流れるように工夫されていました。

Block worked done!

Masonry worked done!

上部に3つ見える穴の部分には、その部分で煙が水平方向に一周する様に工夫されています。そして、いよいよ、煙突へと向かいます。