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The needs for better understanding with client.

Interview to the next potential client.

一年後、来年の秋のプロジェクトの為のクライアント探しが始まりました。クライアントの決定方法については以前にもご紹介したので、今日はクライアントに最初にお願いしなければいけないこと、理解を求めたいことを書き留めておきたいと思います。

①コミュニケーション

これは住宅供給プロジェクトでもありますが、建築学生への教育プログラムです。ああなたの現場が教育の現場にもなります。白人学生の文化とナバホ族の文化に違いはあるかも知れませんが、学生とコミュニケーションをとってもらい、一緒に住宅を作り上げていく様な気持ちが必要となります。

②人目

学生のデザインしたものを建てるので、一般的な他のナバホの住宅より奇抜なものになる可能性があります。その分、好意でも、悪意でも、人目を惹くことも考えられます。また完成した後は、このプログラムの支援者への報告として、今後の学生たちへの参考として、あなたの住宅を見るために、年に数回人が訪れたり、写真をとることになると思います。

③修理

プロ集団で住宅を建設するわけではありません。ディティール等において満足のいくものでないかもしれませんが、機能する限りはその内容で了承していただくことになります。また無料で住宅をプレゼントしますが、完成後は基本的にアフターメンテナンスは行いません。引き渡し後のメンテナンス等は自己負担になりますが、ご了承ください。

これまでは、このような説明を事前に行わず、「住宅が無料で手に入る」と、いい部分ばかりをクライアントが考えていたので、 ①〜③の何かが欠けてしまい問題になったり、気持ちよい関係が崩れてしまうことがたびたびあったのです。物事を説明するときには、良い面だけではなく、悪い面も説明する必要があることを学びました。

 

 

 

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