今の自分について考えさせられます。
東日本大震災について。
アメリカでも本当に多くの方が心を痛めており、多くの方に日本人である私達に暖かい言葉をかけてもらっています。被災者の方々がつらい日々を送っている中、私は遠く離れた場所で普段の生活を送っています。そのことが幸せなんだと再認識する一方、何も出来ない自分たちの力不足を感じる日々です。
今直ぐ出来る支援は限られてしまいますが、デザインや建築を通して近い将来必ず役に立てるように、常に考えて生きていこうと思っています。頑張れ日本。
東日本大震災について。
アメリカでも本当に多くの方が心を痛めており、多くの方に日本人である私達に暖かい言葉をかけてもらっています。被災者の方々がつらい日々を送っている中、私は遠く離れた場所で普段の生活を送っています。そのことが幸せなんだと再認識する一方、何も出来ない自分たちの力不足を感じる日々です。
今直ぐ出来る支援は限られてしまいますが、デザインや建築を通して近い将来必ず役に立てるように、常に考えて生きていこうと思っています。頑張れ日本。
bathhouseのために毎日のようにコツコツ塗ってきた左官作業も今日でようやく区切りとなりそうです。素人ながらも毎日のように作業を行う中で少しずつ左官作業のコツがわかってきた手ごたえを感じました。
ペンキやパネルで仕上げるより数倍の手間を必要としましたが、その価値のある空間が出来たと思います。Bluffの砂漠の土色で空間が締まって見えます。
床作業が終了して次は壁となります。アメリカでは「2×4材」と「合板」を使って地面で壁を組み立てる→垂直に起こす→固定 といった流れなので次々と壁が立ちあがって行きます。毎度のことですがここのタイミングの建物の立ちあがりスピードには驚きます・・・。
僕たちが、デザインビルドブラフのためのBathhouseの施行作業をしている隣で、学生たちのプロジェクトもどんどん、完成してきています。
これが、学生たちの建物の底の施行方法です。とても楽しそうに、作業していました。
Bathhouseの作業中は、いつも、どんな空間になるのか、本当にいいデザインなのか、使うひとを幸せにするのか、よいインパクトがあるのか、もっといいデザインがあるんじゃないか、そもそも僕たちがやっている事は本当に必要なのか、などを考えてしまいます。
いいデザインを生み出すプロセスは、楽しめるものではないのかもしれませんが、一生懸命考えて、作業も楽しめる、そんな方法を試行錯誤しながらの毎日です。
つらい作業も楽しく。
床断熱処理のため、今日はしっかり圧縮された断熱材をかき出す作業から一日がスタートです。みんな一斉に作業を行ったので一体がほこり立っています。少しだけこの作業をするのなら楽しいのですが、一袋をかき出すだけでクタクタになるつらい作業でした。
Bluffにて、新たな構造週間がスタートしました。例年は現地施工なので、基礎コンクリート打ちをしてその上に順に構造を組み立てて行きますが、今年はプレハブに挑戦なので、宿泊施設内の空き地で構造作業を進めます。ユニット完成の後にはそのままトラックで現地に「家」を運ぶわけですが、実寸で改めてユニットを組み立ててみるとあまりの大きさに、どうやってこれが運ばれて行くのか・・・まさにアメリカスタイルです。